ヒジャブ事情
修復した学校で女の子たちを撮影した写真について、幼い子でもヒジャブを被っている姿が印象的だとの感想をいただきました。
現地スタッフの説明によると、その写真はバグダッドの中でも特に宗教色の強い地区で撮影されたため、年少の児童でもヒジャブの着用率が高いとのことです。
イスラム教で女性がからだを覆うべきだとされるのは思春期に入ってからですが、小学生の頃から習慣となるよう導くことも多く、実際いつからにするかは両親と本人が話し合いながら決めていくとのこと。
現地スタッフや友人にたずねると、親から話がある前に自ら望んでヒジャブを身につける子、親の意向に素直に従う子、一方で自分の髪型が気に入っているため初めは駄々をこねる子…娘たちの反応はさまざまなようです。