2017年9月14日 (木)

女子教育の充実


【テント内で授業を受けているハディジャとクラスメート】
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11歳のハディジャは毎日30分以上、歩いて登校します。彼女はミル・アブドゥル・カリム・マコル女子校の5年生です。

JENは現在、同校の施設整備を行っています。

生徒達はテントなどで勉強しています。冬は寒く、夏は暑く、黒板やチョークなどの基本的な物資にも事欠いています。

【テント教室。ハディジャ達はJENによる教室・外周壁・貯水槽・トイレの整備がうれしいと言います】
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それでもハディジャは何もなかった頃のことを思い出して、こう言います。

「床に直接座るか、プラスチックマットに座って授業を受けていました。木陰で勉強したこともあります。」

学校運営委員会メンバーのモハマド・ナビさんは、以下の様に言います。

「授業のために黒板やカーペットなどを運び出し、終わった後はこれらを片付けます。天気も授業の実施を左右します。施設を整備してくれるJENに感謝します。」

施設整備が始まり、教育に関心をもっていなかったコミュニティの人びとの関心が高まってきたそうです。

【教室建設の様子】
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学習環境が安全で魅力あるものとなり、就学率が高まることも期待されます。

なぜなら、途上国ではトイレの不備により初潮を迎えた女子生徒が登校する意欲を失い、学習継続が妨げられるなどということが見られ、学校施設の整備も就学率の維持・向上に大きな役割を果たします。

【汲み置きの水を飲む生徒たち】
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9月 14, 2017 学校修復・建設, 教育支援, 水衛生環境改善 |

2017年8月31日 (木)

教育の効果

JENは教室やトイレといった学校施設整備とともに衛生教育、防災・減災教育を行い、生徒・家族・コミュニティがより健やかで安全に暮らしていくための方法を地域の人びとを巻き込みながら広めています。

こうした活動が効果的に人びとに影響しているかを確認するために、生徒の衛生に対してのモニタリングで、知識・意識・行動などが正しく理解されているか、そして家族への聞き取りを通じて、生徒が学んだことが彼らと家族の生活へ及ぼす影響もJENは観察しています。

なぜなら、適切な衛生知識を身に着けることは子どもの死因である下痢の減少につながるからです。ちなみに、下痢はいまだに世界中の子どもを死に至らしめる主な死亡原因です。

これまでのところ、多くの子どもとその家族の知識や意識が向上し、正しい方法で手洗いを行うなど、よい傾向が見られます。

「JENの衛生教育は大きな貢献の1つです」と地元の保健局員は述べています。

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【JENの職員が生徒に授業で学んだ知識などについて聞き取りをしている様子】

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【生徒たちが衛生教育で学んだ正しい手洗い】

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【家族を通して、生徒が学校で学んだ衛生知識の理解度を確認している様子】

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8月 31, 2017 教育支援, 衛生教育 |

2017年7月27日 (木)

衛生と防災教育の需要



アフガニスタンには山岳地帯が多く、地震・地すべり・洪水・雪崩といった災害が起こりやすく、これらへの予防・対処の体制は不十分です。

また、多くの病気は手洗いという簡単な手段で防げるのですが、多くの人びとがこうしたことを知りません。

そのため、学校を通じた防災と健康についての啓発活動をJENは行っています。

JENはパルワン県で教員や各地のコミュニティ、生徒の保護者や政府関係者を巻き込んで活動を行ってきました。

今年も新たな学校を対象に活動を開始しましたが、地域の住民と学校関係者からなる学校管理委員会が生徒への衛生教育や防災教育を始めるための研修に参加しました。

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【研修の様子】

セディック女子学校の校長先生は「これらの研修はとても大切です。多くの人びとが家畜を扱っていても、これによる感染症を予防する手洗いの重要性を知りませんでした」と言いました。

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【セディック女子学校の校長先生(右)】

防災教育研修については、「こうした教育によって救われる命がたくさんあるはずです」と、ミル・アブドゥール・カリーム・マクール女子学校の学校管理委員会メンバーであり教員でもあるマスード ジャンさんは言います。

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【JENスタッフと話すマスードジャン先生(左)】

「ほとんどの人は防災についての知識をもっていません。地震が起きればただ一目散に逃げるだけでした。以前の地震では、学校の階段を急いで降りたために怪我をした子がいました。本校の教員は正しい対処を教えてくれるこうした研修の機会に感謝しています」。

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7月 27, 2017 教育支援, 衛生教育, 防災教育 |

2017年7月 7日 (金)

10歳の少女、カティラの願い

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 JENは、パルワン県チャリカ地区で、学校修復や水と衛生環境の整備を通した教育支援を行っています。そのうちのひとつ、女子学校の3年生のクラスで学ぶ10歳のカティラ(写真上)は、2015年、家族とともに避難先だったイランから9年ぶりに故郷に戻りました。イランでは学校に通えず、父親から勉強を教えてもらっていました。
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 「学校に通いはじめるまで、私の生活は家で家事を手伝うことが中心でした。兄弟や両親から『新しい学校ができるんだよ』と言われても、何が楽しいのか、想像がつきませんでした。ところが学校生活は、まるで新しい世界との出会いです。将来の夢や、たくさんの希望ができました。今では、このあたりでいちばんきれいな私の学校が自慢です。先生は、私たちに災害や防災、健康についてを教えてくれます」。
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(写真:一生懸命勉強するカティラ)
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(写真:先生が言ったことを暗唱するカティラ。彼女は学級委員に選ばれました)
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 「昨日の夕方、お母さんから『日なたの水を使ってもいいかしら?』と聞かれた私は、『ふたをしていた水であれば、安全です』と答えました。
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 JENが修復している校舎には、教室が6部屋できると聞いています。もっとたくさんの教室があれば、もっと多くの児童が学べると思います。新しい校舎が完成したら、きれいな花をたくさん植えたいです。わたしがそうだったように、世界中のたくさんの子どもたちが学校に通えるようになりますように」。
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(写真:JENが建てている校舎の前で。カティラは週に1~2回、ここに来て、校舎の完成を楽しみにしています)

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7月 7, 2017 学校修復・建設, 教育支援, 文化、生活、習慣, 衛生教育, 防災教育 |

2017年3月30日 (木)

救急箱の設置

軽傷の怪我の治療や、怪我による感染症を予防するために、学校や家庭で救急箱をぜひ備えておきたいものです。

アフガニスタンでは、病院などの公的医療機関で治療を受けられる環境が整っていないことが多いにもかかわらず、ほとんどの人びとは応急処置についての知識がありません。救急箱があれば怪我から家族や生徒を完全に守り切れるとは限りませんが、怪我の悪化を防ぐことはできます。

救急箱の中にはいろいろ入っており、軽度であれば切り傷・擦り傷・捻挫・火傷などの外傷に対応できます。救急箱は学校や家庭に加え、イベント会場や乗り物、旅行中にも携帯しておくのが理想的です。

JENは、2011年以降に支援をおこなった全ての学校で、生徒への石鹸や歯ブラシなどの衛生用品に加え、救急箱を提供しています。

昨年、私はメイン・シャカー学校に衛生教育のモニタリングに行きました。この学校はパルワン県チャリカ地区にありますが、市街地からは遠く、人びとは病院へ簡単にいくことが出来ません。

私たちJENスタッフが学校に着いたとき、怪我をした生徒に会いました。生徒は登校中にガラスを踏み、足から出血していたのです。私はすぐに学校の警備員を呼び、二人で彼を学校まで運び、校長先生、教員、私の3人でJENが提供した救急箱を使って処置を行いました。

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【JEN職員が治療の見本を見せている様子】

生徒はとてもよろこんでいました。応急の処置をしてもらわなければ、もっとひどく出血していたからです。

校長先生は3週間前にも、指を切った女の子の治療をおこないました。この女の子が母親と何とかして遠い病院に行こうとしているところを偶然発見し、学校に呼んで処置を行ったそうです。

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【足を切った子どもを治療している様子】

校長先生は多少の緊急手当ての知識があるものの、ほとんどの教員と村の人びとは救急箱の使い方が分かりません。JENは活動で衛生教育を行いましたが、教員からは、救急箱の使い方もぜひ研修してほしい、と言われました


スルタン カムーシュ
アフガニスタン事業フィールドオフィサー

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3月 30, 2017 教育支援 |

2016年12月 8日 (木)

学校運営委員会(SMC)の設立


学校運営委員会(SMC)の主な仕事は学校内の問題を解決し、ニーズを満たすことです。この委員会の中心メンバーは保護者、教師、校長、地域の長老たちです。このメンバーたちは、学校の維持管理やそのためのコミュニティー、学校、関係者の間の橋渡しの役割を担っています。

JENは支援対象の30校にSMCを設立しました。メンバーに上記の人びとの他に生徒、教育局や国家災害対策本部も加わっています。JENはSMCに対して防災・減災や衛生教育、財務管理や設備の維持管理に関しての研修を実施しました。

SMCは具体的には学校施設整備や施設維持管理、そのための予算の獲得、関係者間の意見対立の解決などです。また、教師が生徒に防災・減災教育や衛生教育をうまく実施できるよう管理も行います。さらにSMCは政府や非政府組織や学校への投資者の間の調整も図ります。

Main Shakh 女子学校では貯水タンクや手押しポンプ式の井戸がありましたが、手押しポンプが壊れた後は長いことそのままになっていたため、きれいな水が使えませんでした。そこでJENはSMCに対して財務管理や設備の維持管理に関する研修を行い、このような問題をいかに解決するかについて費用の調達方法も含めて指導しました。その結果、SMCは生徒や教師や自分たちから資金を集めて手押しポンプを修理することができたので、清潔な飲み水を得るようになりました。

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【女子高でのSMCに対する衛生教育と財務管理に関する研修の様子】

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【男子学校でのSMCに対する衛生教育と財務管理に関する研修の様子】

韓国国際協力団(KOICA)によって建設されたBayan男子学校では構内の歩道が舗装されず、生徒たちは雨の日に大変な思いをしていました。しかしSMCができると、彼らは自分たちや生徒から資金を集めて歩道を舗装することにしました。そしてコミュニティーの人びともそのための労働力を提供しました。

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【SMCが舗装した学校の歩道】

これらの話から分かるように、生徒や学校関係者や地域住民は当事者意識を持って学校の設備を維持・管理し、学校の安全を保ち、校庭の緑化を図っています。

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【SMCによって花が植えられた校庭】

SMCを設立して彼らに研修を行ったことは、教育局にとってもJENにとっても大きな成果となりました。

JENチャリカ事務所

フィールドオフィサー、 スルタン・モハマド・カムーシュ

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12月 8, 2016 教育支援 |

2016年11月10日 (木)

世界手洗いの日



10月15日の「世界手洗いの日」は世界中で実施され、JENのアフガニスタンとイラクでも、子ども達がイベントなどに参加しました。

私は、学校での活動中にQalacha 女子学校で行われた「世界手洗いの日」のイベントで、1人の女子生徒、3年生のサジダです。彼女は、
「先生がJENから衛生教育の研修を受けるまで、私は、手洗いの大切さについて知りませんでした。先生は研修を受けた後、私たちに健康と衛生について教えてくださいました。そして、手をいつもきれいにしておく方法や、爪を切ることの大切さについても教えてくださいました。私は、爪を切ることによって健康を保つことができることを、初めて知りました」。
さらに彼女は、歯磨きについても話してくれました。

