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2008年10月16日 (木)

幸せを運ぶアラブ菓子

081002_low  2回にわたってご紹介しましたラマダン月明けに、国内スタッフが甘そうな - ほんとうに、歯が浮きそうなほど甘かったのです - アラブ菓子(写真参照)を持って出勤してきました。

 これは、ヨルダンでは「マムール」、イラクでは「ケライチャ」といって、ラマダン後5日間にわたるお祭りであるイード中に、決まって食べるものなのだそうです。また、このお菓子が幸せを呼ぶためにはホームメイドでなくてはならないとのことで、現地スタッフはこのクッキーを奥さんに焼いてもらうために、家庭用オーブンまで購入したようです。

 イラクでは、500万人にのぼる人々が戦争の影響を受けて遠く故郷を離れています。多い人はもう6回も、このケライチャを避難先で焼き続けていることでしょう。おそらく毎年毎年、故郷の平和と安定、そして、できるだけ早い帰還を願っていらっしゃることでしょう。

 ジェンは、これからもイラクの教育環境改善を通じて、避難先から帰還する人々を受け入れる環境作りに貢献し続けていきます。

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      JENが確実にお届けします。

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10月 16, 2008 文化、生活、習慣 |