2007年2月 8日 (木)

9ヶ月、週6日、毎日2時間

Workshop1_2  去る11月、9ヶ月間行われてきた識字コースが終了しました。修了式では識字局の職員が見守る中、147名の生徒が修了証書を受け取りました。

 2006年2月よりカブール第3地区で実施した識字事業は、2007年1月末に終了。

コース修了後に行った意識調査によると、受講期間中にほぼ全員の参加者が識字の必要性を認識し、自分の家族に字を教えたと言います。また、「9ヶ月、週6日、毎日2時間」のコースに通い続けた生徒には、次のような変化が見られました。

 たとえば、コース開始前には4分の3以上の参加者が数字を読めず、そのために生徒のほとんどが電話を使えませんでした。ところが、今では文字や数字といったツールで容易にコミュニケーションができるようになりました。

 また、文字を使ったワークショップでは、生徒たちが、①身近な生活に欲しいもの、②それを手にいれる方法、③手に入れる上での困難さ、④手に入れるために自分たちにできることを、紙に書きながら話し合いました。生徒たちは、文字を使って自分の気持ちを表現できるようになったと言います。

Consulting_each_other4  長く厳しい冬が続くアフガニスタンでは、3月末に新学期が始まります。JENは事業が終わった後も、公立学校や公の識字教室で学ぶ意欲のある生徒を継続して最後まで見届ける予定です。

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2月 8, 2007 女性自立支援, 識字教室 |

2006年10月26日 (木)

識字コンテスト、優秀賞受賞!

Teacher_and_project_assistant2_1  2006年2月より開始したカブール第3地区での識字事業も、10月に入り残り2ヶ月となりました。

 9月8日に定められた世界識字の日には、カブール市第5地区とJENが支援事業を行う第3地区にて、合同コンテストが識字局主催のもとに行われました。2つの地区から9名ずつ識字を学ぶ生徒が代表して、コンテストに参加しました。

 JENが支援する識字クラスからは3名の生徒が参加。コンテストでは識字力を測るクイズがあり、参加した生徒全員の中から3名の生徒が成績優秀者として賞を受賞しました。その3名は、JENの識字クラスの生徒でした。

 受賞した生徒は、14歳の女子生徒1名と15歳の女子生徒2名です。この3人は、識字教室が終了したら公立学校に編入することを希望しています。

 アフガニスタンの女子生徒の多くは、学校の制服として黒いジャケットとズボン、そして白いスカーフを被ります。受賞した彼女たちに、公立学校で着ることになるだろう制服用の黒い布を配布しました。そして、識字教室と併設している裁縫活動のクラスで、すでに自分の衣服を作ることができるようになった生徒は、配布された布を使って、自分たちの制服を作ります。

 9ヶ月間の識字クラスを卒業して、学校に通うことになる日も間近です。Finaltest3low

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10月 26, 2006 女性自立支援, 識字教室 |

2006年8月17日 (木)

裁縫教室が始まりました!

1_16  今年の2月より始まったカブール第3地区での識字教室は、7月の中旬より、授業の一環として裁縫教室を始めました。週に6日間の識字授業のうち、1日2時間週に2日間、裁縫を学びます。

 この裁縫教室で身につけた技術を活かしてホームテーラーとして仕事を持ちたいと希望する女性や、今までお金を払って、家族のために服を注文していたために、それを自分で作ることができるようになりたいと思うなど、女性たちはさまざまな思いで参加しています。女性が家の外で就労することが限られているために、家で仕事ができるようになりたいと思う、強い願いがどの参加者からも感じられます。

 識字教室と同じ教室に、5台のミシンと机のセットを置き、経験のある先生が指導にあたります。8月の第2週には、初めて布の配布を行いました。各参加者が40cm四方の布を使って、練習用の小さな服を作ります。この事業が終了する10月末には参加者全員が裁縫の技術を習得し、服を作ることができるようになっているでしょう。

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8月 17, 2006 識字教室 |

2006年2月16日 (木)

識字教育支援が始まりました!

1  カブールの市内にはいくつもの小高い丘があり、その丘の急斜面にも土壁で作られた家々が密接に立ち並んでいます。

  その斜面に住む人々は井戸水を汲むため、またモスクで祈るため、1日に何往復も急斜面を上り下りしなければなりません。カブール市第3地区のCarte Sakhi(カルテ・サヒ)と呼ばれる地域は、この急斜面の丘の一角にあり、居住者の多くは、ハザラ系アフガニスタンの人々です。戦争中に避難生活を送り、この地区に戻ってきたために、教育の機会を奪われた人が多数います。

2_9  そこでJENは、1月からこの地区で識字教育事業を開始しました。2月13日に行われた開校式には総勢100名以上が参加し、中にははるばる丘の向こうからやって来たという人もいました。2教室に入りきらないほどの参加者から、識字クラスへの高い関心と生活を支える力をつけたいという意欲が感じられます。

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眠っている本が、学校に! BOOK MAGIC(ブック・マジック)

2月 16, 2006 女性自立支援, 識字教室 |