イラクのスイーツ
1ヶ月の断食月-ラマダンとそれに続くイード小祭が終わり、通常の生活に戻ったアンマンは冬を迎えようとしています。
ラマダン中の街で目に入るのは、小さなパンケーキ状のものが山積みになっている光景。期間限定のカターエフというお菓子の材料です。チーズやクリーム、くるみやココナツなどさまざまな具をのせて餃子の要領で包み、油で揚げ、シロップに浸して完成です。
イスラム教徒はお酒を嗜まないためなのか男性も甘いものが大好きです。英語では「カクテル」と呼ばれるミックスジュースは種類が豊富にあり、ピスタチオがふんだんに塗されたアラブ風アイスクリームも美味です。イラク人の集まるカフェの前で独特のなまりを聞きながら、故郷を離れて暮らす彼らがスイーツや大量の砂糖が投入された紅茶、水タバコを楽しんでいる様子に、イラク事業に携わっている者としては目が引き寄せられてしまいます。
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