パキスタンとアフガニスタンからJENスタッフが訪日しました。
10月、パキスタン・アフガニスタン統括責任者のアズマットと、アフガニスタン事務所長代行のハミドゥラが、それぞれパキスタンとアフガニスタンから東京本部を訪れました。
彼らが本部スタッフと、対面で仕事をするのは、数年ぶりです。事業の方向性や管理方法、どうすればより良い支援を届けられるか、支援者の方々にどのように事業の成果をご報告すべきかなど、様々な事について話し合いました。本部と現場のスタッフは、オンラインでほぼ毎日連絡を取り合っていますが、お互いの状況や思いを把握したり、やスタッフと関係を築いていくのに、対面での話し合いはとても効果的でした。
理事と事務所にて
東京滞在中、普段ご支援してくださっている方々に感謝をお伝えするため、また、より多くの人びとにJENの活動に関心を持っていただくため、活動報告会を開催しました。
パキスタンで発生した洪水の莫大な被害の状況を、被災地を訪問し、被災者の方々から直接お話を伺ったアズマットから、現地で撮影した写真とともに説明させていただきました。
アフガニスタンの女子教育や水衛生事業についても、現地で事業を率いるハミドゥラから、子ども達の笑顔の写真とともに紹介させていただきました。アフガニスタンの困窮する状況と、今後も続く様々な人道支援ニーズについても関心を持っていただけたのではないかと思います。
活動報告会の様子。ご参加いただいた皆様、ありがとうございました。
滞在中は、毎日、支援者の方々へのご報告や内部での会議が目白押し、お昼休憩でさえもバタバタで、朝から晩まで大忙しの2人でした。そんな中でも、アズマットは大好物の梅干しを、ハミドゥラは美味しいドリップコーヒーを堪能していました。
タイトなスケジュールの中、移動中や隙間時間に、パキスタン、アフガニスタンの文化や食べ物、各事務所のスタッフに関する素敵なお話しを2人から聞く事ができ、本部スタッフも貴重な時間を過ごす事ができました。
アズマット、ハミドゥラをはじめ、本部スタッフ一同、事業の管理方法を見直したり、コミュニケーションをより円滑に行う方法を追及できたことで、今後さらに質の高い事業を実施する事が出来ると考えております。引き続きJENの活動への温かい応援をいただけますと幸いです。