アル・ファルージャの学校
昨年11月、戦闘行為により学校施設はひどく破壊されましたが、学校関係者は子どもの通学の再開を決定しました。
アル・アンバール県政府はアル・ファルージャの60%の学校施設が損害を受けていると発表しました。建物が100%破損している学校もあり、学校ごとにその損害の程度は異なります。
また、ここ数年の生徒数の増大により、学校施設は増加する生徒数に対応できず、学生を午前と午後などのグループに分けてシフト登校を実施し、あるいは学庭を教室として使用せざるを得ない学校もあります。
ある学校では80人の生徒が、生徒数に見合わない狭い一つの教室で勉強しており、このような込み合った教室では、子どもがかかりやすい感染症が瞬く間に流行します。
アル・アンバール県教育局は教育省と他の政府機関に学校施設の修復と再建を依頼していますが、適切な対応がなされていません。例えば、 長期使用には耐えられない簡易工法の仮設教室用建材が送られてきただけのこともありました。
JENでは子どもたちが、安全に学校で勉強を続けられるように、このような状況へのサポートをぜひとも継続したいです。
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