新年、幸せな時代を
祝日が比較的少ないイラクとヨルダンですが、12月下旬の犠牲祭にはじまり、クリスマス、西暦の新年、イスラム暦の新年と珍しく祝日が続きました。犠牲祭では、手作りのイラク菓子「キリエーチェ」をプレゼントされ、お祝い気分をわけてもらいました。
祝日が続くなかでも、ジャパン・プラットフォームとの協同により実施している、バグダッドでの学校修復事業は順調に進んでいます。
1月11日、バグダッドでは数十年ぶりに雪が舞いました。生まれて初めて目にする雪を明るい将来への希望と結びつけて眺めた市民もいたようです。昨年の秋ごろより、イラクにおける治安状況には改善傾向が見られるようになっています。また、去る12日には、懸案であった旧バース党員の公職復帰に関する法律が可決され、政治的な和解への第一歩が踏み出されました。
2008年、今年こそイラクの人びとに幸せな時代が到来することを祈ってやみません。
本年もイラクの子どもたちのため、みなさまの引続きのご支援をよろしくお願い申し上げます。
1月 17, 2008 | Permalink