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2017年11月30日 (木)

委員会・モニタリングチームの結成

 JENはこれまで教育支援活動の中で、学校の教師や生徒、コミュニティ代表者などで構成される「学校運営委員会」の結成をサポートしてきました。残念ながら、アフガニスタン政府による学校運営の管理やサポートは十分な状態ではありません。そのため、当事者である地域住民が、教育活動の継続や教育環境の整備に自発的に取り組んでいます。

 教育活動の継続、環境の整備を促進するには、別のしくみが必要だ、と私たちは考えました。そこでJENは、各学校の①学校衛生管理委員会、②衛生教育モニタリングチーム、③防災・減災委員会、④防災・減災教育モニタリングチームの結成をサポートしています。

 学校衛生管理委員会には学校の清掃職員、防災・減災委員会には学校の守衛が加わります。間接的に教育に関わっている人たちの目を通じて、衛生的で安全な学校環境の整備と運営に取り組みます。一方、「モニタリングチーム」には、教育局や国家災害対策本部の職員が加わります。モニタリングは維持管理の要になります。ここに行政関係者が関わることはとても重要です。JENでは、行政と学校との連携が強化されることを期待しています。

 これらの組織に関わる人たちは積極的に活動に参画しています。関係者間で行う活発な意見交換では、常に改善を心がけています。たとえば、生徒の衛生知識や防災・減災に関する知識と、これらに直結する行動が改善するように、教師の児童に対する指導方法もモニタリングし、必要な場合は適切な指導を行います。

【学校衛生管理委員会は、校舎内の衛生状態をモニタリング(トグ・ベルディ男子学校)】
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【防災・減災教育モニタリングチームは、JENが提供した消火器を安全な位置に設置(ミル・アブドゥル・カリム・マコル男子学校)】
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【学校衛生管理委員会は、教育環境の向上のためにひと工夫。鉢植えを設置しました(トグ・ベルディ男子学校)】
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11月 30, 2017 教育支援 |

2017年11月16日 (木)

アフガニスタン難民と地元の人びととの絆

 私の故郷であるパキスタンのチャクダラには、1970年代に戦乱のアフガニスタンから逃れてきた人びとが多く住んでいます。ここで生まれた人もたくさんいます。彼らは国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)の庇護の下にあります。

 私には、学校に通っていた頃からアフガン難民の友達がたくさんいます。彼らと一緒に勉強して育ってきました。

 アフガン難民には、就業の機会が限定されています。彼らの多くは自営業を営んでいます。たとえば店主、理髪師、不動産業者や宝石商など、あらゆる稼業に就いていますが、大半は青果店や洋品店を営んでいます。それ以外は多くが日雇い労働者です。

【アフガン難民が経営する店で野菜を買う地元住民】
20171116_af_01_buying_vegetables

 私たちは40年もの間、お互いの行事に参加してきました。彼らの文化は、私達のものとほとんど同じです。多くは私たちの母語であるパシュトゥン語を話し、服装・食べ物・芸術・音楽そして催事も同じです。また、宗教も同じです。外見が似ているために、難民かそうでないか、など区別がつきません。また、地元では多くの人がアフガン難民の男性や女性と結婚しています。私たちは、共通の文化を基にした強い絆をもっています。
 

【果物店を経営している難民も多い】
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【洋品店の店主】
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【難民が経営する青果店】
20171116_af_04_vegetable_shop


シニア・プログラム・アシスタント
ハニフ・ハン

注:
パキスタン政府は難民諸条約に加入しておらず、難民に関する国内法も未整備です(http://unhcrpk.org/about/asylum-system-in-pakistan/)。そのため、この記事に描かれている就労や就学、結婚などに関する難民の生活は、他国の難民の処遇と異なることがあります。

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11月 16, 2017 文化、生活、習慣 |

2017年11月 2日 (木)

コミュニティに対する防災・減災啓発

 以前もこの啓発活動についてご紹介しましたが、他の参加者の声もお知らせします。

 ビビ・シリンさん(63歳)は啓発を受ける前、災害は「神が起こすもので、神の怒りには手立てがない」と考えていました。しかし今は、その考えは誤りで、災害への十分な備えや対処、他の人びとも助けることが重要であることを学んだ、と言います。

 シリンさんのような固定観念はアフガニスタンでは珍しくないものです。ささやかながら、JENはこのような啓発を通じて、人びとが自身を守り、被害を最小限に留められるよう、支援を行っています。

【JEN職員の聞き取りに答えるシリンさん】
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11月 2, 2017 防災教育 |