東日本大震災のドキュメンタリー映画がヨルダンで上映されました!
8月29日、ヨルダン国アンマンのロイヤル・フィルムコミッションで、311の東日本大震災における津波の脅威の中での日本の名もなきヒーローたちの活躍を収めた『Pray for Japan』が、ヨルダン国女王リーム・アリと在ヨルダン日本大使館の後援で、中東で初めて上映されました。上映会には、監督のスチュウ・リービー氏もやってきてくれました。
【 監督とJENスタッフ】
上映会は、在ヨルダン日本大使による、2011年3月11日に日本で何が起こったかについてのスピーチから開幕しました。そして、日本人の団結を取り囲む形で国際社会がどのように協力したのかについても紹介されました。
続いて映画監督のスチュウ・リービー氏が、東京で大地震を体験した時のことや、津波が発生した後に宮城県の石巻市にボランティアに行った経験を話してくれました。
映画は、どれだけの被害がもたらされたかという現場の荒廃を映し出しており、直視するのさえ難しいものでした。筆者も物語の中で、少年が津波でお母さん、弟、そしておじいちゃんとおばあちゃんを亡くしてしまった場面で涙があふれてきました。
【映画のワンシーン】
上映会後の質疑応答で、上映会に来ていたほとんどの人が、被災地のあまりにもひどい被害の大きさを感じ、それに対して日本人の逆境に立ち向かう負けない精神を映し出した映画を称賛したことを分かち合って上映会は幕を閉じました。