おもてなしの印 ヨーグルト
ユニセフ及びにジャパン・プラットフォームとの協力のもと、バグダッド市内の小学校8校の修復工事が10月に無事に終了し、教育省に引渡しが行われました。JENが特に力を入れている学校の掃除・管理の仕組み作りに向けた活動などは、これからJENと学校職員が共同で行っていきます。
6月の政権譲渡やそれに伴う省庁内の混乱、イラク人・外国人の誘拐事件の多発などの治安悪化といった困難な環境の中で、JENスタッフは細心の注意を払い地道に事業を実施してきました。
バグダッド市内でも農村部にあたる地域では、今回修復された学校をJENスタッフが訪問していると、感謝の気持ちとしてその地域ではもてなしの印であるヨーグルトを住民から差し出されたり、食事やイフタール(断食月ラマダン中に日没直後に取る食事)に招かれたりしました。残念ながら、安全上の配慮から現場には長く留まれずお断りしましたが、住民・学校職員、そしてもちろん子どもたちからのこうした感謝の気持ちを励みにスタッフ一同、更に事業を進めて行きます。引き続きご支援をよろくお願いします