2005年10月27日 (木)

230家族の新たな生活

1   2005年春から国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)と共同で行ってきた、パルワン州チャリカ市における帰還民のための住宅再建事業が、無事に終了いたしました。支援対象家族も当初の200家族から230家族へ増え、すでに彼らの新しい生活が始まっています。

 住宅再建事業のよいところは、一度は戦争で失ってしまった自らの住居を、家族やコミュニティの力でひとつずつ再建していく過程にあります。それはさながら、スコップを手に取り、土をこね、両手に一掴みの粘土をひとつひとつ重ね合わせながら壁を築くアフタニスタン独自の家づくりとよく似ています。

 破壊された家々を訪ね、地道な励ましと必要な建材を届ける作業を続けながら、人々の住居再建への強い意志と未来への希望、そして何よりも家族の絆を強く感じることができました。

 それは新しいアフガニスタンを彷彿とさせる人々の力強い平和への想いだと述べることができます。

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10月 27, 2005 住宅再建事業(UNHCR) | | コメント (0)

2005年7月21日 (木)

壁が完成

021   4月中旬から国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)と協力で行っている住宅再建事業は順調に進んでいます。

 建設予定軒数が200から230軒に増え、また早いところでは壁が完成し、天井の建設に取りかかっています。9月には全ての建設作業が終わり、新しい家での生活を始めることができる予定です。

7月 21, 2005 住宅再建事業(UNHCR) | | コメント (0)

2005年6月16日 (木)

200軒の住宅再建事業、開始!

012  4月中旬から200軒の住宅再建事業が本格的にスタートしました。

 建設できる数が限られているため、住居を必要とするすべての人に支援を行うわけにはいきません。そのため2004年から2005年に近隣諸国からアフガニスタンに戻ってきた帰還民を中心に、その中でも厳しい状況にある200世帯を選定することが重要な仕事になります。この選定は村人、帰還民局、JEN職員中心で行い、女性や老人、障害者など特に弱い立場にいる人たちを優先します。

 この事業は、住民参加型で現地エンジニアの指導の下、自分の家を自分たちの手で建設していきます。5月中旬に業者から建材が届きはじめ、準備が整った家族から徐々に建設作業が始まりました。

6月 16, 2005 住宅再建事業(UNHCR) | | コメント (0)

2005年4月21日 (木)

故郷の春

013  例年より厳しかったといわれる冬が終わり、アフガニスタンにも春が訪れています。パキスタンなど周辺国から多くの難民が戻ってくると予想されるこの春。

 JENは国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)と提携してパルワン州チャリカで住宅再建事業を開始します。JENは帰還民の中でも最も支援を必要としている、女性世帯主、高齢者、障害を持った人々を中心に200世帯(約1,000人)の住宅再建を行う予定です。

4月 21, 2005 住宅再建事業(UNHCR) | | コメント (0)

2003年7月17日 (木)

緒方貞子氏が事業を視察

01s  前国連難民高等弁務官(UNHCR)で、現在は「アフガニスタン支援総理特別代表」の緒方貞子さんが、去る7月11日(金)、私たちの事業地・パルワン州チャリカ地区を訪問し、UNHCRとJENが共同プロジェクトとして昨年度実施した住宅再建事業をご視察されました。

 この事業は、主に帰還民の方々に、住居の再建に必要な材料や技術の一部を提供し、自分たちの力で家を建て直してもらおうというものです。

 今回、緒方さんにご訪問いただいた受益者のお宅は、足の不自由なお父さん、奥さん、7人のお子さんと、そしておばあさんという大家族でした。このご家族とは、ほんの15分でしたが、帰還やお子さんたちのことなど、現場重視の緒方さんらしく、ご家族みんなの間に座られ、精力的にご質問されていらっしゃいました。また、子どもたちの年齢を尋ねられて、緒方さんのご想像よりも皆、年齢が上だったので、「栄養不足だから小さいのかしら?」と、子どもたちの健康状態も気にされていました。

03s1  国連機関と一緒に活動する数少ない日本のNGOが実施するプロジェクトとして、こうして緒方さんにご視察いただいたことは、私たちも大変誇りに思っています。このJENの住宅再建事業では、UNHCRとの共同プロジェクトとして、昨年496軒を再建し、今年はジャパン・プラットフォームからの資金で150軒の再建を予定しています。

7月 17, 2003 住宅再建事業(UNHCR) | | コメント (0)

2002年12月19日 (木)

新しい家で新しい生活

afgan2302  JENカブール事務所では、今年6月より帰還した難民の方々のための簡易住居建設支援事業を、国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)との協力により進めています。この事業は、支援を受ける人々へ建設資材の提供とともに、現地の技術者による建設技術の指導を行うことを通して支障なく再定住出来る地域社会づくりを目指しています。

 今年中に500戸(1家族あたり5~6人と想定して、2,500~3,000人を対象)の建設を目指しています。事業が行なわれているのは、特に帰還民の数の増大が予想され、度重なる戦闘の最前線地帯で、多くの建物が破壊されているパルワン州・チャリカ地区です。事業開始後、10月に完成住居1号ができてから12月上旬までに300軒ほどが完成し、その他の住居もほとんどが窓ガラスの設置など最終段階に入っています。afgan2304
 
 この冬のアフガニスタンの寒さは前代未聞とも言われており、南部や西部などでもかなり気温が下がっているそうです。この寒さに慣れていない南部、特にカンダハール州やザブール州では、国内避難民(IDP)キャンプなどで死者が多数出ているということです。こうした中、少しでも早く住居が完成し、人々の住む場所が確保できることを願いつつ、現在も急ピッチで作業を進めていますが、やはり支援が追いつかず、いまだに支援を待っている人が多くいます。

12月 19, 2002 住宅再建事業(UNHCR) | | コメント (0)

2002年7月17日 (水)

1,000軒の簡易住宅を建設予定

afgan2301  JENカブール事務所では、帰還した難民の方々のための簡易住居を作る、資材の提供を始めます。現在、1家族あたり5~6人と想定して、簡易住居1,000戸分、5~6千人を対象にしています。住む家もなく帰還してくる人々へ、これら資材提供とともに建設技術指導を行うことを通して、支障なく再定住できる地域社会づくりを目指しています。

 昨年12月の暫定行政機構の樹立は、国外に逃れていた難民に対する帰還の機運を高めることとなりました。アフガニスタン難民省、国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)、その他多くの機関がこの流れに呼応し、今年3月より帰還促進プログラムが始まり、その数は3月~5月までで、約83万人がアフガニスタンに戻ってきています。こうした背景から、JENはUNHCRとの共同プロジェクトとして、帰還民への簡易住居建設支援事業開始を決定しました。

 実施を行う地区は、特に帰還民の数の増大が予想され、度重なる戦闘の最前線地帯で、多くの建物が破壊されているパルワン州とカピサ州で、これら地域への帰還民の数は、前述の総数の約1割に達するとも言われています。

7月 17, 2002 住宅再建事業(UNHCR) | | コメント (0)