2007年7月19日 (木)

安全な水を届けたい、その4

Websmall_1  2006年8月から約1年。パルワン州で実施してきた水供給事業が完了しました。
ひとつとして予定通りに進まないことが多いフィールドで、地元の人たちと施設完成の喜びを分かち合えることが一番の喜びです。

JENカブール事務所長のブログ『雲外蒼天』で、この水事業を振り返る記事を掲載しています

JEN事務所長のブログを読む

また、アサヒコムの連載『国際支援の現場から』でも、水事業の報告を掲載中。
ブログよりも写真がたくさん紹介されているので、是非ご覧ください! 

JEN連載 アサヒコム『国際支援の現場から』 JENアフガニスタン「いのちをつなぐ水」

夏休みに部屋の片づけをしてみませんか?本やCDのリサイクルが、アフガニスタンの教育支援に役立てられます!
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7月 19, 2007 パルワン州「住宅、水、教育」総合支援事業, 事務所・スタッフ, 水事業 |

2006年11月 9日 (木)

チャリカの未来へとつながる地下水路の復旧・清掃事業

 JENが活動を行っているパルワン州の州都チャリカは、人口が10万人と言われる中、飲用水が不足しています。10oct06_27_2

 長い夏は雨を頂くことがなく、冬になると地域を流れる水はすべて泥水と化してしまいます。そうした事情を憂慮していたおり、内戦などの影響で40年近く損壊されたままになっている地下水路の復旧・清掃事業が、外務省からの資金援助を元に、ようやく実現にこぎつけることとなりました。

 10月10日には、外務省の関係職員の皆様をお招きする形で、パルワン知事やチャリカ市長などと共に工事の着工を祝う式典を行いました。

Dsc00222  危険な作業が伴いますが、長大な地下水路を過去に造った地域の人びとの英知と経験を最大限に生かしながら事業の成功を目指すことになります。

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11月 9, 2006 パルワン州「住宅、水、教育」総合支援事業, 水事業, 道路・橋 修復、建設 |

2006年9月 7日 (木)

パルワン州帰還民総合支援事業が無事終了

1_45  2005年から2006年にかけ、外務省からの資金援助を受けて行なってきたパルワン州帰還民総合支援事業が無事終了しました。

 今回の事業を通し、パルワン州のサラン地区とシンワリ地区で2つの学校ができ、約1,000人の子供が勉強できるようになりました。

 州都であるチャリカ地区では、住む場所をなくしていた帰還民のために250戸の住宅が再建され、さらに今後の生活を支える飲料水確保として、28本の井戸が新しく設置されました。
この帰還民総合支援事業により、約20,000人の住民に新しい生活環境がもたらされたと考えられます。

 パルワン州の人々に明るい希望がもたらされたことを祝い、盛大な式典と共に事業の完成式が挙行されました。

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9月 7, 2006 パルワン州「住宅、水、教育」総合支援事業 |

2006年7月 6日 (木)

校長先生の想い-ウーラン校完成!-

Dsc087611  外務省から資金援助によるパルワン州帰還民総合支援事業の一環として、昨年8月から建設していましたウーラン校がこの程無事完成し、6月15日に、パルワン州知事、教育局長、日本大使館の書記官を招いて開校式が行われました。

 この学校の校長、アブドラ・サブール氏は非常に教育に熱心な方で、数年前からアフガン行政や複数の支援団体に学校建設の陳情を行っており、JEN事務所にも訪問してきました。当時は建設資金確保の目処がたっていなかったので、とりあえず学校用テントを5張り供与したのですが、風の強い谷に位置しているためにテントは1年でボロボロになり、子どもたちは暗くてところどころ破れたテント内での勉強を強いられていました。Dsc086711

 この度、この校長の子どもたちを想う気持ちがようやく叶い、男子324人、女子305人の生徒たちが午前と午後に分かれて新しい校舎で勉強できるようになりました。

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7月 6, 2006 パルワン州「住宅、水、教育」総合支援事業, 学校修復・建設, 教育支援 |

2006年6月 8日 (木)

無力さだけを感じる日々

1_1  JENの事業地は、もともと反タリバン政権で北部同盟を支持する住民が多かったため、タリバン時代に多くの人々が北部同盟の本拠地パンジシールへと避難していました。タリバン政権崩壊後、故郷に戻ってきた人々の一人に当時の様子を聞いてみました。

2_1  『夜中になると、人々が道に溢れいっせいに歩き始めました。私も慌てふためきながら借り物のロバと食料で、山々に囲まれたパンジシールへと向かったのです。暗く険しい道でしたので途中で命を落とす子供や、空爆で家族を失った人もいました。

