避難民の児童たち
ラマディ、ファルージャ、ハディサなどで生活する人たちのうち、経済力があって家を借りることができる人たちは、治安の不安があるため今住んでいる街を離れて別の街へ行き、子どもたちも別の街の学校に通っています。
一方で経済力がない多くの人たちは避難民のキャンプで暮らし、過酷な生活を送り、学校に通えない状態が続いています。また、もとの街にとどまっている子どもたちも、学校に通うことができていません。もとの街の学校は爆撃で破壊されたり、武装勢力が占拠していたりするからです。
ニナワ、アンバー、ディヤラなどの地域の少年少女たちは、自分たちの行政区域で戦闘が起こっているため、本当に過酷な生活を送っています。
JENは、他の行政区域からの子どもたちを受け入れている多くの学校を訪問しました。これらの学校では特に、トイレ、ドア、電気などの状態が悪く、修理が必要です。
そのため、JENは学校設備の修繕を行い、子どもたちが良い環境で学習できるように支援しています。
【JENでは、皆様からのご寄付を受け付けています。ご協力をよろしくお願いします。
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