2008年4月 3日 (木)
安全な水を届けます
JENは外務省や皆様からのご支援により、学校建設の一環で、生徒たちに安全な水を供給するための貯水槽の建設と公共水道管と繋ぐ水道管の設置を進めています。
アフガニスタンでは、ほとんどの学校の衛生環境は劣悪です。JENが事業を行っているコブラ校の生徒たちは、今でも学校のすぐ横に流れる茶色がかかった水路の水を飲料水に使っている状態です。水路には町から流れる汚水も流されているので、生徒たちの健康を守る安全な水はそこにはないのです。
長い冬が終わり、貯水槽の工事が再開し、土台のための石を置く前のところまで工事は進みました。一刻も早く生徒たちが安全に勉強できる衛生環境を整えるため事業を進めています。
(写真: 完成した貯水槽の土台)
4月 3, 2008 学校修復・建設 | Permalink
2008年3月 6日 (木)
春になりました
JENの事業地、パルワン州では12月下旬から2月中旬まで凍てつくような寒さに襲われ、白銀の世界となっていました。
今年の冬は、特に寒さが厳しく、アフガニスタン全土で数百人の死者が記録され、パルワン州の事業現場では気温が氷点下22度まで下がりました。1月には、教育省建設局から寒さのため学校建設の一時中止命令が出され、JENもやむを得ず2月24日まで工事を中断していました。
2月の最後の週には、今までの寒さがうそのように一転、気温が一気に15度まで上昇し、ようやく待ちに待った工事の再開です。長い冬の終わりとともに、事業現場に春の活気が戻ってきました。
3月 6, 2008 学校修復・建設 | Permalink
2008年2月 7日 (木)
何故に壁を壊すのか。
昨年12月、村でコマンダーと呼ばれる一人が、突然、学校の土地の一部は自分のものだと言い、建設途中の壁の一部を破壊し始めました。(写真:壊された壁)
JENは事業当初から、村の代表者、教員、学校長、教育局の職員といった、バランスを考慮したメンバーで構成された学校管理委員会を設立しています。その中で、情報共有や土地問題などのあらゆる問題の予防や解決に努めています。
にもかかわらず、事業の真只中に小さな村でこのようなことが起きてしまうのはなぜでしょうか?
一つは、雇用問題。失業率が100%に近い辺境の村では学校建設のようなイベントは、雇用が生まれるまたとないチャンスです。なので、このような機会を逃した人が問題を起こす場合があります。もう一つはコマンダーと呼ばれる冷戦と内戦時代に活躍した武装集団の人が問題を起こします。
今回の場合は両方のようで、彼らは武器を保有しているため、村の長老たちですら説得が難しいようでしたが、コマンダーは学校管理委員会に説得され、何とかその場は収まりました。
なかなか平和なひと時は訪れないようです。
2月 7, 2008 学校修復・建設 | Permalink
2007年9月 3日 (月)
学校建設工事、着工!
8月に入り、すぐにコブラ校とチュバシ・ラバト校の建設を着工しました。また、チュバシ・ラバト校では、基礎工事開始と同時に着工式を行いました。
着工式には地元政府関係者、パルワン州のテレビ局や学校関係者、さらに村人(ほぼ全員?)が参加し、大混雑の中、式がとり行われました。
学校とはいうものの、2006年の設立当初から校舎がありません。かわりに半壊した土作りの民家を1軒賃貸し、500人にも及ぶ生徒が学習しています。子どもたちは、すし詰め状態の上、夏ばは灼熱の太陽の下で勉強に集中しなければなりません。
そのため、学校の建設は村にとっての一大行事です。村人や子どもたちの喜びと期待はすごいものだなと改めて感じました。
この日出会った子どもたちの笑顔は、JENスタッフと学校管理委員会のやる気と絆をさらに深めたように思えます。
アサヒコム「国際支援の現場から」 好評連載中!