 その後の3年間は、自分の無力さをただ感じるだけの避難民生活でした。
タリバン政権崩壊と同時に故郷の地を再び踏みましたが、荒れた畑を元に戻すことだけに精一杯で今も暮らしはなかなか良くなりません。
それでも人々に勧められ、支えられたおかげで、JENの住宅再建事業に参加することができ、自分の家を持つことができました。』

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6月 8, 2006 パルワン州「住宅、水、教育」総合支援事業, 住宅再建 |

2006年4月27日 (木)

現地の人々との堅い握手

1234_1  避難生活を終えた人々と共に行ってきた住宅再建事業ですが、本事業には住宅供給の他にも、住民の『心のケア』という大きな目標があります。
JENは建材などを供給しますが、参加者は労務と建設費の一部を自ら工面するなど、自尊心を取り戻しながらの活動となります。
 

 また引越しが無事完了したあかつきには参加者には、労務費が手渡されます。この労務費を受け取ることで、彼らの努力が社会から評価されること、そして将来への希望が少しでも実感できるような工夫がなされています。 

 労務費はたったの50米ドルですが、アフガン公務員の月給がほぼ同額といわれており、決して少ない額ではありません。
 参加する人々は、この報奨金の支給を受けることにより、これまで家族にかけてきた苦労をねぎらい、また新しい生活と未来に向けて再出発していくのです。

 労務費を手渡す瞬間は参加者の一人一人にとって努力の完成を意味しており、、もっとも貴重な一瞬となります。

 握手を交わすたびに感動と感謝の気持ちが手のひらの中で一気にふくらみ、握手を終えることがなかなかできない・・・そんな微笑ましい光景によく出会う今日この頃です。

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4月 27, 2006 パルワン州「住宅、水、教育」総合支援事業, 住宅再建 |

2006年4月13日 (木)

山間の村に女子校が完成!

1_5  昨年8月からパルワン州の山あいの村で実施していましたシワ女子校建設が、3月末にアフガニスタンの新学期に合わせて無事に完成しました。2_4

 この学校の建設地は丘の上であったため、まず丘を削って平地にすることから作業を始めました。次に建設地までの道を作ったのですが、重い建設資材を運んでくるトラックが途中で立ち往生し、小型トラックへの荷卸荷積みを行って搬入した事もあります。更に、建設作業に使用する水を確保するために、丘の下に貯水槽を作って村の農水路から水を引き、そこから水中ポンプを使って水を汲み上げたのですが、水中ポンプやジェネレーターが頻繁に壊れ、何度も業務の中断を余儀なくされました。

 こうした様々な苦労はありましたが、開校式で女子生徒が見せてくれた満面の笑顔に接すると、校舎が完成した喜びと、子どもたちの幸せな将来を願う気持ちが湧いてきました。

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4月 13, 2006 パルワン州「住宅、水、教育」総合支援事業, 学校修復・建設, 教育支援 |

2006年3月 9日 (木)

ロバは宝物

1  JENが現在支援しているパルワン州チャリカ地区は、タリバン政権時代には数多くの国内避難民を出したことで知られています。とくにタリバンによる同地域への支配がピークに達したとき、当時北部同盟を率いていたマスード将軍を訪ねて一晩のうちにすべての人々が消えたとも言われております。当然、海外に逃げるだけの経済的余裕がなかった人々ですから、レンタカーならぬレンタ・ドンキーとも呼べるロバの力を借りて家財道具共々トボトボと歩いて避難したわけです。

2  こうして命の恩人ともいえるロバの存在は、同地域の人々にとっては今も宝物です。重い荷を背負って文句を言わず、子どもらと共に働き、また温かいまなざしを人々に送り続けます。

 写真は私たちが掘った井戸の水を飲む微笑ましいロバの様子ですが、動物たちと生きる暮らしの豊かさを垣間見ながら、私たちの事業も人々の暮らしに溶け込みはじめていることを実感する今日この頃です。

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3月 9, 2006 パルワン州「住宅、水、教育」総合支援事業, 井戸掘削 | | コメント (0)

2006年2月 2日 (木)

家の中は色とりどり

12  住宅再建事業は今、厳しい冬の中で完成した新家屋への引越しが始まっています。家屋といっても、土壁で平屋のため、土でできたかまくらのような印象に近いと言っていいでしょう。そのかまくらの中の暮らしぶりは?と覗いて見ると、意外や意外、なかなか華やかさと温かさがあります。部屋には火鉢のコタツがあり、その周りで家族が団欒をしています。