サジダはそれから次のようにつづけました。

「この授業の後、私は健康に気を付けるようになりました。なので私の体調は、とても良いです。みんなも、正しい方法で手を洗えば病気にならないし、学校も休まなくてすむようになります」。

「以前私は、『世界手洗いの日』という日があって、世界中でその日を祝っているということを知りませんでした。でも先生から、今年の10月15日の世界手洗いの日には私たちもお祝いをしましょうと言われ、とても嬉しかったです。そして、この日をお祝いすることがとても大切だと、今日わかりました。もし、みんなで毎年この日を祝い、衛生知識のある人が手洗いの大切さについて話をしたら、特に食事の用意をする人たちは、手洗いの大切さを理解することになります」。

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【爪を切ることや手洗いの大切さについて話すサジダ】


そして最後にサジダはこう付け加えました。
「大人が石けんで手を洗い、それが大事な習慣だと思っていたら、子どもたちも食事の前やトイレの後などに石けんで手を洗う習慣を身に付けることができるでしょう」。

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【「世界手洗いの日」のイベントで健康と衛生について話をするサジダ】

JEN アフガニスタン
シニアエンジニア
ナジブラー・カリルザイ

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11月 10, 2016 教育支援 |

2016年10月18日 (火)

地震に対する防災・減災教育

地震は、日本ではとても身近な天災ですが、実は、アフガニスタンでもよく起こります。特に、国の東部と北部地域では多くの地震活動が観測されています。
しかしながら、貧困や地震のメカニズムを学ぶ機会がないため、アフガニスタンの建築物は耐震性などが考慮されておらず、人びとは災害が起こった時に大きな被害を被っているのが現状です。被害を更に大きくする要因は、災害が起こったときに何をすべきか、という知識が人びとに備わっていないことです。まずは、どのような備えが必要か、ということを知らなければなりません。
JENは支援者の皆様からのご寄付およびジャパン・プラットフォームの協力のもと、パルワン県の学校を対象に水・衛生環境を整える活動を行っています。2015年10月26日にアフガニスタンと隣国パキスタンを襲った大地震の後、新たに「防災・減災教育」活動を始めました。この活動では子どもたちが災害リスクについて学び、こうしたリスクや災害の影響を減少させることに貢献できれば、と願っています。
これは、パルワン県では初めての試みです。そのためJENは、アフガニスタンの国家災害対策本部に勤める防災専門家に、講師となるための研修を行いました。専門家はその後、パルワン県チャリカ地区の20校の職員453名に対し防災・減災教育を行い、彼らはそれぞれの学校の生徒計約2万人を対象に知識を広めています。防災・減災教育を受けた生徒たちが、日常生活の中で、その知識を家庭やコミュニティに伝えることを目標としています。
各学校で数か月にわたり防災・減災教育を行った後、JENは、職員や生徒たちが知識を実践へと移せるよう防災訓練を実施しました。訓練では、生徒たちは身を守る場所を探したり、正しい方法で避難したりするのみならず、JENが配布した応急処置セットを使って、けが人の応急処置の練習なども行いました。
Bayan Ulia女子高のスルタン・モハマッド校長は、JENに感謝の言葉を述べた上で「前に地震が起きた時は、生徒たちは地震に対して何の知識もなかったため、パニックに陥って叫んだり、我先にと校舎から走り出ていきました。その時に2人の生徒が軽いけがをしましたし、一人の生徒は混乱の中ショックで意識を失うという事態でした。今はもう、避難経路図もあるし、地震が起きたらどうしたらよいかの知識もある。準備万端です」と話してくれました。
【インタビューに答えるスルタン・モハマッド校長】
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【防災訓練の様子1】
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【防災訓練の様子2】
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【学校職員がけがをした生徒に応急処置をする様子】
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これまでの、地震教育について、

10月 18, 2016 教育支援 |

2016年9月29日 (木)

未来を担う世代の教育:アフガニスタンの子ども達への贈り物

 JENは孤児院への小規模の支援を実施しています。

 今年JENは、再びパルワン県のチャリカ孤児院学校の生徒たちを支援することになりました。千曲国際交流協会よりご寄贈いただいた文房具をこの学校の生徒たちに贈りました。ここには、パルワン県のほか周辺の6県から来た男子生徒160名が学んでいます。生徒たちは全員寄宿舎に住んでいて、これまでに1,320名が卒業しました。4月25日に小さなセレモニーを開き、ノート160冊と鉛筆1,600本をJENから生徒たちに贈りました。セレモニーにはパルワン県の社会労働局と経済局の代表者が出席し、生徒や学校の職員と喜びを分かち合いました。
 チャリカ孤児院学校での活動は、これが初めてではありません。2013年にも、今年同様に文房具を配布しました。それ以外にもJENは、教室、厨房、トイレなど施設の修復を行ったり、2015年にはユニクロから寄贈された衣服を生徒全員に配布しました。
 それでも、教室や寄宿舎や厨房は修復が必要です。生徒たちは、安全な飲み水が手に入らないために用水路の汚れた水を使っているのです。そのため慢性的に彼らの健康状態は悪く、さらに残念ながら、適切な衛生教育を受けていない教職員も様々な病気にかかっています。このような状況を改善するために、まだまだ多くの支援が必要です。JENは機会があればいつでもこの学校の生徒たちへの支援を継続したいと考えています。
【生徒たちに贈られたカラフルな鉛筆】
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【鉛筆とノートを受け取って嬉しそうな生徒たち】
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【文房具を贈られて笑顔の生徒たち】
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ムハンマド・ハニフ・ハーン
シニア・プログラム・アシスタント
JENイスラマバード事務所

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9月 29, 2016 教育支援 |

2016年9月15日 (木)

ゆめポッケの配布があった学校の先生からのメッセージ

サデキ小学校でゆめポッケが配布された際、JENのスタッフはゆめポッケの配布目的について生徒たちと話し合いました。そして、ポスターを使って、ゆめポッケの中に入っている文房具やおもちゃが日本でどのように集められ、袋に詰められ、様々な国の生徒たちに送られているのか説明しました。

サデキ小学校のサジダ先生は次のように語りました。
「説明用のポスターの写真を見て生徒たちは、日本にいる自分と同じくらいの年齢の子どもたちが品物を集め、それをゆめポッケに詰めるのを知って、ゆめポッケが一層好きになるでしょう。生徒たちは、日本の人びとが食事を一回抜いてまでして、他の国の子どもたちに文房具やおもちゃを贈るために寄付したことを知り、献身・共感・友情そして愛を学んだのです」。

さらにサジダ先生は付け加えました。
「生徒たちはポスターに載っている日本の子どもたちの写真に元気づけられました。自分も、もっと頑張って勉強し、学校に通っていない子どもたちに来るよう励まし、そして将来大きくなったら他の子どもたちに力を貸さなければならない、と考えるようになりました。それは彼らにとってとても大きな影響です」。

「去年JENがゆめポッケを配布したときは、私はオメ・サルマ女子学校で教えていました。その時、ゆめポッケは日本の人ひとからの贈り物だということしか知りませんでしたが、今はどのような理想に基づき実施されているのかを知っています」。
最後にサジダ先生は、
「いつも私たちと共にいて、アフガニスタンの子どもたちの教育を支えてくださる日本の人びとやJENに大変感謝しています。アフガニスタンと日本の人びととの友情がいつまでも続きますように」と言いました。

【ゆめポッケ配布の際にポスターについて話すサデジ学校のサジダ先生】
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9月 15, 2016 教育支援 |

2015年10月22日 (木)

教育改革の必要性

 アフガニスタンの教育は、質が高く経験を積んだ教員が不足していることの影響を多大に受けてきました。

 多くの教員は初等教育しか受けておらず、担当教科の知識が不十分で、現代に見合った方法での教育を行っていません。これはアフガニスタンが何年もの間戦乱に見舞われ続けていることが原因となっています。

 教育は国を造る基盤であり、明るい未来への道筋となります。教育なしではどんな国も発展することはできません。そのような中、JENはこの5年間でアフガニスタンの生徒の教育レベルを向上させるために、多くの活動を行ってきました。

 そして、JENは2016年度の支援活動に向けて、パルワン県のチャリカ地区とシンワリ地区でニーズ調査を行いました。チャリカ地区63校、シンワリ地区43校の合計106校を訪問して調査を行った結果わかったのは、質の高い教員がいないことに加え、水衛生設備が不足しており、校舎の状態も悪く、学校の外周壁もなく、何よりも安全な飲料水がないということでした。

 アフガニスタンの生徒たちが、良質な教育を受けられる基本的な権利を持ち、生活水準を向上させ、経済的な課題を解決できるようになることが必要です。JENはできる限りこれらの学校の設備を改善し、教員たちに経験を積んでもらうよう活動しています。社会の各分野からの貢献が、今後のアフガニスタンの教育改革を実現するために協力し合うことが求められているのです。

【チャリカ地区の学校】
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【シンワリ地区の学校】
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 経理アシスタント
 サマール


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10月 22, 2015 学校修復・建設, 教育支援 |

2014年12月25日 (木)

アフガニスタンの女子教育

 アフガニスタンで女性が生きていくのは簡単なことではありません。しかし女性は大きな可能性とエネルギーを持っているので、希望もまたあります。

 長い間戦争で苦しんできた我が国では、何十年もの間教育の機会が奪われ、とりわけ女子が教育を受ける機会は非常に少ない状況でした。

 過去13年間、アフガニスタン政府は教育に力を入れ、さまざまな政策を実施してきました。しかし治安問題等のせいで、目標を達成することができていないのが現状です。教育分野で進歩があったのは確かですが、アフガニスタンの女子教育の改善はまだ目標のレベルには達していないのです。

 アフガニスタン女子教育の発展の妨げとなっている問題は、治安、校舎や設備、暴力、女性教師や教科書の不足、文化、遠距離通学、教材や設備の整った実験室の不足等々、多岐にわたります。

 政府によると、就学年齢の子どもたちの約20%が学校に行っておらず、そのほとんどが女子とのことです。

 しかしながら、私たちは新政府の政策に期待しています。新しい政府は、アフガニスタンの識字率を上げるという構想を掲げており、特に女子教育に重点的に取り組もうとしているからです。

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12月 25, 2014 女性自立支援, 教育支援 |

2014年4月 3日 (木)

女子教育の大切さ

 教育は、性別にかかわらずとても重要なことですが、アフガニスタンでは特に女子教育の促進がとても困難な課題となっています。

 この国では、文化の壁が女子の教育の発展を制限してしまっています。たとえば、親が自分の娘が男の子と同じクラスに通うことを拒んだり、家族から若年での結婚を促されたり、ときには、女子がこころない暴力の対象となってしまうこともあります。また、貧困や校舎・施設の不足、治安の悪化による学校への襲撃や女性教師の不足なども、女子教育を阻む要因となっています。

