« 2025年7月 | トップページ | 2025年12月 »

2025年9月25日 (木)

アフガニスタン東部地震被災者 グルミナさんのストーリー

ジェンは、831日(現地時間深夜)に起きた地震の被災地、クナール県で炊き出しを行っています。913日から炊き出しを開始し、924日時点で6,361人の方々に温かい食事をお配りしました。その中のひとり、グルミナさんの声を紹介します。

グルミナさん(34歳、クナール県ヌルガル地区):
グルミナさんは4人の子どもを育てるシングルマザーで、地震で夫と家を失いました。身近に頼れる家族もおらず、混み合ったテントの中で子どもたちの生活を支えるため、日々奮闘しています。

彼女はこう語ります。
「ジェンが届けてくれる温かい食事は、私たちにとって命綱です。私が料理できない時でも、子どもたちが栄養のある食事を食べられていると分かることで、安心することができます。」

特に、温かいカブリプラオ(アフガニスタンで食されている米料理)は、空腹を満たすだけでなく、不安定な状況の中で束の間の安らぎをもたらしてくれると強調しました。グルミナさんは、この支援が冬の間も続くことを強く望んでおり、厳しい環境下では料理が難しい状況であると訴えています。

現在被災地域は朝晩の寒暖差が激しく、10月から3月にかけては一層気温が下がり、降雪もあるとのこと。被災された方々が厳しい冬を乗り越え、希望を持つことができるよう、皆さまの温かいご支援を、どうかお願いいたします。

 

炊き出し支援の食事を囲んでいるグルミナさんの子どもたち

Whatsapp-20250924-215539_9dfa8c33

▼アフガニスタン東部地震緊急支援はこちら

https://www.jen-npo.org/n/news/21446

9月 25, 2025 緊急支援 |

2025年9月10日 (水)

喪失と希望を背負って歩く少年

アフガニスタン東部、クナールの険しい山々で大きな地震がありました。この地震は、壊れた家や瓦礫の山だけでなく、人びとの暮らしや心にも深い傷を残しました。

Af_20250910_01

現地スタッフが撮った一枚の写真に、ある少年の姿が映っています。彼はただ山道を歩いているのではありません。背中には、少しの食料と残された持ち物。そして腕には、母を亡くした甥を抱えています。両親を地震で失った彼は、自分と甥の命を背負いながら歩いているのです。

8月31日23時47分(現地時間)、アフガニスタン東部ナンガルハル県(パキスタン国境付近)でマグニチュード6以上の地震が発生しました。 現時点で死者数は2,205人、負傷者は3,640人に上っています。 地震から6日後、ようやく村へ続く道が開き始めました。人びとは壊れた家や畑、大切な人の記憶を胸にしまいながら、安全な場所を目指しています。けれど、その道のりは険しく長いものです。この少年にとって、それは単なる避難の旅ではなく、「生き抜く力」と「家族への想い」と「重すぎる責任」を背負った旅になっています。

彼のような子どもは、決して例外ではありません。被災地の村の人びとでは、多くの家族が悲しみと不安を抱えて暮らしています。家や生きる手段を失っただけでなく、支えとなる大切な人までも失ってしまったのです。

それでも、希望は残されています。少年の勇気ある姿は、未来への小さな光です。そして私たちが力を合わせれば、その光をもっと大きくすることができます。

今、必要なのは避難所、食料、水、心のケアなどです。でも一番大切なのは「あなたは一人じゃない」というメッセージかもしれません。私たちの小さな支えが集まれば、大きな力となり、必ず彼らの背中を押すことができます。

クナールの山々に今は悲しみが響いています。でも、私たちの思いやりが集まれば、明日は「強さ」と「再生」の響きに変わるはずです。

どうか、アフガニスタンの子どもたちと家族が再び立ち上がれるよう、皆さまのご支援をお願いいたします。

▼ご寄付はこちらから

9月 10, 2025 緊急支援 |