テロリストからの手紙
バグダッド市内では、テロリストが撒いたというちらしの話でもちきりです。
ちらしには、「女性はヒジャブ(ベール)をかぶらなければ殺す、ズボンははいてはならない」と書いてあり、イスラム教徒ではない、キリスト教徒の女性たちも宗教的には必要ないのですが、ヒジャムをかぶっています。このちらしをテロリストが撒いたようで、その話でもちきりです。キリスト教徒の女友だちですらヒジャブを身にまとっています。
このちらしが撒かれた後も、短パンをはいたいた男性2人は、テロリストに殺害されました。「テロリストの法」によれば罪となる行為を罰せられて。
バグダッドは民兵、テロリストのコントロール下にあり、彼らの身勝手な指示に人々は従うしかありません、そうしなければ殺されます。けれどもこのような危険な状況下でも、人々は仕事に出かけます。なぜなら、人生は続いていて、生きていくためには働かなければならないのですから。