ある帰還民の話
アフガニスタンに帰還した、イリアス・ハイルさんに話をうかがいました。
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私たちは1988年から難民としてパキスタンに住んでいました。そこでの生活はうまく行っていましたが、アフガニスタンに戻らざるを得なくなりました。
お金がなかったため故郷には戻れず、別の場所に家を借りて暮らしています。家賃を支払うのが大変で、まだ小さな娘にとっては学校が遠すぎるため、子どもたちを学校に通わせることができません。
毎朝、私と息子たちは仕事を探しに町に出ましたが、仕事はなかなか見つかりませんでした。しばらくしてから近所の人に相談すると、野菜を売るのに手押し車を持つべきだと言われました。よいものを見つけたのですが高価だったため、近所の人からお金を借りて1つ購入しました。それで今はいくらかの収入を得ています。でも、私は腎臓に病気を抱えており、休みながら働かなければなりません。
JENが井戸を作って私たちが安全な水を手に入れるようにしてくれることに感謝しています。ただ、私たちにはまだ学校の建物や住まいが必要です。これらにも支援していただけると幸いです。
【イリアス・ハイルさんの家族が使っているトイレ】
【イリアス・ハイルさんが借りている家】
【イリアス・ハイルさんと子どもたち】