アフガニスタンの女子教育
アフガニスタンで女性が生きていくのは簡単なことではありません。しかし女性は大きな可能性とエネルギーを持っているので、希望もまたあります。
長い間戦争で苦しんできた我が国では、何十年もの間教育の機会が奪われ、とりわけ女子が教育を受ける機会は非常に少ない状況でした。
過去13年間、アフガニスタン政府は教育に力を入れ、さまざまな政策を実施してきました。しかし治安問題等のせいで、目標を達成することができていないのが現状です。教育分野で進歩があったのは確かですが、アフガニスタンの女子教育の改善はまだ目標のレベルには達していないのです。
アフガニスタン女子教育の発展の妨げとなっている問題は、治安、校舎や設備、暴力、女性教師や教科書の不足、文化、遠距離通学、教材や設備の整った実験室の不足等々、多岐にわたります。
政府によると、就学年齢の子どもたちの約20%が学校に行っておらず、そのほとんどが女子とのことです。
しかしながら、私たちは新政府の政策に期待しています。新しい政府は、アフガニスタンの識字率を上げるという構想を掲げており、特に女子教育に重点的に取り組もうとしているからです。
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