8月初旬、イラク各地で市民によるデモがありました。
参加した市民の訴えは、地域の安全、電力、水などの公共インフラの整備、失業率の改善などの基本的な生活環境の改善です。
この訴えの背景には、こんな生活の状況があります。
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イラクの人びとは、毎日飲用水を購入する必要があること。
(毎日、20リットル容器を片手に、給水車に並びます)
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電気は、5時間毎に、1時間しか使えないこと。
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総合大学や単科大学を卒業した学生でも就職できず、
修学できなかった人はさらに就職が難しい状況であること。
(イラクにおける失業率は40%を超過しています。)
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今後も現地の様子をお伝えしていきます。