世界保健デーの式典に出席しました
2013年4月8日から11日にかけて、ナジャフ県で世界保健デーのイベントが開催されました。これにあわせて体育総局、環境教育総局及び学校保健総局による式典が行われ、JENは教育省からの招待を受けて式典に出席しました。
2013年の世界保健デーのテーマは高血圧。世界では成人の3人に1人が高血圧を発症していますが、イラクにおいても幅広い年齢層に蔓延しています。世界保健機関(WHO)の発表によると、イラクでは死因(死亡の理由)の50%が高血圧を理由としており、4百万人が発症しているとされています。このため、WHOは、イラクの人々に対し、予防に向けた食習慣の改善を呼びかけています。
【生徒作:食習慣の見直しを問いかける啓蒙ポスター】
式典では、教育総局の事業紹介とともに、生徒による保健・衛生及び環境保全をテーマとした絵画の展示や寸劇が行われました。
【生徒による寸劇「危険な友だち」(=塩度の高い食べ物)】
【生徒による寸劇:「高血圧の裁判」】
ファウズ・ラジャブ・タウフィーク博士による式典の開会スピーチでは、「児童の衛生意識の向上を促すJENの活動を高く評価する」とのコメントがありました。
【ディアラ及びキルクーク教育局の環境教育及び学校保健の担当者と、JEN職員3名】
バスィム・ユスィフ・ジャコブ
(プログラム・オフィサー)