2  住宅再建というと、これまでどうしても男性的な事業というイメージしかありませんでした。しかし、地域の女性と話す機会が増えてくると、「男はどこでも寝泊りすることができる。だけど、女性や子どもたちはそういうわけにはいかないの。家を持つというのは、女性や子どもたちが安心して寝泊りできる場所ができるということ。だから、住宅再建は女性にとってとても大切なの。」と、よく耳にします。

 アフガニスタンの女性たちの細やかな心遣いが、色とりどりの新しい生活と温かみを家族にもたらしているのです。

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2月 2, 2006 パルワン州「住宅、水、教育」総合支援事業, 住宅再建 | | コメント (0)

2006年1月 5日 (木)

学校建設大詰め

1  パルワン州で建設している2校の学校建設は最も重要かつ困難な作業のひとつ、天井のコンクリ-ト打ちを行っています。コンクリートは寒さに弱い為、セメントの中に凍結を緩和する薬品を混ぜたり、コンクリートを設置した跡に藁をまいて保護するなどの工夫をこらしながら、建設を進めています。

small  それでも毎日が時間との勝負。特に、標高2,500メートルに位置するサラン地区のウーラン校では、雪が降らないことをJEN職員、下請け業者、地元の人々全員で祈りながらの作業となっています。その甲斐あってか、例年のこの時期では考えられないくらい晴天が続き、コンクリート打ちの作業を完了することができました。

 完成にむけてもうひと踏ん張りです。

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1月 5, 2006 パルワン州「住宅、水、教育」総合支援事業, 学校修復・建設, 教育支援 | | コメント (0)

2005年12月 8日 (木)

雪だるまが見守る学校建設作業

3  パルワン州のJENが学校建設事業を行っている地域では、10月から雪が降り始め現在の気温は-6から7度で、雪25cmも積もっています。そんな厳しい環境の中、現地の人たちと共にウーラン校とシワ校の2校の建設作業を進めています。5

 積雪のため工事が遅れ、また工事前に行う雪下ろしが余分な作業になっています。工事遅れの原因となるやっかいな雪ですが、現地スタッフは昼休みに雪だるまを作り、雪を楽しんでいます(ちなみにこの雪だるまはアフガニスタン事務所の女性経理スタッフ(若野綾子)のために作ったもので、写真ではわかりませんが、若野がいつも身につけているスカーフあり、スカートのひだもちゃんとあります)。

 来年の春には新しい学校が完成する予定です。

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12月 8, 2005 パルワン州「住宅、水、教育」総合支援事業, 学校修復・建設, 教育支援 | | コメント (0)

2005年9月29日 (木)

最初の井戸が完成!

3 日本政府の支援を受けて実施しているパルワン州帰還民総合支援の一環として、月末から順次掘削を始めていた井戸の第一号がこの程完成しました。場所はパルワン州チャリカ地区バヤン・ウリヤ村のニアジと呼ばれる集落で、この井戸で80家族、約600人が安全な飲料水を飲むことが可能になります。

 

この集落は、チャリカ地区では珍しくパシュトゥーン人の居住地です。しかし、村のリーダーをはじめ周囲はタジク人が主流であるため、村に割り当てられる支援もなかなかこの集落には届いていません。住民は収穫した農作物を地方の軍閥から不当に徴収されるなど、厳しい生活を強いられています。安全な水を使用することができず、これまで住民は汚染された水路の水を仕方なく使用していました。7

今回のJENによる支援は住民にとって予想外の出来事であったようで、掘削現場では大人から子どもまでが大勢集まって、井戸掘削機が地面を掘っていく様子を嬉しそうに眺めていたのが印象的でした。 

他にも、チャリカ地区の8ヵ所で掘削を進めており、冬の到来までに20本の井戸の完成を目指しています。

             

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9月 29, 2005 パルワン州「住宅、水、教育」総合支援事業, 井戸掘削 | | コメント (0)

2005年9月 1日 (木)

パルワン州で総合支援事業開始!

A91  パルワン州で近隣諸国からアフガニスタンに帰ってきた人々が新生活をスタートできるよう、JENは6月から「住宅」、「水」、「教育」の総合的な支援を開始しました。この事業では、250家族のための住宅再建、地域住民約1万人の飲料水確保のための井戸掘削、800人の子どもたち適切な学習環境を提供するため2校の学校建設を行います。

 現在は、現地のスタッフらと共に住宅再建の受益者の選定、必要機材の購入、井戸掘削と住民による準備委員会などの組織づくりが行われ、また学校建築に関しては、現地の人々の協力とともに限られた資源の中で工夫された学校作りがすでに着工され進行中です。

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9月 1, 2005 パルワン州「住宅、水、教育」総合支援事業 | | コメント (0)