« 子どもの適応力 | トップページ | 子どもたちの愛する場所 »

2008年4月17日 (木)

王族の役わり

417  先日、外出先から事務所への帰路、現地スタッフが突然「ラニア王妃だ」と叫びました。横を通り過ぎた車にはヨルダン王妃のお姿が。警備の車輌が一緒ではありましたが、自らハンドルを握られていました。その現地スタッフは、信号まちをしていたところ隣に偶然故フセイン前国王の車が並び、信号が青に変わるまでお話をさせていただいた経験があるとのこと。

 ヨルダンの国王ご夫妻は、国民の生の声を聞くべく、繁華街や貧困地区にも足を運ばれます。繁華街の書店には、アブダッラー国王がしばしばご訪問されるようで、国王ご夫妻と名物店長が歓談されたときの写真が飾られています。また、国王は、時には変装してお出かけになり、国民生活上の問題を発見されると、翌日さっそく閣僚を集めて改善を命じるそうです。

 さて、ラニア王妃ですが、4人のお子さまをもつ働く女性として、教育問題の解決や女性の社会進出の促進に力を尽くされています。教育支援に携わる女性としては、王妃の国内のみならず国際的な大舞台での活躍ぶりを尊敬の眼差しで拝見しているところです。

4月 17, 2008 文化、生活、習慣 |