 女子がもっと安心、安全に学校に通えるようになるためには、「学校へ行ってよかった」と思えるひと工夫が必要です。たとえば、安全な教育環境を整えると、入学者数を増やすことにつながります。

 女子教育には、次世代の教育レベルの向上、乳幼児死亡率の低下や児童婚の減少、コミュニティの活性化など、いくつもの社会への良いインパクトがあります。そこで、JENでは常に女子教育の優先度を高くし、意識しながら支援活動を行っています。

 今までJENは、パルワン県でいくつもの学校施設の建設と修復を実施しました。去年は5つの女子校を含め、全14校を建設しました。そのうちハズラット・ゼイナブ女子校では、女子生徒たちのより安全な環境とプライバシーを確保するため、外周壁を建てました。

【境界壁が建てられた学校】
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 今年はスルヒ・パルサとシーハリ地区の3つの女子校を含む全5校で建設を行う予定です。また、アフガニスタンの教育環境をより良くするために、JENでは学校の建設・修復以外に生徒たちの衛生知識・習慣を改善するための活動も実施しています。このプログラムは女子生徒に限定したものではありませんが、多くの女子校を対象としており、女子教育の環境改善に役立つことを願っています。

【6つの新しい教室が建築された学校】
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【石鹸を使った手洗いの方法を習う女子生徒たち】
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※この活動は、支援者の皆さまおよび、特定非営利活動法人ジャパン・プラットフォームの協力により実施しています。

ジェン・イスラマバード事務所
シニア・プログラム・アシスタント
ハニフ・カーン

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4月 3, 2014 学校修復・建設, 教育支援, 文化、生活、習慣 |

2013年12月 5日 (木)

パルワン孤児院スクールへの筆記用具贈呈

 2013年11月18日、千曲国際交流協会様から筆記用具2422個を支援していただき、アフガニスタンイスラム共和国パルワン県チャリカ市にある、 パルワン孤児院スクールの生徒160名へ贈りました。

 贈呈当日は、ジェン現地職員のシニア・フィールド・オフィサーが孤児院を訪問し、ノート、鉛筆・色鉛筆、ペンとシャープペン、消しゴム、定規計2240個を、現在孤児院で暮らす子どもたちへ寄贈しました。残りは新入生へ寄贈するため孤児院で保管しています。

【当団体のシニア・オフィサーが筆記用具を寄贈】
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 パルワン孤児院は、パルワン県内にある唯一の孤児院であり、現在はパルワン県の他、周辺の5県からも孤児の学童が入所しています。
 同孤児院は過去に千曲国際交流協会様より、教室修復、トイレ設置、倉庫改修、天蓋の修復、そして厨房の修復を支援していただきました。また、公衆衛生省からは施設維持費、教育費、食費の支給と、年に2回の衣服の配布が行われています。

 しかしながら筆記用具の提供は今までなく、モスクからの寄付で賄っていたものの、常に不足している状態でした。そのような中、千曲国際交流協会様からのご寄贈により、生徒一人一人が筆記用具を持つことが出来るようになり、生徒たちはとても喜んでいます。

【筆記用具を受け取り、喜ぶ生徒たち】
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 孤児院院長であるAbdul Wahid氏は、「決して忘れることの出来ない温かいご支援をいただき、心から感謝しています」と、お礼を述べました。

【感謝の気持ちを表す、パルワン孤児院院長】
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【JENでは、皆様からのご寄付を受け付けています。ご協力をよろしくお願いします。
ご寄付は、こちらから受け付けております】

12月 5, 2013 教育支援 |

2012年10月19日 (金)

アフガニスタンの子どもたちへ「ゆめポッケ」が届きました

 昨年に引き続き、今年もアフガニスタンのパルワン県バグラム地区で、学校27校の1年生から3年生までの児童7087人に、ゆめポッケを配布しました。ゆめポッケの配布は、今年で7年目を迎えます。

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日本からアフガニスタンに届いたゆめポッケ

 パルワン県バグラム地区では、今年に入っても反政府武装勢力による空軍基地への攻撃が見られています。周辺地域に住む子どもたちは、日頃から危険と隣り合わせの環境で生活しています。多くの子どもたちは家庭の経済的理由から、自由におもちゃや文房具などの買い物に行くことすら難しいことも事実です。このような状況下の子どもたちへ、日本の子どもたちからの大切な贈り物をお届けした様子を紹介します。

20121016_69月19日に配布を実施したバグラム女子学校にて

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10月3日に配布を実施したアラウディン中学校にて

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「文房具やおもちゃが沢山入ったプレゼントをもらうことができ、本当に嬉しいです。
頂いた筆記用具を勉強のために大切に使います。どうもありがとうございました」
ゆめポッケを受け取ったサフィアさん(カラベランド女学校、3年生、9歳)

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「娘に素敵な贈り物を届けて下さり、大変感謝しています。
娘は頂いたおもちゃや文房具を使用し、遊びや勉強を通し、楽しく有意義な時間を過ごしているようです」
カラバヤジッド女子学校でゆめポッケを受け取った娘の父親ヘダヤトゥラさん(55歳)

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10月4日に配布を実施したショマンザイ学校にて

日本の子どもたちが、手作りのポッケにおもちゃや文房具などの沢山のプレゼントを詰めた「ゆめポッケ」を受け取って、アフガニスタンの子どもたちは、とても喜んでおり、日本の子どもたちに感謝しています。

10月 19, 2012 教育支援 |

2012年6月28日 (木)

女子学校への遊具提供

 アフガニスタンのパルワン県では、遊具が設置されていない学校が多いため、そのような学校に通う子どもたちは、遊んだり運動したりする環境が十分にありません。

 タタンドラ・ウリア高校
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 そこで先日、千曲国際交流協会様のご寄付により、パルワン県チャリカ地区にある3校の女子学校に遊具を提供させて頂きました。元々遊具が設置されていなかった、生徒数900人のラグマニ女子高校、同685人のタタンドラ・ウリア高校、同511人のミアンシャーク女子高校の各学校に、カラフルな鉄製遊具を一台ずつ新設しました。
(※アフガニスタンでは、小学校・中学校・高校の区別なくたくさんの子どもたちがひとつの学校に通っています)

 ミアンシャーク女子高校
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 ラグマニ女子高校
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 新しい遊具で元気よく遊んでいた、ラグマニ女子高校に通う2年生のべべ・ゾーラさん(8歳)の感想をご紹介します。
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 「新しい遊具をご提供くださり、どうもありがとうございました。休み時間と体育の時間は同級生の友達と一緒に遊具で運動しています。とても楽しく体を動かせるので、健康でいられると思います。」

6月 28, 2012 教育支援 |

2012年3月29日 (木)

教室用テント支援

 ジェンはアフガニスタンで、前回ご紹介した学校での衛生教育・学校環境整備事業以外にも支援活動を実施しています。そのうちの一つが、教室用テントの支援です。

 学校環境整備事業では、水・衛生施設を中心に建設・修復を行いますが、必要に応じて校舎や教室の建設・修復も実施しています。校舎・教室の修復を行う学校の子どもたちは、修復期間中は戸外で勉強することになります。そこでジェンは、外部の影響からこれらの子どもたちを守るために教室用テントの調達・貸し出し支援の実施を決定しました。

①教室用テント

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 こちらが実際に使用する予定のテントです。強い日差しや雨風、雪から守る教室用テントを野外に設置することで、子どもたちはその中で安心して授業を受けることができます。


②1張40平方メートルの窓付きテント。定員数は約40名。

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 4月より開始する学校環境整備事業では、バグラム地区の2校で校舎修復をします。ジェンは、その際に必要となる教室用テント計10張を調達し、校舎の修復が完了するまでの間各校の校庭に設置して、子どもたちが安全な環境の中で学習できるようにします。

③イスラマバードの業者にて検品するプログラムオフィサー(左)と事務所長(右)。

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 上記建設の終了後はこれらのテントを回収し、必要に応じて再利用していきます。

3月 29, 2012 学校修復・建設, 教育支援 |

2011年11月 2日 (水)

ゆめポッケの配布を始めました

 今年も「ゆめポッケ」の配布を開始しました。

 アフガニスタンでのゆめポッケの配布は2005年に始まり、今年で6年目を迎えます。
 10月18日より開始した本年度の配布では、パルワン県バグラム地区の学校の、3000人を超える1年生から3年生までの子どもたちを対象にしています。

 ゆめポッケの手作りの袋には、日本の小・中学生がプレゼントしてくれた文房具やおもちゃなどが入っています。日頃、市場に通う事すら難しいバグラム地区の子どもたちは、ゆめポッケを受け取りとても喜んでいます。

先日ゆめポッケを受け取ったばかりの、シャファク・シャヒド学校の子どもたちの様子をご紹介します。

 

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日本から届けられたゆめポッケを受け取り、とても嬉しそうな2年生の子どもたち。

 

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3年生の子どもたちも、みんなで手作りの袋を開いています。

 

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「届けてくれてありがとうございます」マリアムさん

===== ご報告 =============

平成23年度 外務大臣表彰受賞しました。

これまで、JENの活動を温かくご支援くださいました、

支援者の皆様に、深く感謝申し上げます。

詳しくは、こちら

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11月 2, 2011 教育支援 |

2010年11月25日 (木)

2011年へ向けて

 2010年も残すところあと1ヶ月ほどになりました。

 これまで、パルワン県サラン地区24校でゆめぽっけの配布を終了しました。また同県チャリカ地区では、孤児院の厨房の修復が完成しました。

 昨年12月に開始した、チャリカ地区7校での給水施設の設置・衛生施設の改善・衛生教育事業も、予定通り進んでいます。

101125_pcc_completion_4   8月で、全ての給水施設と衛生施設の設置と修復工事は終了しています。そして、現在は、対象校の一つである女子校で外周壁(学校の周囲を囲む壁)の修復工事をしていますが、それも今週中には完成予定です。

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 衛生教育授業は、5月から各学校で実施してきました。そのモニタリングもあと半月で終了します。これで、本年度の事業は全て終了します。

 昨年よりも更に治安が悪化しているアフガニスタンでの事業運営でしたが、大きな問題に阻まれることなく、無事に終了しようとしています。

 2011年からは支援事業の規模が大幅に拡大し、国際スタッフと現地スタッフも増員され、パワーアップします。学校に安全な飲み水が飲める給水施設と清潔なトイレを設置し、子どもたちに衛生教育を実施します。また極寒の冬のテントの中や夏の炎天下の屋外で勉強をしなくてすむように教室の増築をするなど、学校の環境全般を整備・改善する支援を継続して行きます。

 みなさま、引き続きご支援いただけますよう、どうぞよろしくお願いいたします。

11月 25, 2010 学校修復・建設, 教育支援, 衛生教育 |

2010年11月11日 (木)

ゆめポッケと笑顔が届きました

01distrebution_is_on_going  サラン地区の学校の子どもたちへ、ゆめポッケが届きました。ゆめポッケとは、紛争や対立によって傷ついた子どもたちを勇気づけようと、日本の小・中学生が中心となって文房具やおもちゃ、手作りカードをプレゼントする運動。
 

 

 