★★募金のご協力のお願い★★
銀行、ジャパンネットバンクからのご寄付は⇒こちら
クレジットカードでのご寄付は⇒こちら
9月 3, 2007 学校修復・建設 | Permalink
2007年7月 5日 (木)
2007年の学校再建事業
6月に赴任したプログラム・オフィサーの山形です。 日本政府と個人や団体支援者の皆さまからのご支援を受け、2007年の学校再建事業が始まりました。
チャリカ郊外の学校、コブラとチュバシラバットでは20年以上続いた戦渦によって校舎が著しく破壊され、子どもたちはテントもしくは半壊した校舎での勉強を余儀なくされています。
まずはプロジェクト開始前の準備として、地方政府や住民との調整、事業計画の構築などをおこないます。同時に、地域住民や学校関係者、教育省の関係者で構成される学校運営委員会を設立しました。学校運営委員会の会議では、今回の学校再建事業の目的と計画を共有し、工事の着工に向けて一丸となって準備を進めています。
アフガニスタンに着いてまだ3週間ですが、長い戦闘の影響による破壊が、建物だけでなく人びとの心まで深く浸透しているようにも感じています。
この国の厳しい生活環境や異なる文化、そして事業参加者である住民からのリクエストなど、まだ新しい環境に慣れることで一生懸命ですが、戦争の記憶しかない子どもたちの無邪気な笑顔が力を与えてくれます。
アサヒコム「国際支援の現場から」 好評連載中!
★★募金のご協力のお願い★★
銀行、ジャパンネットバンクからのご寄付は⇒こちら
クレジットカードでのご寄付は⇒こちら
やってみよう ブック・マジック!
7月 5, 2007 学校修復・建設, 教育支援 | Permalink
2006年7月 6日 (木)
校長先生の想い-ウーラン校完成!-
外務省から資金援助によるパルワン州帰還民総合支援事業の一環として、昨年8月から建設していましたウーラン校がこの程無事完成し、6月15日に、パルワン州知事、教育局長、日本大使館の書記官を招いて開校式が行われました。
この学校の校長、アブドラ・サブール氏は非常に教育に熱心な方で、数年前からアフガン行政や複数の支援団体に学校建設の陳情を行っており、JEN事務所にも訪問してきました。当時は建設資金確保の目処がたっていなかったので、とりあえず学校用テントを5張り供与したのですが、風の強い谷に位置しているためにテントは1年でボロボロになり、子どもたちは暗くてところどころ破れたテント内での勉強を強いられていました。
この度、この校長の子どもたちを想う気持ちがようやく叶い、男子324人、女子305人の生徒たちが午前と午後に分かれて新しい校舎で勉強できるようになりました。
やってみよう!ブック・マジックキャンペーン実施中!
★★募金のご協力のお願い★★
銀行、ジャパンネットバンクからのご寄付は⇒こちら クレジットカードでのご寄付は⇒こちら
7月 6, 2006 パルワン州「住宅、水、教育」総合支援事業, 学校修復・建設, 教育支援 | Permalink
2006年4月13日 (木)
山間の村に女子校が完成!
昨年8月からパルワン州の山あいの村で実施していましたシワ女子校建設が、3月末にアフガニスタンの新学期に合わせて無事に完成しました。
この学校の建設地は丘の上であったため、まず丘を削って平地にすることから作業を始めました。次に建設地までの道を作ったのですが、重い建設資材を運んでくるトラックが途中で立ち往生し、小型トラックへの荷卸荷積みを行って搬入した事もあります。更に、建設作業に使用する水を確保するために、丘の下に貯水槽を作って村の農水路から水を引き、そこから水中ポンプを使って水を汲み上げたのですが、水中ポンプやジェネレーターが頻繁に壊れ、何度も業務の中断を余儀なくされました。
こうした様々な苦労はありましたが、開校式で女子生徒が見せてくれた満面の笑顔に接すると、校舎が完成した喜びと、子どもたちの幸せな将来を願う気持ちが湧いてきました。
アサヒコム「国際支援の現場から」 好評連載中!
