2013年、あたらしい活動が始まりました!
2012年12月19日、支援者の皆様そして外務省の協力を得て新しい事業がスタートしました。
今回もイラク中部・北部の小中学校での教育環境の整備と衛生知識を促進する活動です。昨年同様に、バグダッド、アンバール県、バビル県、キルクーク県、ディヤラ県の5県が対象地域です。
対象になった10の学校は、いずれも戦争で崩壊してしまったり、老朽化しているにもかかわらず、国の予算不足で改修が遅れています。少しでも早く安心、安全な学習環境を整備するために、小中学校の水衛生施設や教室設備の修復工事と、教師や生徒への衛生促進活動を行う予定です。
この事業で、教育環境が良くなると想定している生徒の数は、全体で約4500名、教師の数は350名です。学校の環境が良くなり、校内でトイレに行けるようになったり、手を洗うことができるようになったり、壊れた窓ガラスや電気のスイッチでけがをすることがなくなることを目指して、今事業も全力で進めます。
今後もご支援をお願いいたします。
【事業開始前のA学校のトイレ】
【事業開始前のB学校のトイレ】
【事業開始前のC学校の壊れたガラス窓】
【事業開始前のD学校の壊れた洗面所】
【E学校の壊れた電気スイッチ】