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2006年8月31日 (木)

テロリストからの手紙

3_2 バグダッド市内では、テロリストが撒いたというちらしの話でもちきりです。

ちらしには、「女性はヒジャブ(ベール)をかぶらなければ殺す、ズボンははいてはならない」と書いてあり、イスラム教徒ではない、キリスト教徒の女性たちも宗教的には必要ないのですが、ヒジャムをかぶっています。このちらしをテロリストが撒いたようで、その話でもちきりです。キリスト教徒の女友だちですらヒジャブを身にまとっています。

このちらしが撒かれた後も、短パンをはいたいた男性人は、テロリストに殺害されました。「テロリストの法」によれば罪となる行為を罰せられて。

 バグダッドは民兵、テロリストのコントロール下にあり、彼らの身勝手な指示に人々は従うしかありません、そうしなければ殺されます。けれどもこのような危険な状況下でも、人々は仕事に出かけます。なぜなら、人生は続いていて、生きていくためには働かなければならないのですから。

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8月 31, 2006 政治、経済、治安 |