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2016年2月12日 (金)

JENの衛生教育プログラムの役割

 JENは2011年から、対象地域で衛生教育プログラムを実施しています。このプログラムの基本的な目的は、生徒たちに安全な衛生行動を意識してもらうことです。

 ここ数年間で、JENの衛生教育は生徒たちの日常生活に浸透してきました。さらに、生徒たちが学校で学んだ衛生知識や習慣を親やコミュニティに伝える様子も見受けられ、人々の衛生行動の改善に関してこのプログラムがとてもよい影響を与えていることが、JENの調査によって判明しています。

 今年、JENはチャリカ地区の20の学校で衛生教育を実施し、合計で31,952人の生徒と1,046人の教師が衛生に関する知識を得ました。
 また、118人のムッラーが衛生教育を受け、モスクを活動拠点とするムッラーを通じて衛生の考え方が広く伝わることが期待されています。

 2015年4月、チャリカ地区の学校20校で合計200人を対象に、事業実施前に行うKAP(知識習慣実践)調査が行われました。

 調査結果によると、JENの事業前は衛生習慣が高いレベルにあるとされた生徒は1人、中くらいのレベルにあるとされた生徒は37人、低いレベルにあるとされた生徒は163人でした。

 これに対し、2015年11月に行われた衛生教育後の調査では、衛生習慣が高いレベルにあるとされた生徒は191人、中くらいのレベルにあるとされた生徒は10人、低いレベルにあるとされた生徒は0人という結果が出ました。
 
 このような調査結果により、JENの衛生教育プログラムはとても効果的であり、生徒たちの衛生行動を改善するのに重要な役割を果たすことが示されました。

【衛生教育の授業にて習った知識を実践する様子】
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【実際に経口補水塩を作っている様子】
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【清潔を保つため、爪を切っている生徒】
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 シニア・プログラム・アシスタント
 ハニフ・カン




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2月 12, 2016 衛生教育 |