整備支援中の学校の生徒、ムーサルさんの声
私はホフヤン・シャリフ女子高校の6年生、12歳です。
入学したとき、学校は3つの部屋と6つのテントを借りている状態で、賃貸料は地元の人々が支払ってくれていました。私たちの教室となっている場所は椅子も机もないテントで、プラスチックのマットに座って授業を受けていました。
この学校に1つしかないトイレは衛生的でなく、水はドラム缶に貯められていました。これではトイレの後、十分に手を洗うことができません。そのため、両親は私に学校をやめ、自宅で勉強するように言いました。でも、私は友だちと一緒に勉強をしたいと思っていました。
問題を解決するため、学校側は教育局に学校を建設するよう提案しました。しかし、教育局は少しよい場所を新たに借りただけで、相変わらずトイレは1つしかなく、手洗いなどのための水も不十分なままでした。
今もこの学校で勉強していますが、ありがたいことに、2015年にJENがここに調査に来てくださり、トイレや水の問題が改善されるのではないかと喜びました。
毎日、登校するたびに新しい学校の建設地を見て嬉しくなり、いつか新しい美しい校舎で勉強できることを夢見ています。私だけではなく、友だちも地域の人々もみんなが、子どもたちの未来に希望を持つことができ、嬉しく感じています。
【インタビューを受けるムーサルさん】
【教室にいるムーサルさん】
インタビューの最後に、彼女は笑って「新しい教室、井戸、トイレ、手洗い場と外壁がもうすぐできるんです」と言っていました。また、学校に通うことができない子どもたちが、これを機に通うようになることも望んでいるそうです。学校施設を建設してくれて、本当に感謝している、ということでした。
JEN アフガニスタン
シニア・エンジニア
ナジブッラー・カリルザイ
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