02students_are_checking_thier_bag  この学校は山奥にあって、交通のアクセスが悪く、そのため、多くの子どもたちが市場に行って文房具を買うことができません。子どもたちは、今まで見たこともないぬいぐるみやおもちゃ、カラフルな文房具を手にして、とても喜んでいます。そんな子どもたちの笑顔をご紹介します。

 

 

03name_najebah_gread_2_age_orati_sc
「日本にいるお友だちのみなさん、本当にありがとう!」

 

 

04name_shukrullah_gread_3_age_10_or
「もらった文房具を使って、勉強がんばります!
そして、将来、困っている人のために役に立ちたいです。」

07students_are_showing_their_bag_2 子どもたちが毎日笑顔でいられる日が来るまで。

皆さま引き続きご支援ください。

11月 11, 2010 教育支援 |

2010年9月30日 (木)

ゆめポッケを子どもたちに届ける時のお話

 アフガニスタンは34の県で構成されており、パルワン県は10の地区から成り立っています。いくつかの地区では、治安の問題や、直通の道がないために、日用品を買い揃えるために市場まで行くことが困難です。以前私が「2011年水・衛生事業」の需要調査のためにパルワン県のサラング地区の学校を訪問した時、それぞれの学校は山の中の交通アクセスの悪い場所にあり、子どもたちが市場に行って文房具を買うことができない状況を目の当たりにしました。このことは私を悩ませました。

 そんな時に、JENがサラング地区の23の学校の1年生から3年生の子どもたちに対して約2800個の「ゆめポッケ」を配布する事業を行っていることをききました。パルワン州の中でもこの地区の子どもは支援をもっとも必要としているので、今年1月にJENに加わった私は、この事業のことを知って大変うれしく思いました。JENは毎年継続しており、今では県の380校のうち3分の2への学校に届けました。

 ゆめポッケの配布を9月15日に始めました。日本から綺麗に梱包されて送られてきた巾着袋を手渡すと、子どもたちがとても喜ぶ姿が目に飛びこんできました。袋を開いてノートやペン、鉛筆、おもちゃを見た子どもたちの表情には、さらに喜びが溢れていました。
 これは、子どもたちにとって初めての貴重な体験となり、ゆめポッケを送ってくれた遠い日本の子どもたちに「ありがとう」と言っています。アフガニスタンの子どもたちは、厳しい環境での貧しい生活の中でも、勉強したいと願っています。このプレゼントは、子どもたちの希望を叶えてくれるのです。

 私はアフガニスタンのすべての国民のより良い未来と、現地の人々を支える人道支援団体の成功を心より願っています。近い未来に私たちアフガニスタンの人々が、自分たちの手で国の復興をもたらすことを願っております。

スルタン・カーモーシュ
フィールド・オフィサー

アフガニスタン活動報告会開催!

2010年10月21日(木曜日)

18:30~20:30

@JEN 東京本部事務局

お申し込みは info@jen-npo.org

9月 30, 2010 教育支援 |

2010年7月 8日 (木)

アフガニスタンの教育の現状

 アフガニスタンの教育システムは、1933年から1973年にわたって国を統治したザヒル・シャー国王の政策のもと改善されました。その主な内容は、人口の半分を占める12歳未満の子どものための小学校の建設、中等教育システムの拡大、またカブールに国立大学を開設する、といったものでした。

 当時、その教育システムは非常に良く機能し、多くの子どもたちが学校に通え、また、大学に進学できました。しかし、30年に及ぶ戦争により、アフガニスタンの経済、社会、文化、そして教育は破壊されてしまいました。多くの学校は壊され、わずかな教室しか残されていない学校もありました。そのため、違う学年の子どもたちが同じ教室で学ぶしかなくなり、多くの子どもたちは机もイスも教科書もない状態で、テントで授業を受けていました。1996年には女子の教育を禁止するという事態に陥り、生徒たちの半分が学校を去りました。

 2001年、カルザイ政権は教育システムを立て直すため、多くの国際社会の支援を受け入れました。そして、女子教育は再開されました。多くの女子が学校に通い始めましたが、教師の数、質ともに改善を要しました。当時、正規の教師の多くが国外に避難していたためです。

 いまだにこの国は多くの問題を抱えています。校舎、トイレ、きれいな水、教科書などが充分でない地域があります。多くの生徒が、校舎など設備が整わないため、屋外で勉強せざるを得ません。国際社会の支援により、復興は進んでいますが、今なお教育の分野で支援を必要としています。

 アフガニスタンでは、いまだ外国の支援に頼る状況が続いています。国の復興をサポートしてくれる人道支援組織と現地の人々が共に努力し、教育や自立という面において、すべてのアフガン市民にとってより良い未来が来ることを切に願います。

心を込めて
スルタン・ハムーシュ

アフガニスタンでの支援活動10年目に向けて、
2010年夏募金へのご支援をよろしくお願いします。

クレジットカードでのご寄付はこちらへ

7月 8, 2010 教育支援 |

2010年5月13日 (木)

アフガニスタンの教育事情

 2001年にタリバン政権が崩壊した後、この国の教育事情に変化が起こりました。アフガニスタン政府は、国際社会の支援も受けながら、学校やその他の教育施設の数を増やすように熱心に取り組みました。安全で豊かな国での未来を子供たちに与えることが、アフガニスタンの人びとの強い願いです。

 学校で教育を受けることは、そのための最初のステップだと考えています。戦争中には多くの学校が破壊され、アフガニスタンの教育システムに悪影響を及ぼしました。2001年の和平以降、国際社会の協力もあり、アフガニスタン政府は国内に何百もの学校や教育施設を再建し、教育をとりまく環境は大きく改善されました。

 しかし、いくつかの問題は今もなお残っています。 国内の多くの地域では学校の校舎が十分になく、その他の教育施設も不足しているため、子どもたちはテントや野外で勉強しているのです。また、最大の問題は、アフガニスタンの一部地域で治安が保たれていないことです。学校の生徒や教師が直接攻撃のターゲットとなることもあり、これは非常に深刻な問題です。さらに、もう一つの問題は、人びとの経済状況です。アフガニスタンには、その日を暮らすのに十分な収入が得られない家庭があります。そのような家の子どもたちには教育の機会が与えられず、家族に強制され、きつい仕事をしてお金を稼がなければなりません。何千人ものストリート・チルドレンが、家族が貧しいために、とても厳しい労働環境のもとで働かされているのです。

 そんな困難な状況にあっても、子どもたちは、 学校に行こうとしています。教育が将来彼らを助け、今よりも良い生活をもたらしてくれると信じているのです。

カブール事務所
ロジスティクス・総務担当
アフマド・ファヒム

5月 13, 2010 教育支援 |

2009年11月19日 (木)

学校を建てるということ

091119_mraarahimi_and_mr_feda_muham  今年の4月に建設を開始したパルワン県チャリカ地区のヘマヤトル・アスラム高等学校は、12月半ばの完成を予定しています。95%以上が完成し、もうすぐ建物の上塗り作業と電気の配線工事が始まります。

 10月に撮った写真左は、このマヤトル校の建設工事を請けて下さっているアフガンアメリカンカンパニーのラヒミ社長、右はエンジニアのフェダ・ムハマド氏です。ラヒミ社長はこう話します。

091119_h_installation_of_isogam_is_  「アフガニスタンの70%以上の人は読み書きが出来ません。きちんとした教育なしには、この国の発展はありません。

 私自身は奨学金を受けて米国カリフォルニア大学でエンジニアリングを勉強し、英国オックスフォードで都市デザインの修士号を取りました。アフガニスタンが共産国だった時代には、サウジアラビアの大学で助教授として教鞭をとっていたこともあります。

H_isogam_on_the_roof_is_completed_2  その後、国の復興のためにアフガニスタンに戻り、今の会社を設立しました。これまで省庁官舎や病院の他、学校や一般住宅などを建てました。これからも多くの学校を建設し、国へ貢献するつもりです。

 建設作業は、雇用も生みます。今、この国で何よりも大切なことです。」

11月 19, 2009 学校修復・建設, 教育支援, 文化、生活、習慣 |

2009年10月22日 (木)

今年もゆめポッケを届けています

091022__51_astiqlal_sejedara_g2_04  現在、ジェン・アフガニスタンでは、9月27日より1カ月の予定で、3000人を超える子どもたちに「ゆめポッケ」を配布しています。アフガニスタンでのゆめポッケの配布は2005年にはじまりました。今年で5回目の配布です。それまでは、旧ユーゴスラビアの子どもたちに配布していました。

 支援者の皆様が、文房具やおもちゃ、そして日本の子どもたちの愛情と祈りを手作りバッグの中いっぱいに詰め、毎年、日本から送ってくださいます。配布のときは、事前に学校に通知をしないので、ジェンのスタッフは、サンタクロースかマジシャンになったような気分で子どもたちを驚かせ、子どもたちと一緒に楽しむのです。091022_13_city_no_2_g2_02

 子どもたちにたくさんの夢を、ありがとうございます。

10月 22, 2009 教育支援 |

2009年8月13日 (木)

ネットワーク構築

  JENのアフガニスタン事業では、4月から着工された学校再建事業が順調に進んでいます。その一方、次期事業に向けて建設業者の選定も並行して行っています。

  2001年からJENはアフガニスタンでの事業を行なっていますが、2009年の現在に至るまで、建設業者の選定は、国際スタッフにとって重要かつ最も調整の難しい仕事の一つです。それは、2007年秋よりパキスタンのイスラマバードからの遠隔管理体制に移り、現在の国際スタッフがイスラマバードに赴任した時には完全な遠隔管理体制になっていたため、さらに労力を要する業務となっています。こうした事情により、アフガニスタンで業者とのネットワークを維持することは至難の業です。

  アフガニスタンでは、縁故関係者の採用依頼を受けることは少なくなく、こちらの条件に見合う業者を探すのにも一苦労です。今回は、複数の国連関連のカブール事務所から、地元建設業者をいくつか紹介していただきました。現在、その業者とお互いの要求を伝え合いながら関係構築の最中です。

  遠隔管理体制においては、自分から仕事の方法を工夫して積極的に行動しなければ、変化を起こすことはできません。これからも引き続きイスラマバードから地元業者、政府、現地の国際機関とのネットワーク作りに力を注いでいきたいと思います。

8月 13, 2009 学校修復・建設, 教育支援 |

2009年6月18日 (木)

調査をとおして見えてきたニーズ

 現在、パルワン州での学校再建と並行して、次の候補となる学校の調査を行っています。

 今行っている調査で、とくに重点をおいているのは、水と衛生事情です。現地のスタッフが60を越える学校やその周辺の村をまわって話を聞きながら、現地の衛生状況を調べています。現在、予定の80%ほどを終えました。

 調査をおこなった学校の多くには、下水道のない穴式便所が設置されていることがわかりました。モスクに併設された学校では、まれに水洗トイレの設置もあります。しかし、そのような学校とは対照的に、テントの中で授業を行う学校もあり、そこで勉強する子どもたちは戸外で用を足しています。

 飲み水に関しては、解決しなければならない衛生上の問題が多くあります。湧き水や手動ポンプ式の井戸から、清潔で安全な飲み水をえる学校の子どもたちは非常に少なく、大半の学校の生徒は近くの運河から直接汲まれてきた水を無処理で飲んでいるようです。そのため、下痢に苦しむ子どもが多くいます。

 学校の先生、保護者や村のリーダーは、安全で清潔な飲み水が供給されることを強く望んでいます。

6月 18, 2009 教育支援 |

2009年6月 4日 (木)

学びの場が、またひとつ増えます

090604_no1h_71_low  トグベルディ村(パルワン州チャリカ)のヘマヤトル・イスラム校で、半壊状態の古い校舎を取り壊し、新たに8教室の新校舎、校舎の外にトイレ10室と井戸、そして外壁の境界壁を作るプロジェクトをはじめて3か月になりました。現在は、井戸の設置が無事に終わり、校舎の建設が本格化しています。

 アフガニスタン全土で市民がまきこまれる事件が頻発しているので、プロジェクトのために近辺を移動することには高いリスクが伴っています。そのような状況下でも、現地スタッフは建設現場での立ち会いや、業者との打ち合わせ、連日の学校訪問など、地道な活動を続けています。これからも、引き続き、ご支援をよろしくお願いします。

6月 4, 2009 教育支援 |

2009年3月12日 (木)

共に一歩ずつ!

