バグダッド調査開始
3月20日、現地(イラク・バグダッド)時間午前5時40分ごろ、アメリカによるイラク攻撃が始まりました。多くの犠牲者を出した激しい戦闘は、その後のバグダッド陥落を経て、4月11日、アメリカ側がイラク政権の崩壊を公式に宣言した今、事態は復興への局面に向かい始めました。しかしながら、一般市民がこの戦闘で受けた傷は大きく、各国のNGO、あるいは国際機関が緊急支援活動のため現地入りしつつあります。
JENでは、こうした厳しい状況下に暮らすイラクの人々への緊急支援のため、4月20日、立正佼成会・外務部の保科和市(ほしな わいち)氏とともに、事務局長・木山啓子(きやま けいこ)、JENカブール事務所調整員・椎名規之(しいな のりゆき)の3名がイラク入りし、約3週間のニーズ調査を行うことを決定いたしました。
私たちは、支援の手の届きにくい、取り残されがちな地域と人々のニーズを把握し、状況に応じた適切な支援を行うという事業方針のもと、直接現地に足を運び、この調査の結果を踏まえて、今、現地で最も必要とされている支援を、必要とされる人々へ届けます。
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