「世界手洗いの日」
10月15日は、国連が定めた「世界手洗いの日」(Global Handwashing Day)。感染症の予防として手洗いの大切さを学ぶ日で、世界各地で様々なイベントが行われました。
毎年、世界では150万人もの5歳以下の子どもたちが、下痢により命を落としています。そんな中、石鹸で手を洗うことにより、下痢発症率は40%低下させることができると言われています。(UNICEF,,2009)まさに、子どもたちの命を守るための、大切なイベントです。
先日修復の完了したバグダッド市内の小中学校17校全校において、「世界手洗いの日」を中心とした1週間にわたり、子どもたちに手洗いの重要さを知ってもらうイベントを開催しました。水道水も出るようになった新しい手洗い場での石鹸で手を洗うセレモニーや、衛生をテーマにした絵画コンクールを行いました。国連機関からは、全世界統一デザインのかわいらしいポスターやTシャツのプレゼントもありました。
イラクの子どもたちが手洗いを習慣として、コレラなどの感染症と無縁の生活を送ることができるよう、ジェンはこれからも衛生教育に力を入れていきます。