トイレの建設でうまれた変化
「この修復がなされる前は、トイレの為に帰宅してしまう生徒が数多くいました。
使い物にならなかったんです。
今は立派なトイレだけでなく、ファンや電気も使えます。
お陰で生徒のやる気が湧いてきて、遅刻者が減りました。
また、トイレをこのままきれいに保とうとしてるのがよくわかります。」
これは支援者の皆様と外務省のご協力により修復した学校で、6年生に国語を教えているアブドゥ先生のコメントです。トイレに行く為に家へ帰ってしまうというのは、日本ではなかなか考えられないことかと思います。しかし、ここイラクでは、何も特別なことではないように見受けられます。さらに、学校と家が離れているため、一度帰宅したらその日は学校に戻ってこないようです。
この様な環境が少しでも早く改善されるよう、これからも活動を続けてまいります。