眠っている本が、学校に! BOOK MAGIC(ブック・マジック)
★★募金のご協力のお願い★★
銀行、ジャパンネットバンクからのご寄付は⇒こちら
クレジットカードでのご寄付は⇒こちら
4月 13, 2006 パルワン州「住宅、水、教育」総合支援事業, 学校修復・建設, 教育支援 | Permalink
2006年1月 5日 (木)
学校建設大詰め
パルワン州で建設している2校の学校建設は最も重要かつ困難な作業のひとつ、天井のコンクリ-ト打ちを行っています。コンクリートは寒さに弱い為、セメントの中に凍結を緩和する薬品を混ぜたり、コンクリートを設置した跡に藁をまいて保護するなどの工夫をこらしながら、建設を進めています。
それでも毎日が時間との勝負。特に、標高2,500メートルに位置するサラン地区のウーラン校では、雪が降らないことをJEN職員、下請け業者、地元の人々全員で祈りながらの作業となっています。その甲斐あってか、例年のこの時期では考えられないくらい晴天が続き、コンクリート打ちの作業を完了することができました。
完成にむけてもうひと踏ん張りです。
アサヒコム「国際支援の現場から」 好評連載中!
眠っている本が、学校に! BOOK MAGIC(ブック・マジック)
1月 5, 2006 パルワン州「住宅、水、教育」総合支援事業, 学校修復・建設, 教育支援 | Permalink
|
2005年12月 8日 (木)
雪だるまが見守る学校建設作業
パルワン州のJENが学校建設事業を行っている地域では、10月から雪が降り始め現在の気温は-6から7度で、雪25cmも積もっています。そんな厳しい環境の中、現地の人たちと共にウーラン校とシワ校の2校の建設作業を進めています。
積雪のため工事が遅れ、また工事前に行う雪下ろしが余分な作業になっています。工事遅れの原因となるやっかいな雪ですが、現地スタッフは昼休みに雪だるまを作り、雪を楽しんでいます(ちなみにこの雪だるまはアフガニスタン事務所の女性経理スタッフ(若野綾子)のために作ったもので、写真ではわかりませんが、若野がいつも身につけているスカーフあり、スカートのひだもちゃんとあります)。
来年の春には新しい学校が完成する予定です。
アサヒコム「国際支援の現場から」 好評連載中!
眠っている本が、学校に! BOOK MAGIC(ブック・マジック)
12月 8, 2005 パルワン州「住宅、水、教育」総合支援事業, 学校修復・建設, 教育支援 | Permalink
|
2005年9月29日 (木)
アフガニスタン写真展
JENのアフガニスタン教育支援事業をご支援くださっている「アフガンとちぎスクール」の報告写真展が、9月10~25日まで宇都宮市内で開催されました。会場では、世界遺産「バンデ・ア・ミール湖」の写真も展示され、数多くの方々が写真展に訪れて下さいました。
この写真展では募金箱が置かれ、別の機会に集まった支援金と合わせて180,000円がJENに寄付されました。この資金は、アフガンの学校で女子トイレの建設に使われます。
アフガンとちぎスクールの皆さま、写真展にご来場下さった皆さま、寄付をして下さった皆さま、本当にありがとうございます。
眠っている本が、学校に! BOOK MAGIC(ブック・マジック)
9月 29, 2005 企業・市民の皆さまからのご支援, 学校修復・建設, 教育支援 | Permalink
|
2004年11月18日 (木)
美しい校舎
JENの支援グループである「アフガニスタンとちぎファンド」のご支援により、パルワン州のホカム女子校の修復が完成しました。 校長先生(Mr.Hakims Hashimi)からのメッセージです。
「女子校修復のためにご支援していただい皆さま、本当にありがとうございました。今までは教室数が足りなかったので、夏の酷暑や砂嵐の中でも屋外や小さなテントの中で授業を行わなければなりませんでした。 従って、自分の子ども、特に娘を学校に通わせる親は少なかったのです。でも、このような美しい校舎できたことによって、親御さんたちも安心して娘を学校に通わせることが出来るでしょう。現在女子生徒の数は130人程度ですが、この校舎の完成によって来年の新学期には300人にくらいになると予想しています。 男子生徒同様、3シフト制にして授業を行うこと事を考えています。
