イスラマバード出張
東京本部でアフガニスタン・パキスタン事業を担当している安藤怜子です。
6月1日~6月7日にかけて、海外事業部部長と共にイスラマバードへ出張をしてきました。今回はその出張中の様子をお伝えします。
JENのアフガニスタン事業は、治安上の理由から国際スタッフがアフガニスタン国内に駐在することができない為、国際スタッフ4名はパキスタンの首都・イスラマバードに駐在し、遠隔管理をしています。
アフガニスタン国内には首都カブールとパルワン県のチャリカ地区の2箇所にJENの事務所があり、現地スタッフが事業活動を実施しています。今回はそこから3名の現地スタッフをイスラマバードへ呼び寄せ、ミーティングを行いました。
ミーティングでは、主に今後のアフガニスタン事業戦略と、治安対策について話し合いました。JENが現在活動しているパルワン県は比較的安全とされていますが、残念ながら治安改善の兆しは見えず、慎重に活動を進める必要があります。
大きな地図を広げ、今後どの地区にどの順番で進んでいくのか、どのように移動をするのが安全か、来年(2013年)はどこに拠点を置くべきかなど、真剣に話し合いました。
国際スタッフが現場を訪問することができない中、現地の様々な情報を共有してくれる現地スタッフは、本当に頼もしい存在です。
お昼は同じくイスラマバードに集合したパキスタン事業の現地スタッフも一緒に、事務所近くのレストランでパキスタン料理を堪能しました。
アフガニスタン事業の成功には現地スタッフ・国際スタッフ・本部スタッフの連携が不可欠です。頻繁に会って話し合うことはできませんが、より良い支援を行う為に、それぞれの場所から最大限の努力をしていきたいと思います。