~ジェンのスタッフと支援地の人びと~

 衛生教育事業を実施している村では、公衆衛生や一人一人の健康状態は良好とは程遠く、人々の生活の困難さを改めて目の当たりにしました。

 紛争のため、健康な生活を送るために必要な知識を学ぶことのできなかった人々は、健康が日々の生活とどのように関連しているかを知らなかったのです。

 現在、アフガニスタン各地で国内外の団体による、人びとのキャパシティビルディングの支援活動が行われています。しかし、対象者があまりにも多く、全ての人びとにその支援が行き渡るにはまだまだ時間がかかりそうです。

 JENは支援地であるパルワン州の保健局とともに、トグベルディ村周辺の村人や子どもたちに対し、衛生教育のワークショップを開始しました。事業開始時は、私たちの活動目的や内容を人びとに理解してもらうのが難しいこともありました。しかし、今ではJENやJENのスタッフに対して大きな感謝の気持ちを表して下さるようになりました。また最近では他の地域のリーダーからも、同様のプログラムを彼らの村でも行って欲しいとの多くのリクエストを受けるようになりました。

 衛生教育事業を中心となって行うフィールドオフィサー、衛生専門家、衛生教育推進員からなる衛生教育委員会は、当初、目的の共有や住民の協力体制などで困難な場面にも遭遇しました。しかし、この事業で村の人びとが衛生についての学びを楽しむようになったことが、チームメンバー全員の喜びとなり事業継続への熱意ともなっています。

ジェン チャリカ事務所マネージャー 
イナヤトラ

3月 12, 2009 教育支援 |

2009年2月26日 (木)

衛生教育ワークショップ佳境に入りました

090226__low  衛生環境が悪く、手洗いの習慣も十分でないトグベルディ村は、住民の約65%がインフルエンザや肺炎等の季節病、もしくは急性の下痢や赤痢等の感染症を患っています。事業を始める前の調査では、手洗いや身なりを清潔に保つ、汚染されていない水を飲む習慣など、基本的な病気の知識や予防方法を知らないために衛生状態に起因する病気にかかっていたことが分かりました。そこで、3日間の衛生教育ワークショップを通して、トグベルディ村の人たちに衛生についての正しい知識を身につけてもらいたいと考えました。

 地元住民で構成された衛生教育管理委員会の積極的な協力を得て、学校や民家の一部を会場として提供してもらう形で、9か所にワークショップ会場を作りました。

 各クラスは、衛生推進員とそのアシスタントをワークショップ会場に迎えました。生徒と教員を除くと、ほとんどの女性参加者は識字の知識がないため、紙芝居で使われる絵などを教材にワークショップを行いました。その後、石鹸や、タオル、バケツなどを参加者に配って、衛生習慣についての指導を行いました。090226__low_2

 会場にはブハリ(アフガニスタンの伝統的ストーブ)が置かれていましたが、真冬のため、しかも、数か所の会場では、雨風を防ぐことができる程度のものだったので、会場自体はかなり寒かったです。しかし、熱意に溢れる参加者は寒さに気づかないぐらいワークショップに集中しているようでした。

2月 26, 2009 教育支援 |

2009年2月12日 (木)

ラグマニ女子学校完成

090212_leastern_door_low   外務省ほか、支援者の皆さまのご支援により、パルワン州チャリカ地区で再建中のラグマニ女子学校がついに完成しました。

1月末にパルワン州教育局、教育省建設局の技術検査を無事に終えて、教育省から学校譲渡書を受け取りました。これからは学校のあるパルワン州教育局と、そこに住む人々によって校舎が維持管理されていきます。

 当事業はパキスタンからの遠隔管理体制に入って2回目の事業でした。前回の経験を活かし、様々な方々のご協力の下、特に大きな問題もなく、無事完了することができました。特に、学校運営委員会を通じて、学校の先生方、校長先生、住民、パルワン州教育局の方々に、問題の解決にあたり、ご協力を賜わりました。新しく教育環境で学ぶことができる子どもたちに代わって、心よりお礼を申し上げます。

090212_l1_low  施設譲渡時に行った完成式典では、学校管理委員会の面々や当該校の教員・生徒に加え、地元の有力者など、大勢の人びとが集まりました。式典では、地元出身の国会議員のスピーチに始まり、生徒代表の歌や生徒代表のスピーチ、大変盛大な会になりました。

JENはこれから、パルワン州トグベルディ村で学校建設事業を始めます。少しでも多くの子どもたちに、より良い教育環境を提供するために、活動を続けていきます。皆さまのご支援をよろしくお願い致します。 090212_p1290149_low_2

2月 12, 2009 教育支援 |

2009年1月29日 (木)

衛生教育:ようやく軌道にのりました

 パルワン州の小学校で、今年1月より衛生教育ワークショップを開始しました。

 ワークショップの対象は、トグベルディ村の生徒、教員、保護者(母親)です。これまでの文化や習慣では、女性が家の外に出ることに、村の男性は強い抵抗を抱いていました。けれども、家事を担う女性こそ、家庭内での清潔な衛生環境を保つ人です。いかにして、女性にワークショップに参加してもらうか、あの手この手を考えました。

 最初は、村の宗教指導者や保守的な人たちからの反対がありました。時には、ワークショップをボイコットするなど悲しいこともありました。しかしJENは、女性の参加者が安心してワークショップを受けられる環境を整えることに徹し、人びとを根気よく説得しました。

 その結果、各地区で権力を持つ人々との長い話し合いを繰り返し、同意が得られなかった一部の地域を除き、ようやく女性たちがワークショップに参加できるようになりました。

 

1月 29, 2009 教育支援 |

2008年12月25日 (木)

ラグマニ女子学校建設、間もなく完成!

外務省や皆さまのご支援のもと、パルワン州チャリカ地区にて再建中のラグマニ女子学校がまもなく完成します。

当建設は2008年5月に始まりましたが、教育省建設局の突然の規定変更、遠隔管理体制の中での実施、急激な治安の悪化等々、様々な困難に遭遇しながらも、ようやく完成の時を迎えようとしています。前回の事業(ハジジャタル・コブラ女子学校、チュバシ・ラバット校再建事業)の時と比べると、現地スタッフの成長、遠隔管理体制での管理システムの改善などもあり、今回はプロジェクト管理においては、特に大きな問題もなく、事業が無事終わりそうです。
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建設中は、近くの男子校の一部を借りて勉強に励んでいる女子生徒たちも、完成はいつになるのかと楽しみでならないようです。
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着工前は戦車の残骸、塹壕、弾痕などがいたるところに残っており、不発弾が地中から発見されるなど、戦争の深い傷跡が残っていた場所でした。しかし、今、女子生徒が笑顔でそんな場所を横切る姿を見ると、この学校が未来に向かって一生懸命生きていくための希望を彼女たちに与えているのを実感します。



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12月 25, 2008 学校修復・建設, 教育支援 |

2008年11月27日 (木)

衛生教育の準備がはじまりました

081127_low  11月に入り、パルワン州チャリカのトグベルディ村で、来月から始まる新規事業の準備が始まりました。2009年は同村にあるヘマヤトル・アスラム校の学校再建に加え、当学校の生徒、教員、父兄の方々を対象に衛生意識を高める衛生教育事業を行います。

 ワークショップを主体とする衛生教育事業では、建設事業と違ってコミュニティとの調整がより必要となります。

 準備段階ではまず、パルワン州保健局員、コミュニティの各地区から代表者、当学校から学校長や教員を選択し、衛生教育委員会を設立します。当委員会は事業の透明性、公平性、事業に参加する人たちの選択、開催場所を提供する等の役割があります。

 しかし、トグベルディ村は、75%がタジク人、25%がパシュトゥ人で構成されていているため、民族紛争の歴史を持つアフガニスタンでは、細心の注意が必要です。

 委員会や事業に参加する人たちの民族のバランスは取れているか、各地域での権力闘争がないか、あったとすれば、それらのすべてを含んでいるか等を確認し、支援がなるべく平等に届くように心がけています。

 今後は、12月に衛生教育ワークショップを行うトレーナーを育成し、来年の1月と2月にかけて、ワークショップを行います。

11月 27, 2008 教育支援 |

2008年10月30日 (木)

純白のトイレ

今年の5月に開始した学校再建事業では、パルワン州チャリカ市から車で20分ほど南に行ったところに位置するラグマニ女子学校でのトイレ建設も行っています。
アフガニスタンでは女子が教育を受けることに対して意識が低く、学校の衛生設備も整っていないため、両親が子どもを学校へ通わせることにあまり前向きでない状態です。

ラグマニ校では10室のトイレを建設中です。
現在のところは8割近く完成していて、白のペンキで覆われています(ペンキは全部で3回塗る予定で、色は後にクリーミィな青色に変わります)。
アフガニスタンでは下水施設が充実していないため、トイレは汲み取り式ですが、JENは女の子たちも安心して学校に通えるように、衛生環境を整えることを心がけています。
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10月 30, 2008 学校修復・建設, 教育支援, 文化、生活、習慣 |

2008年10月 2日 (木)

ゆめポッケの配布開始!

081003darulahlum_dream_bags_disturb  今年もゆめポッケ配布事業が始まりました。JENは2005年から立正佼成会様ほか、皆様のご協力のもと、ゆめポッケをアフガニスタンの子どもたちに送り届けています。去年はアフガニスタンの交通の便が悪い内陸に位置するバーミヤン州までポッケを届けました。そして今年は、4502個のポッケを治安が比較的安定しているチャリカ市郊外の学校に送り届けました。

 ゆめポッケの中身は、文房具のほか、日本の子どもたちがアフガニスタンの子どもたちを思い、一生懸命手作りで作ったおもちゃなどです。アフガニスタンの子どもたちが、日本の同世代の子ども達からの「やさしさ」を受け取ることで、文字通り、彼らに将来への希望や夢を持ってもらいたいと考えています。JENスタッフや学校の先生たちも、この事業は大好きで、積極的に配布作業に参加しました。

 先生たちは「学校の生徒の中には週に1~2回しか学校に来ない生徒が多くいます。学校に来ることが重要でないと思っている生徒もいるし、家事が忙しくて来られない生徒もいます。しかし、ゆめポッケを受け取って学校が楽しくなった生徒や、文房具を持っていなかった生徒が勇気づけられ、もっと学校に来るようになりました」と言っていました。081003sadalah_low

 JENは、来年もスタッフの安全が確保しながら、より多くの子どもたちに夢と希望を送り続けたいと思っています。

10月 2, 2008 教育支援 |

2008年7月10日 (木)

ハジジャタル・コブラ女子学校、チュバシ・ラバット校、間もなく完成!

