小学校40校と2万5千人の未来
ユニセフとの協力のもと、8月に新たにバグダッド市内の小学校3校の修復を開始することができました。2ヵ月後に完了すれば、JENとしてバグダッドにおける小学校計40校の修復をし、男女2万5千名以上の生徒が快適な教室で勉強できるようになります。
すでに2年以上も爆発・誘拐事件、それに悲しい事故などが続くバグダッドで日々生活を送っている子どもたちが、少なくとも学校にいる間はそのような危険を少しでも忘れて、学びと楽しい学校生活に没頭できるように。そのように願いながらJENは小学校事業を進めています。
9月に入り、アンマン勤務の国際スタッフは村崎由紀子から川勝健司にかわり、イラク事業にまた新たなエネルギーとアイディアがもたらされるものと期待しています。2004年2月に勤務開始して以来、イラクに関しては悲しい出来事ばかりが目立ち、やりきれない思いをすることも多くありました。それでも、バグダッドの人々は電気がなくても水がなくても、日々の生活を続けています。
ニュースでは取り上げられなくなってきたイラクですが、そんな彼らのことを忘れずに、引き続きご支援をお願いします。