2006年11月 9日 (木)

チャリカの未来へとつながる地下水路の復旧・清掃事業

 JENが活動を行っているパルワン州の州都チャリカは、人口が10万人と言われる中、飲用水が不足しています。10oct06_27_2

 長い夏は雨を頂くことがなく、冬になると地域を流れる水はすべて泥水と化してしまいます。そうした事情を憂慮していたおり、内戦などの影響で40年近く損壊されたままになっている地下水路の復旧・清掃事業が、外務省からの資金援助を元に、ようやく実現にこぎつけることとなりました。

 10月10日には、外務省の関係職員の皆様をお招きする形で、パルワン知事やチャリカ市長などと共に工事の着工を祝う式典を行いました。

Dsc00222  危険な作業が伴いますが、長大な地下水路を過去に造った地域の人びとの英知と経験を最大限に生かしながら事業の成功を目指すことになります。

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11月 9, 2006 パルワン州「住宅、水、教育」総合支援事業, 水事業, 道路・橋 修復、建設 |

2004年8月19日 (木)

困難の乗り越え、村に橋が完成!

013  世界食糧計画(WFP)と日本大使館からの支援を受け、パルワン州のアシャバ村で建設していた2の橋が完成しました。この事業は、WFPの“フード・フォー・ワーク”事業の一環でもあり、村人たちは建設作業という労働の対価としてWFPから食糧を受け取るという仕組みです。

03  アシャバ村までは幅3mくらいの山道があるだけなので、資材を調達して運ぶということが難しく、大型の資材はすべて現地で生産し、石材や砂利・砂などは現地で拾い集めて建設しました。加えて工事は村人たちの手作業によって進められたため、予想以上の時間がかかるということもありましたが、数々の困難を乗り越えて、「生活用水を常時確保できる機能を持ち、かつ洪水に耐えられる」という人々の要望にかなう橋を2本、完成させることができました。

 この2つの橋の完成により、アシャバ村で建設している17kmの道路もつながり、これから最終的な工事に移っていきます。この橋と道路によって他の地域へのアクセスが便利になり、村の人々がより安心して暮らせるようになります。

 ご支援くださった皆さま、ありがとうございました。

8月 19, 2004 道路・橋 修復、建設 | | コメント (0)

2004年5月27日 (木)

村人らでつくる道路と橋

013  JENは5月初めから、世界食糧計画(WFP)と協力して、カブール市から約90km北、車が通ることも困難なほど険しい山間部に位置する「アシャバ」という所で、合計17kmの道路建設と同時に橋の建設事業を行っています。この事業は、WFPの行なう"Food for Work"(フード・フォー・ワーク)事業の一環でもあり、村人たちは建設作業という労働の対価としてWFPから食糧を受け取るというしくみになっています。

 『なるべく低コストで、質の良いものを』、これは支援活動の基本ですが、活動各地の様々な現地事情もあり、とても難しいことなのです。まず、建設する橋についてカブール市内で資材調達のための市場調査から活動を開始しました。数ヶ所の工場を視察した結果、井戸用のコンクリート管を橋の建設に利用できる事がわかり、その後建設予定地を視察して、そのコンクリート管を利用した橋が適当であることを確認しました。そして、橋を利用して生活用水を常時確保したいという要望があったこと、洪水に耐えられ、しかも耐久性に富む事、将来的に住民による維持管理が容易なことなどを総合的に考慮し、構造を考え、計画図面を作ります。もちろん、実際に建設を始める前には材料の質についても、しっかり調査を行わなければなりません。
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 すでに始まっている道路建設と、こうした橋建設の調査などと平行して、WFPから食糧の配布も開始されました。道路や橋の建設コミュニティと第1回目のミーティングを行って、5月下旬からいよいよ橋の建設工事を開始します。

 橋・道路ができると、子どもたちが安全に学校に行けるようになります。早くその日が来るよう、村人たちの共同作業を全力で支援していきます。

5月 27, 2004 道路・橋 修復、建設 | | コメント (0)

2004年4月21日 (水)

スプーンで建設作業?!

015  4月から世界食糧計画(WFP)と協力して、ジェンはカブール市から約90km北にあるアシャバと地域で、合計17キロもの道路建設事業を開始しました。

 アシャバは山間部にありアクセスも困難な隔離された地域で、大きなトラックや機械を運ぶこともできないため、今回の建設事業は全て手作業です。これから720人ものアシャバの住民が、3ヶ月をかけて26の村落を結ぶ道を作っていくのです。

 アシャバは岩の多い斜面にあるため、それらの岩を砕いて取り除くだけでも大変な作業です。場合によってはダイナマイトで岩を壊す必要もあります。しかし普段、村人が作業に使っている道具はごくシンプルな鉄パイプやシャベルで、それも多くが工夫して作られた手作りのものです。スプーンを木の枝につけて、穴を掘っている人も見かけます。041

 ある場所では、道を作るのにスペースが足りなかったため、小屋を取り壊す必要がありました。小屋の持ち主は村に道ができることをとても喜んでおり、取り壊し作業を手伝っていました。それは道ができることによってアシャバ全体のアクセスが改善され、自分たちも助かることがわかっているからです。今まで教育を受ける機会のなかった女子も、安全な通学路ができることによって学校へ通えるようになります。

033  この道路建設事業の後に、アシャバでは橋と女子用の教室建設が始まります。早くそちらの作業にも取り掛かれるよう、今は橋と学校までの道造りに一生懸命です。特に学校に向かう道の工事には、アシャバ全村落から代表が選ばれて参加しています。そのアシャバ唯一の学校には全26の村落の子どもたちが通うことになるため、学校は皆のものであり、皆で協力するべきだという認識があるからです。JENもアシャバの人々が1日も早く道、橋、学校を完成できるよう、全力を尽くします。

4月 21, 2004 道路・橋 修復、建設 | | コメント (0)