生徒の保護者からも「大満足」の声をいただきました
今年の1月より始まったイラク東部・北部の10校の学校修復・衛生促進事業も、終盤に差し掛かっています。
JENは、最後の学校である女子中学校の学校設備修復をあと少しで完了できる見込みです。
それに伴い、つい先日、校長先生と修復内容についてのミーティングを開き、関心の高い保護者の方々にも参加していただきました。
【ミーティングに参加された保護者たち】
校長先生は修復のレベルに大変満足されていました。掃除担当者が「以前はトイレがとても汚かったが、修復によって設備の状態がとてもよくなり、景観もとても美しくなった」と言っているそうです。
さらに校長先生は、「JENの教育支援活動によって生徒たちの健康状態が改善し、その結果、学校の教育レベルも上がることになる」とおっしゃいました。わたしも、常々、健康は子どもたちが得る最も大切な財産で、かれらの成功への最初の一歩だと考えています。健康でいられることにより、生徒たちは勉強に集中できるのです。
今回のミーティングでは、多くの保護者から感謝の言葉をいただきました。ある保護者は、「以前はきれいな水が無くトイレも悲惨な状況だった。それが今では子どもが『家のトイレよりも学校のトイレの方が好き』というほどです」とおっしゃいました。
特に、衛生教育の一環として行われた掃除道具と衛生キットの配布を喜ぶ方が多く、「子どもたちが、学校だけでなく家庭でも清潔さを保つことの大切さを理解するのに大いに役に立つ」というコメントをいただきました。
学校で学んだことが家庭にも普及しているということを、わたしはとても嬉しく思います。
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