このカラザイ村はタリバンと北部同盟の激戦地であったため大きな被害を受け、今なお復興もままならず村人は厳しい生活を強いられています。未だにカブールやパキスタンに避難している住民も多数います。 このような状況の中で、この女子教室の完成は村にとって非常に明るい話題です。このニュースがきっかけとなって、村に戻ってきてくれる人が増えることを期待しています。
ご支援して下さった皆さまに村人一同、感謝申し上げます。」
11月 18, 2004 学校修復・建設, 教育支援 | Permalink
|
2004年7月29日 (木)
テントが教室
現在JENは、カブールから約50キロ北にあるパルワン州の学校の修復事業を行っています。修復中の学校では、工事の間、テントの仮設教室で570人の生徒たちが学んでいます。
テント教室の中では、立てかけた黒板が風ですぐに倒れてきてしまうことも少なくありません。
13年間教師を続けているラザハーン先生に聞きました。
『毎日起こる砂嵐のために、午後の授業は実施できない日が続いています。教室に加えて、やはり飲み水とトイレに困っています。このようなへき地にあり、希望を持てない環境にあった私たちに、日本の皆さんからのご支援は大きな励ましです。
心からの感謝を申し上げます。7月はもっと暑くなるので、できるだけ早くこの修復が完了することを願っています。』
この学校の修復工事は、JENのスタッフが中心となって、地域の人たちと一緒に進めています。
学校のほとりの小川が枯れてしまったために、今は工事のための水を毎日3~4キロ離れた場所から車で運んでいます。単純作業ですが、ときには1日に何往復もする必要があり、燃料や人件費などが積み重なっています。
『石をつなげるためにコンクリートを使っているので、水を確保するのに苦労しています。嬉しいことは、建物が少しずつ出来ていくにつれて、この素晴らしい校舎のできばえに、村の人たちがみんなやる気を出してがんばっていることです。』(現地スタッフ・ハルーン)
この夏には修復事業が終了し、子どもたちは新しい校舎で勉強することができる予定です。
7月 29, 2004 学校修復・建設, 教育支援 | Permalink
|
2004年2月12日 (木)
図書館と本棚
JENが修復を行ったパルワン州・チャリカ郡にあるミル・アリ・アハメッド・イ・シャヒード(以下MAAS)校の図書室に、山梨日立建機株式会社様と山梨県立吉田高校様から、本棚の製作費をご寄付いただきました。
MAAS校では2003年6月に校舎の修復作業自体は終わっていましたが、その後11月から図書室の増築を行っていました。アフガニスタンの学校に図書室があることは極めて珍しく、州知事の方が建設作業の視察にいらっしゃるなど、地元の期待も高い中、先月の終わりにようやく図書室が完成し、本棚を13個設置することができました。
長年の戦争の影響もあり人々が支援に頼りがちなアフガニスタンで、この学校では図書室用の備品購入費のために生徒たちが自ら地元で募金活動を行い、その結果約200ドルが集まりました。その用途について、学校長、先生、パルワン州の教育局長、地元住民などが参加するスクールマネージメント委員会で話合いが行われ、教室のカーテンなどを購入することも決まっています。
このようにMAAS校は、子どもたちや学校の職員の方はもとより、地域の人たちにとって『自分たちの学校』という意識が非常に強く、積極的により良い学校にしようと頑張っているため、今回の本棚の設置をとても喜んでいます。
山梨日立建機株式会社の皆様、吉田高校の皆さん、本当にありがとうございました。
2月 12, 2004 学校修復・建設, 教育支援 | Permalink
|
2003年2月13日 (木)
3校目の学校がよみがえりました
「パンジャッド・ファミリー・ハイ・スクール」、「第16小学校」とJENの学校修復事業3校のうち、現在まで2校の完了報告をお届けしてまいりましたが、3校目の「ラビア・ハイ・スクール」の修復工事が2002年12月9日に完了しました。その完了報告をお届けします。
