被災者へのインタビュー
2015年10月26日に、大地震がアフガニスタンを襲いました。バダフシャン県の多くの人々やインフラが被災しました。
バダフシャン県キシュム地区に住む、モハマッド・アシフさん(55歳)の話です。
「大地震が起こる前は、私の息子はイランで働いていました。家族のために、この簡素な土の家を建てるために、一生懸命働いてお金を貯めていたのです。息子が戻った時、彼が稼いだ全てのお金を使ってこの家を建てました。
しかしその後、この地震が起こりました。新築の家に大きな亀裂が入りました。今、この亀裂が入った家で暮らさなければならないのです。
地震で家に亀裂が入って以来、一晩中安心して眠ることはありません。寝ている間に、家が崩れるかもしれない、と不安になるのです。毎朝太陽が昇ると、部屋を出ることができるので、家が倒壊する危険から逃れることができます。でも夜になると、再度時間を確認して、この家が倒壊することなく、私たち家族を寒さから守ってくれますようにと、全能の神アラーに祈るのです」
と彼は話を続けました。
「安全な場所に移り住めたらと思いますが、小さな家を借りるだけのお金もありません。私は年を取り過ぎていて重労働ができないので、仕事がありません。子どもたちは、この家が倒壊することを私よりもっと恐れています。
このような問題に直面しているのは私だけではありません。多くの人が同じ問題を抱えているのです」
【 亀裂が入った家を詳しく紹介するモハマッドさん】
【家の内部にできた亀裂】
【部屋のいたるところにヒビができているため、日々の生活に不安を感じている】
△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△
JENでは、皆様からのご寄付を受け付けています。ご協力をよろしくお願いします。
▼クレジットカードはこちらから
▼郵便振替の場合は↓
口座番号:00170-2-538657
口座名: JEN
*通信欄に「アフガニスタン」とご記入ください*
△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△