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2007年12月 6日 (木)

ちょっとした仕草にみるお国柄

126  修復前の学校で撮影した子どもたちの写真を整理していて、違和感を覚えました。多くの写真に、腕組みをした子どもたちが並んでいるのです。

 日本では、先生など目上の人の前で腕組みをするのは失礼にあたるのではないでしょうか。現地スタッフに尋ねたところ、主に小学生とのことですが、先生の前で尊敬の気もちを表すために腕を組むそうです。決して、彼らが不遜な態度を取っているわけではないことがわかり、安心しました。一方、大人については、同様の意味合いで腕組みをすることはあまりないようです。

 11月頃より、イラクからは治安の改善を示すニュースが伝えられるようになりました。しかし、政治的混乱は収まっておらず、今後もこのまま良い方向に移って行くのかどうか予断を許しません。

 子どもたちの写真を目にするたび、彼らに心からの笑顔が戻る日の到来を願います。

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12月 6, 2007 文化、生活、習慣 |