日本政府や各企業そして団体、個人支援者の皆さまのご支援のもと、パルワン州チャリカ地区とバグラム地区にて再建中の2校、ハジジャタル・コブラ女子学校とチュバシ・ラバト校がまもなく完成します。
この2校の建設は2007年8月に始まりました。
しかし、この間には治安の悪化等に伴うパキスタンからの遠隔管理体制への移行、冬の大寒波、元ムジャヒディーンの指揮官が起こした土地問題等々、様々な困難に遭遇しながらも、ようやく完成の時を迎えようとしています。

時折、建設現場に近づいてくる子どもたちも、長きにわたった建設を見守りながら、完成が楽しみでならない様子です。

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完成を間近に控えた校舎と彼らの笑顔を見ると、復興は物理的なものに加え、子どもたちの心にも行き届いてきたと感じます。

7月 10, 2008 学校修復・建設, 教育支援 |

2008年6月26日 (木)

未来への希望をつなぐ

080624_low_2  パキスタンからの遠隔管理体制に移ってから、すでに8か月が経過しました。

 遠隔管理体制での事業運営は、手間もコストも倍以上かかります。それでもJENが支援を続ける理由。それは、アフガニスタンの人々と共に、途切れることなく明日への希望を繋いでいきたいと考えているからです。

 現地の治安状況は、悪化の一途を辿っています。頻発する自爆テロや誘拐のほか、最近では学校も標的になることがでてきました。


 JENが建設事業を行っている学校の生徒たちは、殆どが屋外や民家などでの学習を余儀なくされています。夏は40℃を超え、冬はマイナス20℃を下回る厳しい気候。加えて文化的な配慮などの影響を受けるのは女子生徒です。校舎がない学校には親が娘を送ることをやめてしまうというケースがあるからです。そのような環境下で、現地の人びとは日々の生活を続け、子ども達はすくすくと成長していきます。

 子どもたちは、一度教育を受ける機会を断たれてしまったら、再び受けられるようになることが困難になることがあります。だからこそ、途切れることなく支援を続けることが重要と考えています。

6月 26, 2008 学校修復・建設, 教育支援 |

2008年6月12日 (木)

新たな学校建設がスタート

Photo  2008年5月より、現在パルワン州で行っているコブラ校、チュバシ・ラバット校の再建事業と並行して、あらたに女子学校の再建事業を同州南部に位置するラグマニで開始しました。

 ラグマニ女子学校はタリバン侵攻時代に、敵対する北部同盟軍とタリバン軍との間で激戦地になり、甚大な被害を受けました。校庭には塹壕や戦車の残骸、校舎はほぼ全壊状態で壁の至る所に弾痕が見られ、それらはこの国の子どもたちの心の傷跡のようにも見えます。

Photo_2  長い戦争で疲弊したアフガニスタンには、至る所にこのような学校があります。しかし、子どもたちは厳しい環境にも負けず、未来に向かって勉強しています。JENは、一人でも多くの子どもたちに学習の場を提供し、彼らに未来への希望を与えることによって、心の傷を癒すことを心がけています。

6月 12, 2008 学校修復・建設, 教育支援 |

2007年7月26日 (木)

ゆめポッケの配布スタート!

Students4 今年も、ゆめポッケの配布事業が始まりました!

 2005年から継続して行っているゆめポッケ配布事業は、今年で3年目となります。立正佼成会様のご協力のもと、9、549個のポッケがアフガニスタンに到着しました。ポッケの大きさは巾着袋大で、すべて子どもたちやご家族の方の手作りです。ポッケの中には、文房具や玩具など日本の子どもたちのそれぞれ、思い思いのプレゼントがぎっしり詰まっています。6月26日、今年お預かりした9,549個のポッケのうち、186個をバーミヤン州のアクロバット地域にあるKEIBO小学校に配布しました。

 カブールからバーミヤン州都まで220kmの距離を1日かけて、また道路事情の悪いバーミヤン州都からKEIBO小学校は、わずか26kmを1時間30分かかって到着しました。配布には、現地NGOのスタッフや、先生や生徒も参加しました。先生や生徒は

「バーミヤンの中心地域から離れている遠隔地域まで、こうしてすばらしいプレゼントを贈ってくださったことを、本当にうれしく思います」と仰っていました。Students13

 2007年にJENが配布するゆめポッケの残数は、9,363個です。2005年から始まったアフガニスタンでのゆめポッケ。パルワン州で配布の対象になる学校が重複しないよう、また遠隔地の子どもにも日本の子どもたちからの思いが届くよう、心を込めて配布を続けます。

☆☆ アフガニスタンを忘れないで ☆☆

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7月 26, 2007 教育支援 |

2007年7月 5日 (木)

2007年の学校再建事業

Dsc02750_1 6月に赴任したプログラム・オフィサーの山形です。 日本政府と個人や団体支援者の皆さまからのご支援を受け、2007年の学校再建事業が始まりました。  

チャリカ郊外の学校、コブラとチュバシラバットでは20年以上続いた戦渦によって校舎が著しく破壊され、子どもたちはテントもしくは半壊した校舎での勉強を余儀なくされています。

まずはプロジェクト開始前の準備として、地方政府や住民との調整、事業計画の構築などをおこないます。同時に、地域住民や学校関係者、教育省の関係者で構成される学校運営委員会を設立しました。学校運営委員会の会議では、今回の学校再建事業の目的と計画を共有し、工事の着工に向けて一丸となって準備を進めています。  

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アフガニスタンに着いてまだ3週間ですが、長い戦闘の影響による破壊が、建物だけでなく人びとの心まで深く浸透しているようにも感じています。

この国の厳しい生活環境や異なる文化、そして事業参加者である住民からのリクエストなど、まだ新しい環境に慣れることで一生懸命ですが、戦争の記憶しかない子どもたちの無邪気な笑顔が力を与えてくれます。

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7月 5, 2007 学校修復・建設, 教育支援 |

2006年7月 6日 (木)

校長先生の想い-ウーラン校完成!-

Dsc087611  外務省から資金援助によるパルワン州帰還民総合支援事業の一環として、昨年8月から建設していましたウーラン校がこの程無事完成し、6月15日に、パルワン州知事、教育局長、日本大使館の書記官を招いて開校式が行われました。

 この学校の校長、アブドラ・サブール氏は非常に教育に熱心な方で、数年前からアフガン行政や複数の支援団体に学校建設の陳情を行っており、JEN事務所にも訪問してきました。当時は建設資金確保の目処がたっていなかったので、とりあえず学校用テントを5張り供与したのですが、風の強い谷に位置しているためにテントは1年でボロボロになり、子どもたちは暗くてところどころ破れたテント内での勉強を強いられていました。Dsc086711

 この度、この校長の子どもたちを想う気持ちがようやく叶い、男子324人、女子305人の生徒たちが午前と午後に分かれて新しい校舎で勉強できるようになりました。

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7月 6, 2006 学校修復・建設, 教育支援 |

2006年4月13日 (木)

山間の村に女子校が完成!

1_5  昨年8月からパルワン州の山あいの村で実施していましたシワ女子校建設が、3月末にアフガニスタンの新学期に合わせて無事に完成しました。2_4

 この学校の建設地は丘の上であったため、まず丘を削って平地にすることから作業を始めました。次に建設地までの道を作ったのですが、重い建設資材を運んでくるトラックが途中で立ち往生し、小型トラックへの荷卸荷積みを行って搬入した事もあります。更に、建設作業に使用する水を確保するために、丘の下に貯水槽を作って村の農水路から水を引き、そこから水中ポンプを使って水を汲み上げたのですが、水中ポンプやジェネレーターが頻繁に壊れ、何度も業務の中断を余儀なくされました。

 こうした様々な苦労はありましたが、開校式で女子生徒が見せてくれた満面の笑顔に接すると、校舎が完成した喜びと、子どもたちの幸せな将来を願う気持ちが湧いてきました。

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4月 13, 2006 学校修復・建設, 教育支援 |

2006年1月 5日 (木)

学校建設大詰め

1  パルワン州で建設している2校の学校建設は最も重要かつ困難な作業のひとつ、天井のコンクリ-ト打ちを行っています。コンクリートは寒さに弱い為、セメントの中に凍結を緩和する薬品を混ぜたり、コンクリートを設置した跡に藁をまいて保護するなどの工夫をこらしながら、建設を進めています。

small  それでも毎日が時間との勝負。特に、標高2,500メートルに位置するサラン地区のウーラン校では、雪が降らないことをJEN職員、下請け業者、地元の人々全員で祈りながらの作業となっています。その甲斐あってか、例年のこの時期では考えられないくらい晴天が続き、コンクリート打ちの作業を完了することができました。

 完成にむけてもうひと踏ん張りです。

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1月 5, 2006 学校修復・建設, 教育支援 | | コメント (0)

2005年12月 8日 (木)

雪だるまが見守る学校建設作業

3  パルワン州のJENが学校建設事業を行っている地域では、10月から雪が降り始め現在の気温は-6から7度で、雪25cmも積もっています。そんな厳しい環境の中、現地の人たちと共にウーラン校とシワ校の2校の建設作業を進めています。5

 積雪のため工事が遅れ、また工事前に行う雪下ろしが余分な作業になっています。工事遅れの原因となるやっかいな雪ですが、現地スタッフは昼休みに雪だるまを作り、雪を楽しんでいます(ちなみにこの雪だるまはアフガニスタン事務所の女性経理スタッフ(若野綾子)のために作ったもので、写真ではわかりませんが、若野がいつも身につけているスカーフあり、スカートのひだもちゃんとあります)。

 来年の春には新しい学校が完成する予定です。

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12月 8, 2005 学校修復・建設, 教育支援 | | コメント (0)

2005年11月10日 (木)

孤児院の教室がきれいになりました

-RIMG0045  千曲国際交流協会様のご支援により、8月後半から行っておりましたパルワン州チャリカ市の孤児院の教室修復事業がこの程完成致しました。今回の事業では破損が激しかった2教室を取り壊して新たに3教室を建設し、老朽化していた2つのトイレを修復しています。これで孤児院内に既にある4教室を含め、計7教室の学校となり、中学生以上となる孤児の為の教室もできました。

 10月31日に、パルワン州の副知事と社会福祉局の局長を招いて完成のセレモニーが行われました。孤児全員と先生方も集合し、新しい教室ができた喜びと日本の皆さまへの感謝の言葉を口々に表してくれました。 これまで木陰や寄宿舎の廊下で学んでいたのが、これからは新しい教室で勉強できることになる事を心底嬉しく感じていることが伝わってきました。アフガニスタンでは、まだまだ生活が厳しく勉強道具でさえ不足していますが、この教室の完成によって少しでも子ども達の心が癒され、勉強に励んでくれることを願っています。-RIMG0042

