2011年へ向けて
2010年も残すところあと1ヶ月ほどになりました。
これまで、パルワン県サラン地区24校でゆめぽっけの配布を終了しました。また同県チャリカ地区では、孤児院の厨房の修復が完成しました。
昨年12月に開始した、チャリカ地区7校での給水施設の設置・衛生施設の改善・衛生教育事業も、予定通り進んでいます。
8月で、全ての給水施設と衛生施設の設置と修復工事は終了しています。そして、現在は、対象校の一つである女子校で外周壁(学校の周囲を囲む壁)の修復工事をしていますが、それも今週中には完成予定です。
衛生教育授業は、5月から各学校で実施してきました。そのモニタリングもあと半月で終了します。これで、本年度の事業は全て終了します。
昨年よりも更に治安が悪化しているアフガニスタンでの事業運営でしたが、大きな問題に阻まれることなく、無事に終了しようとしています。
2011年からは支援事業の規模が大幅に拡大し、国際スタッフと現地スタッフも増員され、パワーアップします。学校に安全な飲み水が飲める給水施設と清潔なトイレを設置し、子どもたちに衛生教育を実施します。また極寒の冬のテントの中や夏の炎天下の屋外で勉強をしなくてすむように教室の増築をするなど、学校の環境全般を整備・改善する支援を継続して行きます。
みなさま、引き続きご支援いただけますよう、どうぞよろしくお願いいたします。