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2011年3月17日 (木)

スタッフの自己紹介とアフガン農業についてのトピック

110317_jumadar 私はジュマダルと申します。1958年ジャララバード市に生まれ、チャパルハール高校を1977年に卒業しました。高校卒業後、カブール建設技術工科大学で学びました。1982年に同大学を卒業し、その後29年間、種々の企業のエンジニア部門に勤務しました。そして2011年2月20日より、アフガニスタン・パルワン事務所において、ジェンのスタッフとして勤務しております。

アフガニスタンの農家の様子

アフガニスタンの農業には昔ながらの農法が今も広く残っております。アフガンの農家は、どんな土地が農業に適しているか知らない状態です。また、どんな水が灌漑に適しているのかの知識、植物ごとの季節の適性についての知識も、あまりありません。さらに、農地ごとの養分組成とそれに適した作物種についての知識も乏しいのです。種を地中どれほどの深さに埋めるのか、いつ灌漑を行うか、2000平方メートルの農地にどれほどの数量の種子を播くべきか、といったこともよく知りません。

しかし農業部門は、国内および国際的な支援の協働により、日々発展をとげつつあります。

近い将来、アフガニスタンの農業が、よりすぐれたシステムとエキスパートたちによって発展していくことが、私たちの望みです。

ジュマダル

3月 17, 2011 事務所・スタッフ |