 今後、やはり千曲国際交流協会様のご好意により、新しくできあがった教室に机と椅子を提供する予定です。

11月 10, 2005 教育支援 | | コメント (0)

2005年9月29日 (木)

アフガニスタン写真展

1  JENのアフガニスタン教育支援事業をご支援くださっている「アフガンとちぎスクール」の報告写真展が、9月10~25日まで宇都宮市内で開催されました。会場では、世界遺産「バンデ・ア・ミール湖」の写真も展示され、数多くの方々が写真展に訪れて下さいました。

 この写真展では募金箱が置かれ、別の機会に集まった支援金と合わせて180,000円がJENに寄付されました。この資金は、アフガンの学校で女子トイレの建設に使われます。

  アフガンとちぎスクールの皆さま、写真展にご来場下さった皆さま、寄付をして下さった皆さま、本当にありがとうございます。

眠っている本が、学校に! BOOK MAGIC(ブック・マジック)

9月 29, 2005 学校修復・建設, 教育支援 | | コメント (0)

2005年4月 7日 (木)

椅子に座って机で勉強ができます

023  ライオンズクラブ330-B地区1ゾーン、チェア・パーソン大竹成様より、パルワン州カラザイ村ホカム・イ・シャヒード校に机と3人掛けの椅子55セットを供与していただきました。

 生徒からのコメント
 バシリアちゃん(12歳、女子)
 「今までは机も椅子もなく床に座って勉強しなければならなかったので大変でしたが、こんなに立派な机と椅子を使って勉強できるなんて幸せです。本当にありがとうございます。」

 ザルマイ君(13歳、男子)
 新しい机と椅子で、これからは今までよりもっと勉強することができ、とっても喜んでいます。本当にありがとうございます。」

4月 7, 2005 教育支援 | | コメント (0)

2004年11月18日 (木)

美しい校舎

01  JENの支援グループである「アフガニスタンとちぎファンド」のご支援により、パルワン州のホカム女子校の修復が完成しました。 校長先生(Mr.Hakims Hashimi)からのメッセージです。

 「女子校修復のためにご支援していただい皆さま、本当にありがとうございました。今までは教室数が足りなかったので、夏の酷暑や砂嵐の中でも屋外や小さなテントの中で授業を行わなければなりませんでした。 従って、自分の子ども、特に娘を学校に通わせる親は少なかったのです。でも、このような美しい校舎できたことによって、親御さんたちも安心して娘を学校に通わせることが出来るでしょう。現在女子生徒の数は130人程度ですが、この校舎の完成によって来年の新学期には300人にくらいになると予想しています。 男子生徒同様、3シフト制にして授業を行うこと事を考えています。 

 このカラザイ村はタリバンと北部同盟の激戦地であったため大きな被害を受け、今なお復興もままならず村人は厳しい生活を強いられています。未だにカブールやパキスタンに避難している住民も多数います。 このような状況の中で、この女子教室の完成は村にとって非常に明るい話題です。このニュースがきっかけとなって、村に戻ってきてくれる人が増えることを期待しています。 

 ご支援して下さった皆さまに村人一同、感謝申し上げます。」

11月 18, 2004 学校修復・建設, 教育支援 | | コメント (0)

2004年7月29日 (木)

テントが教室

023  現在JENは、カブールから約50キロ北にあるパルワン州の学校の修復事業を行っています。修復中の学校では、工事の間、テントの仮設教室で570人の生徒たちが学んでいます。
テント教室の中では、立てかけた黒板が風ですぐに倒れてきてしまうことも少なくありません。

 13年間教師を続けているラザハーン先生に聞きました。
012  『毎日起こる砂嵐のために、午後の授業は実施できない日が続いています。教室に加えて、やはり飲み水とトイレに困っています。このようなへき地にあり、希望を持てない環境にあった私たちに、日本の皆さんからのご支援は大きな励ましです。
心からの感謝を申し上げます。7月はもっと暑くなるので、できるだけ早くこの修復が完了することを願っています。』

 この学校の修復工事は、JENのスタッフが中心となって、地域の人たちと一緒に進めています。
 学校のほとりの小川が枯れてしまったために、今は工事のための水を毎日3~4キロ離れた場所から車で運んでいます。単純作業ですが、ときには1日に何往復もする必要があり、燃料や人件費などが積み重なっています。

 『石をつなげるためにコンクリートを使っているので、水を確保するのに苦労しています。嬉しいことは、建物が少しずつ出来ていくにつれて、この素晴らしい校舎のできばえに、村の人たちがみんなやる気を出してがんばっていることです。』(現地スタッフ・ハルーン)

 この夏には修復事業が終了し、子どもたちは新しい校舎で勉強することができる予定です。

7月 29, 2004 学校修復・建設, 教育支援 | | コメント (0)

2004年2月12日 (木)

図書館と本棚

1  JENが修復を行ったパルワン州・チャリカ郡にあるミル・アリ・アハメッド・イ・シャヒード(以下MAAS)校の図書室に、山梨日立建機株式会社様と山梨県立吉田高校様から、本棚の製作費をご寄付いただきました。

 MAAS校では2003年6月に校舎の修復作業自体は終わっていましたが、その後11月から図書室の増築を行っていました。アフガニスタンの学校に図書室があることは極めて珍しく、州知事の方が建設作業の視察にいらっしゃるなど、地元の期待も高い中、先月の終わりにようやく図書室が完成し、本棚を13個設置することができました。

 長年の戦争の影響もあり人々が支援に頼りがちなアフガニスタンで、この学校では図書室用の備品購入費のために生徒たちが自ら地元で募金活動を行い、その結果約200ドルが集まりました。その用途について、学校長、先生、パルワン州の教育局長、地元住民などが参加するスクールマネージメント委員会で話合いが行われ、教室のカーテンなどを購入することも決まっています。

 このようにMAAS校は、子どもたちや学校の職員の方はもとより、地域の人たちにとって『自分たちの学校』という意識が非常に強く、積極的により良い学校にしようと頑張っているため、今回の本棚の設置をとても喜んでいます。

 山梨日立建機株式会社の皆様、吉田高校の皆さん、本当にありがとうございました。

2月 12, 2004 学校修復・建設, 教育支援 | | コメント (0)

2003年2月13日 (木)

3校目の学校がよみがえりました

 「パンジャッド・ファミリー・ハイ・スクール」、「第16小学校」とJENの学校修復事業3校のうち、現在まで2校の完了報告をお届けしてまいりましたが、3校目の「ラビア・ハイ・スクール」の修復工事が2002年12月9日に完了しました。その完了報告をお届けします。

【事業完了報告】
 この事業は昨年8月11日の着工から12月9日の完了まで、カブール市内第4地区で約4ヶ月間に渡って行われました。生徒数は2002年12月現在で、4,467人(女生徒:2,778人、男子生徒:1,689)です。また、 事業実施地区にはおよそ12,000家族が住み、その多くは過去20年に渡る戦争の間、アフガニスタン国内の特に北部の各地から避難し、現在はこの地区に定住している人々です。またパキスタンやイランからの帰還民の家族も少数います。(但し、生徒数、住民数とも流動的です。)ここに住む人々の多くには仕事がありません。今までもお伝えしている通り、この修復事業は子どもたちが少しでも良い環境の中で安心して学ぶことができることと共に、国連開発計画(UNDP)との協力により、「UNDPアフガニスタン復興・雇用プログラム〔REAP=Recovery and Employment Afghanistan Programme〕」の一環として、戦争で職を失ったこの地区の人々に、一時的ではあっても、仕事に就く機会を持ってもらうことを目的としています(今回の事業では111人)。

 どの国のどの事業でもある困難が、この約4ヶ月間の工期の間にもありました。校長先生が変わったことによって最初の契約以上の修復を依頼されたり、現場に行ってみると作業をするべき人がまばらだったり、お給料日には本人ではない”別人”が現れたりといったことです。不安定な社会状況の中で人々が生きていくのは大変なことです。また、生活習慣や文化などの違いの中で、現地の人々とともに事業をして行くことは、「日本流」を押し付けない支援をする上でも簡単ではありません。こうした困難を、現地スタッフと日本からのスタッフが協力し、教育省や地域の代表など関係する人たちと何度も根気よく話し合いを行って解決し、何とか決められた期間内で完了するよう事業を進めてきました。

 今回の事業では、新しいドアと窓のついた16の新しい教室を建て、古い校舎のドアや窓、廊下、教室も修理しました。古い校舎の天井は、新しい梁を入れ、塗り固めました。 また、新旧両方の校舎とも、きれいに塗装し、水道設備の設置や校庭も整備しました。 さらに、いくつかの教室には電気設備を設置し、2つの校門も完成しました。

*REAP(=Recovery and Employment Afghanistan Program)プロジェクト:アフガニスタンの失業者のための雇用促進事業

2月 13, 2003 学校修復・建設, 教育支援 | | コメント (0)

2002年10月17日 (木)

11,456人のための新しい学校

2202  「第16小学校」に引き続き、JENの学校修復第一弾として始まった「パンジャサッド・ファミリー・ハイ・スクール」でも、去る9月3日(水)に修復工事が完了しました。その完了報告をお届けします。

【修復事業の背景】
 1979年に建てられたこの学校には、56の教室、1つの会議室、演習室と子供用の教室、そのほか校庭などの施設があり、過去10年間、修復や整備は行われて来ませんでした。また長年にわたる厳しい情勢の中、国内避難民の家族が住み着いていたことも、校舎の荒廃の一因となっていました。現在この学校では11,456人(男子5,010人、女子6,446人)の生徒たちが、242人の先生(男性46人、女性196人)のもとで、1日3交代で勉強をしています。この学校の修復事業は、約3ヶ月半前に始まったのですが、その開始当時から今までに生徒数はすでに2,000人も増加しています。また、難民のカブールへの帰還数の増大に伴って、生徒の数は今なお増え続けています。2203

【事業の内容】
 この学校の修復事業では、壁の塗り替え、壊れた屋根の撤去と修復、梁の調整、塗装、ドアと窓の修復、校庭の整備などが行われました。アフガニスタンはこれから寒い季節を迎えることになりますが、修復工事が完了した今、この1万人以上の生徒達は以前よりもずっと良い環境で学ぶことが出来るようになりました。これと同時に、約1万人の人々がUNDP(国連開発計画)との協力による「REAP(=Recovery and Employment Afghanistan Program)プロジェクト*」の一環として、短期間ではありますが、仕事に就くことが出来ました。長年の内戦で破壊された学校や、タリバン政権下で学校へ行くことが出来なかった女の子たちをはじめとする大勢のアフガンの子供たちの、一人でも多くの明るい未来と笑顔のために、JENは支援活動を続けて行きます。

*REAPP(=Recovery and Employment Afghanistan Program)プロジェクト:アフガニスタンの失業者のための雇用促進事業

10月 17, 2002 学校修復・建設, 教育支援 | | コメント (0)

2002年9月 5日 (木)

