25の学校が綺麗になる日
9月11日、ジャパン・プラットフォーム様と支援者の皆様からのご寄付のもと実施しておりました学校修復事業が完了しました。
首都バグダッドにおいて、小学校3校および中学校1校の全体修復を終えたところです。翌日からは、同様にジャパン・プラットフォーム様からのご支援により、学校の部分修復事業を開始しました。
新規事業では、バグダッドにある25校の小中学校を対象に、水関連の施設、窓、ドア、電気設備など緊急性を要する箇所の修復を実施することにしました。より多くの子どもたちに最低限必要とされる学習環境を提供することを目指しています。特に、給水施設の整備はコレラなどの水因性の病気を予防するためにも非常に重要です。
治安の回復が見られないなか、イラクでは通学する子どもが減少しているといわれています。ジェンは、比較的安全な場所を求めて貧困層が避難してきている地区にあり、今なお子どもたちで混雑している学校を選択しています。困難が伴いながらも「学校に通いたい」と強く願うイラクの子どもたちのため、教育支援を続けていきます。