【事業完了報告】
この事業は昨年8月11日の着工から12月9日の完了まで、カブール市内第4地区で約4ヶ月間に渡って行われました。生徒数は2002年12月現在で、4,467人(女生徒:2,778人、男子生徒:1,689)です。また、 事業実施地区にはおよそ12,000家族が住み、その多くは過去20年に渡る戦争の間、アフガニスタン国内の特に北部の各地から避難し、現在はこの地区に定住している人々です。またパキスタンやイランからの帰還民の家族も少数います。(但し、生徒数、住民数とも流動的です。)ここに住む人々の多くには仕事がありません。今までもお伝えしている通り、この修復事業は子どもたちが少しでも良い環境の中で安心して学ぶことができることと共に、国連開発計画(UNDP)との協力により、「UNDPアフガニスタン復興・雇用プログラム〔REAP=Recovery and Employment Afghanistan Programme〕」の一環として、戦争で職を失ったこの地区の人々に、一時的ではあっても、仕事に就く機会を持ってもらうことを目的としています(今回の事業では111人)。
どの国のどの事業でもある困難が、この約4ヶ月間の工期の間にもありました。校長先生が変わったことによって最初の契約以上の修復を依頼されたり、現場に行ってみると作業をするべき人がまばらだったり、お給料日には本人ではない”別人”が現れたりといったことです。不安定な社会状況の中で人々が生きていくのは大変なことです。また、生活習慣や文化などの違いの中で、現地の人々とともに事業をして行くことは、「日本流」を押し付けない支援をする上でも簡単ではありません。こうした困難を、現地スタッフと日本からのスタッフが協力し、教育省や地域の代表など関係する人たちと何度も根気よく話し合いを行って解決し、何とか決められた期間内で完了するよう事業を進めてきました。
今回の事業では、新しいドアと窓のついた16の新しい教室を建て、古い校舎のドアや窓、廊下、教室も修理しました。古い校舎の天井は、新しい梁を入れ、塗り固めました。 また、新旧両方の校舎とも、きれいに塗装し、水道設備の設置や校庭も整備しました。 さらに、いくつかの教室には電気設備を設置し、2つの校門も完成しました。
*REAP(=Recovery and Employment Afghanistan Program)プロジェクト:アフガニスタンの失業者のための雇用促進事業
2月 13, 2003 学校修復・建設, 教育支援 | Permalink
|
2002年10月17日 (木)
11,456人のための新しい学校
「第16小学校」に引き続き、JENの学校修復第一弾として始まった「パンジャサッド・ファミリー・ハイ・スクール」でも、去る9月3日(水)に修復工事が完了しました。その完了報告をお届けします。
【修復事業の背景】
1979年に建てられたこの学校には、56の教室、1つの会議室、演習室と子供用の教室、そのほか校庭などの施設があり、過去10年間、修復や整備は行われて来ませんでした。また長年にわたる厳しい情勢の中、国内避難民の家族が住み着いていたことも、校舎の荒廃の一因となっていました。現在この学校では11,456人(男子5,010人、女子6,446人)の生徒たちが、242人の先生(男性46人、女性196人)のもとで、1日3交代で勉強をしています。この学校の修復事業は、約3ヶ月半前に始まったのですが、その開始当時から今までに生徒数はすでに2,000人も増加しています。また、難民のカブールへの帰還数の増大に伴って、生徒の数は今なお増え続けています。
【事業の内容】
この学校の修復事業では、壁の塗り替え、壊れた屋根の撤去と修復、梁の調整、塗装、ドアと窓の修復、校庭の整備などが行われました。アフガニスタンはこれから寒い季節を迎えることになりますが、修復工事が完了した今、この1万人以上の生徒達は以前よりもずっと良い環境で学ぶことが出来るようになりました。これと同時に、約1万人の人々がUNDP(国連開発計画)との協力による「REAP(=Recovery and Employment Afghanistan Program)プロジェクト*」の一環として、短期間ではありますが、仕事に就くことが出来ました。長年の内戦で破壊された学校や、タリバン政権下で学校へ行くことが出来なかった女の子たちをはじめとする大勢のアフガンの子供たちの、一人でも多くの明るい未来と笑顔のために、JENは支援活動を続けて行きます。