子どもたちの夢をかなえる新しい教室

21_1s  「第16小学校」の後修復工事は着々と進み、8月1日に工事が完了しました。それでは、現地カブールから入った完了報告をお届けします。

【修復事業の背景】
 1998年に建てられたこの学校には、8つの教室、1つの集会室、2つの倉庫とトイレがあります。内戦の混乱と、国内避難民が住み着いていたことで、ひどく荒廃しており、学校の定員は1,200人と言うものの、現在は2,050人(男子1,386人、女子664人)の生徒たちが、39人の先生(男性23人、女性16人)のもとで、1日3交代で勉強をしています。また、避難民のカブールへの帰還数の増大に伴って、生徒の数も増え続けているのが現状です。21_2s

【事業の内容】
 このプロジェクトでは、学校に通う生徒たちがより良い学校施設で学ぶことが出来るようになることと、国連開発計画(UNDP)との協力による、「UNDPアフガニスタン復興・雇用プログラム(REAP=Recovery and EmploymentAfghanistan Programme)」の一環として、90人(20人の建設業経験者と70人の未経験者)の人に対して一時的ではあっても、仕事に就く機会を持ってもらうことが出来ました。修復工事は今年6月22日の着工式から始まり、8月1日に完了しました。
 1つの教室と守衛室、トイレ、廊下、テラスが新しく建設され、8つの教室の天井と壁が塗り替えられ、そして、1つの集会室とキッチン、2つの倉庫とトイレ、また学校を取り囲むのべ111mの塀も修復されました。また、これらの修復に伴って、必要な窓と窓ガラス、ドアや鉄の校門も取り付けられ、電気設備や水道、また校庭も整備されました。

 生徒の1人の言葉、「いつかは自分たちがどこかの国を支援できるようになりたい」、子供たちが1人1人の夢に向かってこの新しい教室で勉強ができることを、JENはとても嬉しく思います。

9月 5, 2002 学校修復・建設, 教育支援 | | コメント (0)

2002年8月22日 (木)

学校修復着工式

 JENの学校修復事業は、国連開発計画(UNDP)との協力による、「UNDPアフガニスタン復興・雇用プログラム=REAP(Recovery and Employment Afghanistan Programme)」により、行われています。簡単に説明すると、カブール周辺の復興事業に現地の人を雇用して、職につく機会を少しでも多く持ってもらおうというものです。具体的には、道路、上下水道、教育・医療施設の修復及び建設等の公共事業を実施しています。 

日時:2002年8月11日(日) 
■場所:ラビア・ハイスクール(カブール市、第4地区)

【着工式の様子】
 今回のラビア・ハイスクールでの着工式は、アフガニスタン教育副大臣による挨拶に続き、代表の生徒によるコーランの読誦によって幕を開けました。日本政府代表、UNDP代表、JENカブール事務所長の青島あすか、ユニセフ、そしてラビア・ハイスクール代表と、それぞれがこの着工式への参加者を歓迎するとともに、この学校修復事業について協力し合い、事業の成功を祈りました。また、2つのチームの生徒達が、ダリ族とパシュトゥーン族の歌を披露し、また、民族音楽の演奏や、ダンスによるパフォーマンスで、会場は盛り上がり、修復工事終了後の学校で勉強することに夢をふくらませていました。
 この着工式の模様は、同日8月11日夕方、地元カブールのラジオ放送を始め、8月16日朝のテレビ番組では、その一部始終が放映されました!

8月 22, 2002 学校修復・建設, 教育支援 | | コメント (0)

2002年8月15日 (木)

3交代制の学校

 国連開発計画(UNDP)との協力のもと、アフガニスタンで進められているJENの学校修復事業第3弾、カブール市北部の第4地区に位置する、ラビアハイスクール(Rabia High School、生徒数:男子3,112人、女子2,469人、合計5,581人)での着工式が、8月11日(日)に予定通り行なわれました。この学校は14年前に建てられたのですが、長い間の戦闘によって受けた破壊は激しく、その修復は全く行われていない状態です。また、生徒数の多さから、今は3交代で授業を受けています。着工式の様子はカブールより連絡が入り次第、お届けします!

【修復の内容】
①ドア、窓、屋根の梁、壁の修復と塗装のほか、16の新しい教室の建設
②水道設備、校庭を平に均す、コンクリートの歩道、2つの新しい校門、教室の電気の配線、校舎を囲む壁と校庭の排水工事
③ユニセフとの協力により、仮設テントを設置

 これまで順調に進んできている学校修復により、少しでも多くのアフガンの子ども達が教育を受けられるように、JENもがんばってっています。

8月 15, 2002 学校修復・建設, 教育支援 | | コメント (0)

2002年6月27日 (木)

学校修復、第2弾

afgan161s  JENの学校修復プロジェクト第2弾、カブール市内第15地区(ハリハナ地区)の「第16小学校」で学校修復工事が始まりました!

 この学校は小中学校で、生徒数は2,200名(男子1,560名、女子640名)、教員数は39名(男性教師23名、女性教師16名)です。現在8つの教室で、毎日3交代で授業が行われています。過去の戦闘の間、多くの避難民がこの学校を占拠して一時的居住場所として使用していたため、学校施設としての機能を失った状態にあります。修復の内容としては校舎の屋根の修繕、校舎内の塗装、ドアや窓の修繕、教室内の塗装、1教室の新設、トイレ、校門の修繕などを行う予定です。6月22日(土)には、この学校で着工式が行われました。afgan162s

 午前9時半の開会の挨拶からJENのスピーチと続きました。今回は簡単なJENの紹介を私が行った後、JENカブール・越川芳枝のスピーチと続きました。壇上から乗り出てのアクティブなスピーチはとても印象深く、出席していた生徒、先生からは多くの拍手を浴びていました。とても感動ものです!その後、地域代表、学校長の挨拶とおよそ30分間続きました。

 とてもユニークで印象深いことは、来賓の挨拶が終了した後の、生徒による各種パフォーマンスでした。演劇では、出席者から多くの笑いを取るほどに生徒の演劇は面白かったです。年少生徒によるアフガン民謡披露では、彼の良く通る声に感動しました。さらには、飛び入り生徒によるダンス披露などもあり、とても見ごたえのある出し物ばかりでした。
 着工式ということは忘れて、まるでアフガニスタンで文化祭を楽しんでいるようでした。

 どんなに辛く厳しい状況に直面しながらも、活気を忘れない生徒の精神力に驚かされ、そして、笑い喜びを共有できる彼らの強さに感動しました

6月 27, 2002 学校修復・建設, 教育支援 | | コメント (0)

2002年6月20日 (木)

学校修復事業は順調です

2201  JENの学校修復事業第1弾、カブール市内のPanjasad Family High School(パンジャサッド・ファミリー・ハイ・スクール、生徒数:9,330人)では、先月5月22日の着工式より今日6月20~30日が経過しました。修復作業は着々と進められています。

 ユニセフから10梁のテントが提供され、この修復工事中に、20の教室を暫定的にテント内に設置、今まで教室として使用されていた20の外国貨物船用コンテナが取り除かれ、その跡地に10教室分の土台(基礎)が作られており、また教室の壁の塗り替え、校舎屋根の修復、教室に明かりを供給するための校舎内配線が進められ、今までに20の窓枠の修繕、48の窓枠の設置、6つの教室のドアが修繕されました。
現在この学校での修復事業は半ばを迎えているところです。

 引き続き、学校修復第2弾として、やはりカブール市内(ハリハナ地区)の第16小学校(小中学校、生徒数:2,200名、教員数:39名)での修復事業がまもなく始まる予定です。

6月 20, 2002 学校修復・建設, 教育支援 | | コメント (0)

2002年5月23日 (木)

荒れ果てた校舎

02s  アフガニスタンでは、長引く内戦や旱魃の被害を逃れるために、多くの国内避難民が学校に住みついていました。
そのため、校舎は荒れ果てていて、修復をしないと子どもたちは勉強ができません。
 JENはこのプロジェクトで、教室の屋根、窓枠や窓ガラス、トイレなどの修復を行い、勉強ができる環境を整えます。

 5月22日(水)、JENはアフガニスタン学校修復プロジェクト第一弾として、まずカブール市内のパンジャサッド・ファミリー高校(Panjasad Family High School )[ハリハナ地区] の修復に着工、着工式を行いました。
パンジャサッド・ファミリー高校には、現在223名の先生と9,330名の生徒がいて、その内、男子生徒が3,954名、女子生徒が5,376名です。03s

 この着工式の様子が、JENカブール駐在スタッフより届きました。

『着工式は本当に成功裏に終了しました。
300名ほどの女子学生が校庭に花道(?)を作ってくれ、私たちを迎えてくれました。
式はかなりの盛り上がりを見せたものと思います。
コンテナーで作られた教室とは対象的に、生徒、先生のお手製の飾りつけがされた会議室には、総勢200名ほどの関係者が集まり、アフガン教育省副大臣ザビオラさんの挨拶をはじめ、駒野大使、UNDP代表、またユニセフアフガニスタン代表もすばらしいスピーチをしてくれました。それに、学生代表で壇上に上がった女子高生は、彼女の言葉で、そして英語にてすばらしいスピーチをしました。』

5月 23, 2002 学校修復・建設, 教育支援 | | コメント (0)

2002年2月18日 (月)

ユニセフBack-to-Schoolキャンペーン

 JENはこのたび、国連児童基金(ユニセフ)のBack-to-Schoolキャンペーンの教育支援団として、3人の職員を派遣することとなりました。

 ユニセフは、アフガニスタンの子供たちの支援に全力を尽くしています。JENは、このユニセフのBack-to-Schoolキャンペーンに参加し、強力にこれを推進することになりました。3月21日に始まる新学期にむけて、180万人の小学生たちが安心して授業に臨める環境を提供するこのプロジェクトは、暫定統治機構の実績の大きな試金石として注目されています。

 すでにカブールの公立学校で文房具の配布を行ったJENは、今後も積極的にアフガニスタン復興の一環として教育支援事業を実施していきます。

2月 18, 2002 教育支援 | | コメント (0)

2002年1月15日 (火)

子どもたちに文房具

11  JENは、カブール東部の元女子校である公立学校「ラミアンシャヒード」で、2,300人の全校生徒に対して、文房具の配布を開始しました。

 1月14日は、女子生徒1,700人への配布を行いました。これは、全生徒数の4分の3にあたります。これによって、過去5年間にわたり教育の機会を奪われていた女生徒たちの、勉強への復帰を支援することができます。

 タリバン政権下において、女子は公に通学することが許されませんでした。しかし、アフガニスタン暫定行政機構の樹立をきっかけに、来たる3月よりカブール州16地区の内、15校の女子高等学校が新生スタートする運びとなりました。これにともない、先月から「ラミアンシャヒード」校においても女子生徒が教室に復帰して授業が再開されています。
 JENの現地スタッフは、この日、アフガン国内で購入したノートとエンピツのセットを後日1日には、同校に通う600人の男子生徒に対しても配布する予定です。

 市民自身による復興への期待が高まる中、経済的に厳しい生活を強いられている生徒達はこの支援によって精神的にも支援されているということが実感できます。

1月 15, 2002 学校修復・建設, 教育支援 | | コメント (0)