未来を担う世代の教育:アフガニスタンの子ども達への贈り物
JENは孤児院への小規模の支援を実施しています。
今年JENは、再びパルワン県のチャリカ孤児院学校の生徒たちを支援することになりました。千曲国際交流協会よりご寄贈いただいた文房具をこの学校の生徒たちに贈りました。ここには、パルワン県のほか周辺の6県から来た男子生徒160名が学んでいます。生徒たちは全員寄宿舎に住んでいて、これまでに1,320名が卒業しました。4月25日に小さなセレモニーを開き、ノート160冊と鉛筆1,600本をJENから生徒たちに贈りました。セレモニーにはパルワン県の社会労働局と経済局の代表者が出席し、生徒や学校の職員と喜びを分かち合いました。
チャリカ孤児院学校での活動は、これが初めてではありません。2013年にも、今年同様に文房具を配布しました。それ以外にもJENは、教室、厨房、トイレなど施設の修復を行ったり、2015年にはユニクロから寄贈された衣服を生徒全員に配布しました。
それでも、教室や寄宿舎や厨房は修復が必要です。生徒たちは、安全な飲み水が手に入らないために用水路の汚れた水を使っているのです。そのため慢性的に彼らの健康状態は悪く、さらに残念ながら、適切な衛生教育を受けていない教職員も様々な病気にかかっています。このような状況を改善するために、まだまだ多くの支援が必要です。JENは機会があればいつでもこの学校の生徒たちへの支援を継続したいと考えています。
ムハンマド・ハニフ・ハーン
シニア・プログラム・アシスタント