*REAPP(=Recovery and Employment Afghanistan Program)プロジェクト:アフガニスタンの失業者のための雇用促進事業
10月 17, 2002 学校修復・建設, 教育支援 | Permalink
|
2002年9月 5日 (木)
子どもたちの夢をかなえる新しい教室
「第16小学校」の後修復工事は着々と進み、8月1日に工事が完了しました。それでは、現地カブールから入った完了報告をお届けします。
【修復事業の背景】
1998年に建てられたこの学校には、8つの教室、1つの集会室、2つの倉庫とトイレがあります。内戦の混乱と、国内避難民が住み着いていたことで、ひどく荒廃しており、学校の定員は1,200人と言うものの、現在は2,050人(男子1,386人、女子664人)の生徒たちが、39人の先生(男性23人、女性16人)のもとで、1日3交代で勉強をしています。また、避難民のカブールへの帰還数の増大に伴って、生徒の数も増え続けているのが現状です。
【事業の内容】
このプロジェクトでは、学校に通う生徒たちがより良い学校施設で学ぶことが出来るようになることと、国連開発計画(UNDP)との協力による、「UNDPアフガニスタン復興・雇用プログラム(REAP=Recovery and EmploymentAfghanistan Programme)」の一環として、90人(20人の建設業経験者と70人の未経験者)の人に対して一時的ではあっても、仕事に就く機会を持ってもらうことが出来ました。修復工事は今年6月22日の着工式から始まり、8月1日に完了しました。
1つの教室と守衛室、トイレ、廊下、テラスが新しく建設され、8つの教室の天井と壁が塗り替えられ、そして、1つの集会室とキッチン、2つの倉庫とトイレ、また学校を取り囲むのべ111mの塀も修復されました。また、これらの修復に伴って、必要な窓と窓ガラス、ドアや鉄の校門も取り付けられ、電気設備や水道、また校庭も整備されました。
生徒の1人の言葉、「いつかは自分たちがどこかの国を支援できるようになりたい」、子供たちが1人1人の夢に向かってこの新しい教室で勉強ができることを、JENはとても嬉しく思います。
9月 5, 2002 学校修復・建設, 教育支援 | Permalink
|
2002年8月22日 (木)
学校修復着工式
JENの学校修復事業は、国連開発計画(UNDP)との協力による、「UNDPアフガニスタン復興・雇用プログラム=REAP(Recovery and Employment Afghanistan Programme)」により、行われています。簡単に説明すると、カブール周辺の復興事業に現地の人を雇用して、職につく機会を少しでも多く持ってもらおうというものです。具体的には、道路、上下水道、教育・医療施設の修復及び建設等の公共事業を実施しています。
■日時:2002年8月11日(日)
■場所:ラビア・ハイスクール(カブール市、第4地区)
【着工式の様子】
今回のラビア・ハイスクールでの着工式は、アフガニスタン教育副大臣による挨拶に続き、代表の生徒によるコーランの読誦によって幕を開けました。日本政府代表、UNDP代表、JENカブール事務所長の青島あすか、ユニセフ、そしてラビア・ハイスクール代表と、それぞれがこの着工式への参加者を歓迎するとともに、この学校修復事業について協力し合い、事業の成功を祈りました。また、2つのチームの生徒達が、ダリ族とパシュトゥーン族の歌を披露し、また、民族音楽の演奏や、ダンスによるパフォーマンスで、会場は盛り上がり、修復工事終了後の学校で勉強することに夢をふくらませていました。
この着工式の模様は、同日8月11日夕方、地元カブールのラジオ放送を始め、8月16日朝のテレビ番組では、その一部始終が放映されました!
