学校調査
4月20日(日)に出発した、イラク緊急支援調査団3名は、26日(土)からイラクの首都バグダッドでの調査活動を行っています。現地入りしている、JEN事務局長・木山啓子から5月8日(木)に入った報告によると、現在、子どもたちのための支援を視野に入れて調査活動を行っていますが、JENではバグダッド市内で、学校修復の支援事業を行うことをほぼ決定したと言うことです。
治安に関しては、このところ外で遊んでいる子どもたちを見かけるようになりましたが、米兵が撃たれて亡くなったという事件があったり、掠奪は未だに横行しているようで、まだ予断を許さない状況ということです。
バグダッドでは5月2日(土)に学校再開の動きがあり、なんとか再開できる学校は授業を始めましたが、治安が不安定な中、掠奪の被害が激しかった学校など授業を再開することが難しい状況ある学校もあります。
JENの調査団は、同月3日(土)に2校、翌4日(日)曜日に1校、そして5月8日(木)に2校と、合計5つの学校の視察を行いましたが、当初は全体の10%ほどしか生徒が来ておらず、その後、数は徐々に増えているとは言え、生徒たちはまだ全体の3分の1も登校できていないとのことでした。また、登校してきた子どもたちは、みな親の送り迎えで学校に通っているそうです。
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