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2018年10月12日 (金)

帰還民の家族とその問題

マティウラさんは(35歳の男性)パキスタンから家族と一緒にアフガニスタンに数か月前に帰還しました。彼は4人の息子と2人の娘がいます。帰還当初は家とは云えないような家に住み、飲み水がない、子どもが学校に行けないなど多くの問題に直面しました。特に、長い間トイレがなかったため、隣人宅のトイレを借りたり、外で用を足したりしていました。

今でも彼の家には壁はありませんが、彼は少しずつ古い家を修繕し、支援金を使わずに貯めて家の横にトイレだけを建設しました。きれいな水はないので、家から300メートル離れた場所の安全ではない水を汲みにいかなくてはなりませんでした。そのため、下痢や胃痛と言った病気に家族がかかりました。この地域では女性、こども、男性も水汲みに長い時間をかけなくてはなりませんでした。

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ジェンのチームは、調査に訪れてこのコミュニティがきれいな水が飲めない脆弱な地域である事を発見し、ポンプ式井戸をこの周辺に設置する事を提案しました。JPF様からのご支援でジェンがポンプ式井戸の建設にすぐにとりかかり予定通りに終わった事で、今は以前のように長距離を歩くことなくきれいな水を十分に得ることが可能になりました。

マティウラさんの長女、ファティマさんは、「私たちは今幸せです。以前はきれいな水を汲みに行くにはあまりにも遠いところまで歩かなくてはいけなかったので、外で長時間働いても体を洗う事も出来ませんでしたが、今は楽になりました」と話してくれました。

10月 12, 2018 水衛生環境改善 |