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2009年1月29日 (木)

18校の給水設備修復が完了

090129__low  1月22日、支援者の皆様、ジャパン・プラットフォームからのご支援による小中学校18校の給水設備修復事業が完了しました。昨年同様、夏季にイラク全土で蔓延したコレラなどの水を媒体とする病気を防ぐための、洗面所や手洗い場、給水タンクなど水回りの設備を中心にした修復です。

 昼食前に、生徒たちが完成した手洗い場へとわれ先に急ぎ、手を洗う様子は圧巻です。嬉しそうに手洗いをする子どもたちを見ていると、衛生教育を通した「使いたくなる設備」の大切さを身にしみて感じました。

 ジェンは、現在UN-HABITATの協力のもと、バグダッド市内の最貧困層居住地域、サドルシティーの小中学校10校を対象に修復を行っています。

 これからも引き続き、イラクで最も高いニーズの一つである、学校の給水設備修復を継続していきます。

1月 29, 2009 衛生教育 |

2009年1月15日 (木)

パレスチナの隣国、ヨルダンで感じること

 イスラエルによるガザへの空爆により、11月7日現在で683人のパレスチナ人が亡くなりました。そして、ハマスによるイスラエルへのミサイル攻撃によって、10人のイスラエル人が亡くなりました。

 ここヨルダンには、多くのパレスチナ難民が居住しています。そのためか、日本では見られないような、銃撃後の死体などを赤裸々に映す過激な報道もあります。

 この問題は、半世紀以上も続いています。報復の連鎖は、一般市民に深い悲しみを生んでしまいます。広く世界を見渡せば、異なる民族が共生している国が多く存在しています。

 地球上に住む人びとが求めているのは、’土地(PIECE of land)’ではなく、’平和(PEACE)’であると、願っています。

1月 15, 2009 政治、経済、治安 |