赤堀久美子が無事帰国
今年8月からバグダッドで活動にあたっていた赤堀久美子が、12月10日に無事帰国しました。12月5日にバグダッドからヨルダンのアンマンに移動し、治安状況が悪化する中、予定を10日早めての帰国となりました。
バグダッド滞在中の約4ヶ月間、小学校の修復事業にあたり、ユニセフや教育省との調整、業者の選定や価格交渉、修復中の学校のモニタリングなど、バグダッド事務所長の補佐として活動を行っていました。彼女がバグダッド入りした8月には50度を超えていた気温ですが、今は15度前後になり、寒くて暖房が必要なくいらいだということです。それでもバグダッド市内では、電気が朝2時間、夜2時間しか通っておらず、一般市民の生活は依然として不安定な状態が続いています。
厳しい治安状況が続く中でもJENの学校修復は順調に進んでおり、3校の修復は今週中に終了予定です。その後、教育省への引渡しを行い、子どもたちが授業を再開します。赤堀は予定より早い帰国となり、3校の修復終了を見届け、子どもたちが学校に戻る姿を見られなかったのが非常に残念だということですが、JENは今後もシリル事務所長と現地スタッフが活動を続けていきます。
12月 11, 2003 学校建設・修復 | Permalink
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