8月 22, 2002 学校修復・建設, 教育支援 | Permalink
|
2002年8月15日 (木)
3交代制の学校
国連開発計画(UNDP)との協力のもと、アフガニスタンで進められているJENの学校修復事業第3弾、カブール市北部の第4地区に位置する、ラビアハイスクール(Rabia High School、生徒数:男子3,112人、女子2,469人、合計5,581人)での着工式が、8月11日(日)に予定通り行なわれました。この学校は14年前に建てられたのですが、長い間の戦闘によって受けた破壊は激しく、その修復は全く行われていない状態です。また、生徒数の多さから、今は3交代で授業を受けています。着工式の様子はカブールより連絡が入り次第、お届けします!
【修復の内容】
①ドア、窓、屋根の梁、壁の修復と塗装のほか、16の新しい教室の建設
②水道設備、校庭を平に均す、コンクリートの歩道、2つの新しい校門、教室の電気の配線、校舎を囲む壁と校庭の排水工事
③ユニセフとの協力により、仮設テントを設置
これまで順調に進んできている学校修復により、少しでも多くのアフガンの子ども達が教育を受けられるように、JENもがんばってっています。
8月 15, 2002 学校修復・建設, 教育支援 | Permalink
|
2002年6月27日 (木)
学校修復、第2弾
JENの学校修復プロジェクト第2弾、カブール市内第15地区(ハリハナ地区)の「第16小学校」で学校修復工事が始まりました!
この学校は小中学校で、生徒数は2,200名(男子1,560名、女子640名)、教員数は39名(男性教師23名、女性教師16名)です。現在8つの教室で、毎日3交代で授業が行われています。過去の戦闘の間、多くの避難民がこの学校を占拠して一時的居住場所として使用していたため、学校施設としての機能を失った状態にあります。修復の内容としては校舎の屋根の修繕、校舎内の塗装、ドアや窓の修繕、教室内の塗装、1教室の新設、トイレ、校門の修繕などを行う予定です。6月22日(土)には、この学校で着工式が行われました。
午前9時半の開会の挨拶からJENのスピーチと続きました。今回は簡単なJENの紹介を私が行った後、JENカブール・越川芳枝のスピーチと続きました。壇上から乗り出てのアクティブなスピーチはとても印象深く、出席していた生徒、先生からは多くの拍手を浴びていました。とても感動ものです!その後、地域代表、学校長の挨拶とおよそ30分間続きました。
とてもユニークで印象深いことは、来賓の挨拶が終了した後の、生徒による各種パフォーマンスでした。演劇では、出席者から多くの笑いを取るほどに生徒の演劇は面白かったです。年少生徒によるアフガン民謡披露では、彼の良く通る声に感動しました。さらには、飛び入り生徒によるダンス披露などもあり、とても見ごたえのある出し物ばかりでした。
着工式ということは忘れて、まるでアフガニスタンで文化祭を楽しんでいるようでした。
どんなに辛く厳しい状況に直面しながらも、活気を忘れない生徒の精神力に驚かされ、そして、笑い喜びを共有できる彼らの強さに感動しました
6月 27, 2002 学校修復・建設, 教育支援 | Permalink
|
2002年6月20日 (木)
学校修復事業は順調です
JENの学校修復事業第1弾、カブール市内のPanjasad Family High School(パンジャサッド・ファミリー・ハイ・スクール、生徒数:9,330人)では、先月5月22日の着工式より今日6月20~30日が経過しました。修復作業は着々と進められています。
