死と隣り合わせの日々
いつでもどこでも、家の中にいてさえも死が隣にあるのです。家族の安全が常に気がかりで、家族が外出して帰りが数分遅れただけで心配になり、無事を確認するために携帯電話に連絡してしまいます。
大人だけでなく、子どもたちの多くも携帯電話を持っており、何かあったらすぐに家族と連絡が取れるようにしています。
徒歩通学の子どもたちもいますが、家族が車で送り迎えをしたり、乗合タクシーを1ヶ月で契約している人たちもいます。学期中、毎日開校はしているものの、毎朝親がニュースなどから得られる治安情報をもとに、子どもたちを学校へ行かせるかどうかを判断します。このことは先生も理解しています。
人の多く集まる市場は、爆弾テロのターゲットになっているので、多くの人は、市内の大きな中央市場にはできる限り近寄らず、近所の小さな雑貨屋で買いものを済ませるようにしています。
危険と隣合せのの毎日ですが、人々は買い物にでかけ、子どもたちは通学し・・・、そこには人々の暮らしがあるのです。
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