夏の間、ヨルダンでは写真のような不思議な外観の果物が店頭を賑わせています。『カクタスペア』というウチワサボテンの実です。八百屋で手に取ったところ、細かいトゲが指に刺さり、チクチクしました。
店頭や道端で男性が丈夫そうな手袋をして皮を洗ったり、むいたりしている姿を見かけますが、必要な顧客サービスだということを実感することになりました。スーパーでは、皮がむかれたカクタスペアがパックされて棚に並んでいます。
カクタスペアの中には種がたくさん詰まっており、甘いスイカに似ていると表現いたしましょうか。指の痛みはしばらく続きましたが、新規のたべものとの出会いは興味深いものです。