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2018年5月24日 (木)

変化した衛生習慣

 JENはナンガハル県で、緊急支援として井戸を建設しています。急増する避難民と彼らを受け入れるコミュニティに十分な水が行き渡る必要があるからです。

 先日、避難民を対象に、衛生の啓発を目的にした勉強会を開催しました。大勢が一度にここへやって来たために、元々の住民と貴重な水資源を共有しなければならなくなり、衛生を保つことによって自分達や家族を守るための知識を得る必要がありました。

 勉強会では手洗い、食べ物の衛生(適切な保存など)、下痢とこれへの適切な対処などについて学んでもらいました。特に手洗いは実行が簡単で、これによって多くの病気を防ぐことができます。

【女性グループに対する勉強会】
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 勉強会の後、受講者が正しい知識をしっかりと得たか、それに基いて適切な習慣を身に着けたかを確認、アドバイスを行うためにJENは各家庭を訪問しました。

【戸別訪問】
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 その中で、4人の子どもをもつサイフォラさんがこう話してくれました。

 「石鹸で手を洗うと、ばい菌がとれて下痢などにかからなくなると学びました。でも、実はやらなかったんです。ある日、JENの人が来ました。そのとき私は燃料にするために家畜の糞を集めていました。私はさっと手を洗って彼女と握手しました。彼女は笑顔で『教えてもらったことを覚えてる?』と言いました。彼女は、私の娘を呼びました。そして、石鹸と水の入った容器をもってきて、私の手洗いを手伝うように言いました。そのとき、『毎日、家族みんなが石鹸を使って手を洗わなければいけないのよ』と言われました。以来、石鹸を使って手を洗うようになりました」。

【適切な手洗いを行うようになった様子】
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 私たちは、勉強会の後、参加者の多くが石鹸を使って手を洗うようになったことを確認しました。これは一見、小さな変化なのですが、いまだに多くの子どもたちが亡くなる原因である下痢などの水因性疾患を防ぐためには、とても有効な方法です。

5月 24, 2018 緊急支援, 衛生教育 |