新しいスタッフをJENにむかえました!
女子教育に関する新しい事業の開始に伴い、JENでは16人の新しいスタッフをむかえました。新スタッフは、アフガニスタンの厳しい状況にある方々の自立を支えたいという熱意と、それを十分活かせるスキルを持っており、今まで以上に強力になった新生チームでより良い活動が期待できます。 先日行われたオリエンテーションでは、事務所長がJENのミッションや方針について新しいメンバーと共有しました。
新メンバーを交えてオリエンテーション
さて、日本では蒸し暑い日が多くなり、夏はもう目の前のように感じます。実はJENの事務所があるジャララバードには、もう本格的な夏が到来したようです。夜7時なのに41度もあり、日中は44度になる時もあるそうで、現地スタッフは「とっても暑い!」と言っていました。 そんな中、暑さをしのぐために現地の人びとがよく食べるものがあるそうです。それは日本の人びとにもなじみ深いスイカです。ジャララバードで収穫されたスイカを事務所でも食べているのだと、事務所長が教えてくれました。
新しく始まった事業の打ち合わせ風景。階段の上には例のスイカが。
そして、ジャララバード事務所では現地政府機関のご協力により、メンバー全員の新型コロナ感染症の予防接種が行われました。もう十年以上注射針を目にしていないという、注射嫌いなスタッフもいる中で、無事一回目の摂取を終えました。 現在進んでいる事業の中では、新型コロナ感染症の予防も含めた衛生知識の啓発教育を、220世帯の人びとを対象に実施中です。予防対策の継続とワクチン接種の進行で一刻も早く収束に近づけると良いですね。
村の子どもたちが学校へ行けるようになりました! 4月に完了した、安全な飲み水を確保し、衛生知識を村の人びとに伝える事業において、新たな報告がありました。井戸と給水所が新たに家の近くに建設された事で「水汲みに時間を取られなくなったので、子どもが学校に行ける」という声が多くあがりました。実際に、地域の水管理委員会のリーダーが調査を行ったところ、すでに57人の子どもたちが学校に通い始めたとのことです。 以前は生活に必要な水を確保するために女性や子どもが主体となり、何キロも何時間もかけて汲みに行っていました。 本来学校に通える年齢の子どもも、水汲みを優先させなければなりませんでした。 こうして、JENの事業により子どもたちが学校へ行けるようになり、より持続可能な未来に繋がるポジティブな報告を受けるのはとても嬉しいことです。引き続き、新たなチームの様子もこちらでご報告していきます。 |