ユニセフから10梁のテントが提供され、この修復工事中に、20の教室を暫定的にテント内に設置、今まで教室として使用されていた20の外国貨物船用コンテナが取り除かれ、その跡地に10教室分の土台(基礎)が作られており、また教室の壁の塗り替え、校舎屋根の修復、教室に明かりを供給するための校舎内配線が進められ、今までに20の窓枠の修繕、48の窓枠の設置、6つの教室のドアが修繕されました。
現在この学校での修復事業は半ばを迎えているところです。
引き続き、学校修復第2弾として、やはりカブール市内(ハリハナ地区)の第16小学校(小中学校、生徒数:2,200名、教員数:39名)での修復事業がまもなく始まる予定です。
6月 20, 2002 学校修復・建設, 教育支援 | Permalink
|
2002年5月23日 (木)
荒れ果てた校舎
アフガニスタンでは、長引く内戦や旱魃の被害を逃れるために、多くの国内避難民が学校に住みついていました。
そのため、校舎は荒れ果てていて、修復をしないと子どもたちは勉強ができません。
JENはこのプロジェクトで、教室の屋根、窓枠や窓ガラス、トイレなどの修復を行い、勉強ができる環境を整えます。
5月22日(水)、JENはアフガニスタン学校修復プロジェクト第一弾として、まずカブール市内のパンジャサッド・ファミリー高校(Panjasad Family High School )[ハリハナ地区] の修復に着工、着工式を行いました。
パンジャサッド・ファミリー高校には、現在223名の先生と9,330名の生徒がいて、その内、男子生徒が3,954名、女子生徒が5,376名です。
この着工式の様子が、JENカブール駐在スタッフより届きました。
『着工式は本当に成功裏に終了しました。
300名ほどの女子学生が校庭に花道(?)を作ってくれ、私たちを迎えてくれました。
式はかなりの盛り上がりを見せたものと思います。
コンテナーで作られた教室とは対象的に、生徒、先生のお手製の飾りつけがされた会議室には、総勢200名ほどの関係者が集まり、アフガン教育省副大臣ザビオラさんの挨拶をはじめ、駒野大使、UNDP代表、またユニセフアフガニスタン代表もすばらしいスピーチをしてくれました。それに、学生代表で壇上に上がった女子高生は、彼女の言葉で、そして英語にてすばらしいスピーチをしました。』
5月 23, 2002 学校修復・建設, 教育支援 | Permalink
|
2002年1月15日 (火)
子どもたちに文房具
JENは、カブール東部の元女子校である公立学校「ラミアンシャヒード」で、2,300人の全校生徒に対して、文房具の配布を開始しました。
1月14日は、女子生徒1,700人への配布を行いました。これは、全生徒数の4分の3にあたります。これによって、過去5年間にわたり教育の機会を奪われていた女生徒たちの、勉強への復帰を支援することができます。
タリバン政権下において、女子は公に通学することが許されませんでした。しかし、アフガニスタン暫定行政機構の樹立をきっかけに、来たる3月よりカブール州16地区の内、15校の女子高等学校が新生スタートする運びとなりました。これにともない、先月から「ラミアンシャヒード」校においても女子生徒が教室に復帰して授業が再開されています。
JENの現地スタッフは、この日、アフガン国内で購入したノートとエンピツのセットを後日1日には、同校に通う600人の男子生徒に対しても配布する予定です。
市民自身による復興への期待が高まる中、経済的に厳しい生活を強いられている生徒達はこの支援によって精神的にも支援されているということが実感できます。
1月 15, 2002 学校修復・建設, 教育支援 | Permalink
|