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2012年7月12日 (木)

衛生教育を受けている子どもたちの親の声

 ジェンは現在、バグラム地区・ジャブルサラジ地区の78校・61,352人の子どもを対象とした衛生教育事業を実施しています。
今年初めにジェンが主催した衛生教育研修を受講した教員達は、5月より生徒への衛生教育授業を開始しました。以降子どもたちは、毎回授業の冒頭に衛生の知識や実践方法を学んでいます。

 昨年実施した教員や村人への聞き取り調査や、アフガニスタン・パルワン県教育局からの報告によると、同2地区の学校の子どもたちは衛生教育を受けたことがなく、頻繁に下痢やコレラなどの病気に悩まされているとのことでした。
では、学校で衛生教育授業を開始し2ヶ月が経過した今、子どもたちの衛生知識・態度・行動に変化はあるのでしょうか。

今回は、衛生教育授業を受けている子どもの保護者から頂いた感想をご紹介します。

写真 アリフさん (バグラム地区アジズ・ラーマン・シャヒド男子中学校に通学する子どもの父親)
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「5年生の息子が、ある日を境に衛生教育について話すようになりました。安全な飲料水や清潔な水源、そして手洗いなどについて、その大切さを教えてくれます。息子はもちろん、私自身もこれからも沢山学んでいきたいです。

私が知らなかったことを、息子が医者のように教えてくれることは、とても嬉しいです。今では家族全員で、息子が教えてくれたことを実践しています。私の家族のように、子どもが学んだ衛生知識が家庭にまで浸透すれば、より良い効果がみられると思います。
このような衛生教育授業を実施して下さり、大変感謝しています。」

7月 12, 2012 衛生教育 |