アフガニスタンにおける生計手段調査
JENは、アフガニスタンの東部地区、特にジャララバードとその周辺地区を対象に、女性エンパワメント事業を行う計画を立てています。このプログラムの目的は、女子児童に教育の機会を提供すること、また就学後の女性に生計手段を創出することです。
就学後の女性の生計手段については、詳細な調査を通して明らかになります。そこで積極的に就学後の女性に携わっている民間セクターと協力して近い将来に3-4の実行可能な生計手段を持てるようになる事に焦点をおいて生計手段に関する調査することにいたしました。民間セクターとより結び付くことによって、必要とされるスキルや効果的な研修などの構築に役立てます。この活動を持続的に行っていくことでアフガニスタンの女子児童が自分の人生の主人公となれるように力をつけて、自分自身の生活や環境をよりコントロールできるようになることを目指します。
このプロジェクトでは、民間セクターと密接に協力し詳細な調査を行うため、地域の生計専門家をパートナーとして参加してもらうことになりました。民間セクターの実務者は、小さなビジネスや産業従事者、女性起業家、政府役人、人道支援組織の職員を含みます。
就学後の女性の生計手段の選択にあたり、次の2点に留意します。
- 生計手段の機会が文化的に適切である
- 女性起業家によってすでに検証され成功していること
成功している地方の女性起業家の経験から有益なことを学び、彼らの生計手段やビジネスのタイプ、モデルケースに追従できるよう、彼らと密接に協力していくことを希望しています。今後の展開につきましては、ニーズ調査の後に明らかになりますが、生計手段の選択肢には、情報技術に関連するトレーニング、ビジネスデザインやその運用、地域の産業に訓練された労働者の提供、教育アカデミーの経営や関連する備品の準備も含みます。