スルヒ・パルサ地区でのミーティング
先日、ジェンの現地エンジニアチームは、今年の支援対象地域の一つであるスルヒ・パルサ地区を訪問し、同地区の地区長及び教育局担当官と工事内容を共有しました。
教育局担当官たちは温かく私たちのチームを迎えてくれ、衛生教育に加えて学校施設の整備の支援を受けられることを大変喜んでいました。彼らは何か協力が必要なときは遠慮なくいつでも教えてほしい、と今回の工事に対して全面的に協力することを約束してくれました。
今回の訪問では、事業活動に関する三者協定を、教育局と活動対象校の学校管理委員会と結びました。その際、私たちはジェンのビジョンとミッション、そして目指すゴールについて説明し、長時間にわたり学校管理委員会のメンバーと事業について話し合い、情報共有を行いました。委員会のメンバーは、これまでの学校施設建設に関し多くの問題があったことや、そのような問題をJENの支援によって解決してほしいといったことを私たちに話してくれました。
また、支援対象校周辺のコミュニティは貧しく収入減も乏しいことから、学校管理委員会のメンバーは、「今回の学校工事において地域住民を労働者として雇用してほしい」と話しました。ジェンは既に工事業者との間で、コミュニティの能力強化と事業への貢献のため、地域住民を雇用することを話し合っていたので、そのことを伝えました。
ミーティング中ジェンは、コミュニティが学校施設建設用に提供した土地に関しては土地所有権に関する問題があってはならないことや、工事が終了して施設が教育局に引き渡された後の維持管理は学校管理委員会の責任になる、ということを強調しました。管理委員会のメンバーは皆ジェンによる衛生教育と、学校建設支援に関し感謝の言葉を述べ、支援活動に全面的に協力することを約束してくれました。
※尚、本事業はジャパン・プラットフォームの助成をいただき実施しております。